仕手株情報の嘘と真実、投資顧問の嘘と真実 仕手株情報と投資顧問情報のまとめ

話題のテーマ株

話題のテーマ株は、株価に影響するその時々の株式投資テーマに沿って、今が旬な投資セクターの記事を書いています。テーマ株は旬が過ぎた後も同セクター企業の材料等によって再度物色対象となる場合があるので、連想買いや思惑買いをして儲けを出すことも可能です。

話題のテーマ株の一覧

【6620】宮越ホールディングス

(不動産関連銘柄・中国関連銘柄)

宮越ホールディングスは旧クラウンとなる。家電の大手だったが、今は昔。自社開発のテレビなどが不振となると、中国製の家電の販売を行っていたがその後撤退。

この時の知見を活かし現在は中国深センの再開発事業が事業の柱となっている。工場跡地で展開する不動産の賃貸事業だ。

PER41倍となるも、PBRは1.45倍とそこまでの過熱感はない。現在すすめる再開発事業が軌道に乗れば面白いといえるだろう。一方で、実態が不透明な企業への貸付も多く、バランスシートが適正なのかは疑問が残る。その点はリスクだろう。

さて、本日決算発表となっている。決算の数値は精査していないが、来週からの動き出しと考えている。これに関してはの情報は勉強会「金の四方山話」にて掲載しておくので気になる方は見ておいて欲しい。

オープンチャット「仕手株まとめの勉強会「金の四方山話」」

【6814】古野電気

(グローバルニッチ関連銘柄・教育ICT関連銘柄)

昨日に続いてグローバルニッチ関連の銘柄となる。

古野電気は世界で初めて魚群探知機を実用・商用化した事で有名な会社だ。魚群探知機に使われるソナーや電子機器技術のノウハウを活用して現在は無線通信設備やGPS、医療などにも進出している。

最近の株価高騰は教育ICTの側面がある。政府が打ち出す「GIGAスクール構想」の元で無線LAN・ハンディターミナル事業が好調になるのではないかとの思惑で上昇した。

1月14日には決算を発表。内容は下記の通り。

「2021年2月期(第70期)第3四半期報告書」

「2021年2月期 第3四半期決算説明資料」

2021年2月期通期連結業績予想の修正に関するお知ら

事前に期待感から短期筋によって大きく買い越されていた事の反動売りと本業の船舶事業の減収減益が嫌気され、俗に言う決算出尽くしで株価は下落となった。

ただ、その後は1100円台で株価は下げ止まりを見せ反転。現在は概ね25日移動平均線及び75日移動平均線まで回復してきている。この水準でPER10倍台、PBR0.8倍台と割安な水準となる。時価総額350億円ながら、手持ち現金等は116億円ほどとキャッシュリッチな会社というのも見逃せない。

ここからの株価の展望を考えた時、教育ICTやギガスクール構想関連として市場のテーマに乗ることも大事だが、本業の業績回復が重要となる。その本業に関しては今年に入ってから中国・韓国・日本と造船大国で新造船受注のニュースが頻繁にでてきている。この事を考えると今後同社の業績にプラスに働くのではないかと考えている。

同社も同様の考えのもと業績は上方修正を出しており、まだまだ株価の上昇余地はあるように思われる。今後の展開に期待したい。

 

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【3891】ニッポン高度紙工業

(グローバルニッチ関連銘柄)

ニッチとは隙間の意味となる。ニッチな産業というと、スキマ産業という事になり市場規模が小さい産業となる。そのため、売上を右肩上がりで伸ばしていくのは難しい事業だ。逆に言えば、ニッチな産業はその市場規模が小さい為参入企業も少なく、一定水準の技術力があればトップシェアを奪う事ができるというメリットがあり、利益率を高める事ができる。

グローバルニッチとは、スキマ産業でありながらも国際展開を行っている市場の事となる。国内事業だけではニッチ産業故に売上の上昇は見込めないが、市場を世界に広げる事でニッチながらも売上が伸ばせる。もちろん、その分国内水準で収まらない世界企業に打ち勝つ技術水準が必要となる。

さて、ニッポン高度紙工業は電気絶縁用のセパレータ専業となる。まさにニッチ事業に特化している。その分、アルミ電解コンデンサー向けはほぼ独占しており、世界市場でも6割のシェアと高水準となっている。またリチウムイオン電池向けの事業も行っており、こちらは昨今の脱炭素やEVの流れを受けて需要が旺盛となっている。ニッチな事業であるも、大元の電池需要が伸びれば当然同社の売上にも貢献する事になる。

2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

これは1月29日に発表した3Qの決算発表となる。前年同期比に比べて売上高は18%増の113億円、営業利益は172%増加の19億円、純利益は146%増加の13億円と大幅な増収増益となっている。これは先程述べた電池需要が旺盛な為だ。配当も2円増配としており、新型コロナの影響で減益予想だった市場からは好感をもって受け止められている。

今後EVや電池、脱炭素関連銘柄はその市場テーマ・期待で資金が入る段階から、実利に反映されるかの時期に入ると私は考えている。いくら国策と言えども実際の利益に反映されない企業はその期待感で資金が流入した分、株価は反落するであろうし、逆に利益に買えられる会社はその流出資金の受け皿として株高の恩恵を受けるだろう。

同社の株価の動きを見ると、決算発表後の動きはさほど大きくなかったもののその後に出来高を伴って3000円という節目を突破。直近高値を抜けた事で上昇波動入が考えられる。その後は、下値目処とかわった3000円を下抜ける場面では買われる動きとなり本日大幅高となっている。2月頭の出来高の推移はつまりはこの高値水準から買いを入れた大口がいると推察される。そこが利益確定に走れるだけの株高もしくは出来高増加とあるまでは期待が持てるだろう。今後の株価推移に期待したい。

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【6804】ホシデン

(任天堂関連銘柄)

ホシデンはマイク、スピーカー、コネクター、ジャック、スイッチなどを製造する会社だ。スマートフォンやタブレットなどに多く組み込まれる部品という事で韓国などのスマートフォン向けメーカとの取引が多い。

また、任天堂スイッチなどに採用されている事で任天堂への依存率が高い事でも有名だ。売上高の5割弱を占める状態となっている。ただし、利益率が低く今後の会社成長への課題となっている。

そのため、車載向け部品など好採算向けの部品開発に注力しているが、新型コロナの影響や半導体不足により自動車生産が停滞と報じられて株価は軟調に推移してきた。

ただし、任天堂が好決算を発表。さらには自動車生産の回復により自動車各社が好決算をだしている事から現在見直し買いが進んでいる。今月に入って10%程の急進。ただ、それでもPER7倍台、PBR0.5倍代と過熱感はない。

他方、リスク面を考えるのであれば利益率の改善が進まない場合だ。薄利多売の事業構造によりROEは来期7%代に低下する。これではファンドや機関投資家が買い増しをする理由が減ってしまう。対策としては自社株買いや配当増などがある。手元現金等は626億円と時価総額700億円に対して多すぎる。この遊行資産の活用ができればさらなる株価の上昇も見込めるだろう。

決算発表は本日を予定している。この所好決算を出している企業の株価はギャップアップ後も順調に株価を伸ばしている。安全にいくなら決算またぎのギャンブルをする必要もなく、好決算がでた場合に追随すれば良いだろう。上述の通り資本政策に変更があれば上昇してからの買いでも遅くはないと考える。

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【1820】西松建設

(大量保有報告書)

西松建設は準大手のゼネコンとなる。ダムやトンネル工事などに強く、名門。香港・シンガポールなどで実績を多く持つ他、ダム・トンネルの土木に関しては大手と遜色のない企業だ。一方で政治家への献金問題などコンプライアンス体制の問題が残る。これに関しては土木会社の伝統といっても過言ではないのであまり気にしなくても良いと思う。

さて、同社は時価総1400億円ほどに対して、450億円ほどの現金を保有するキャッシュリッチな会社だ。業績は比較的安定しており一株益は340円程。PERは7倍台でPBRも0.7倍台と割安となっている。

同社に関しては旧村上ファンド系列が買い増しを行っている事でもしられている。巷ではその他村上ファンド系列が買い増しをすすめている、大豊建設や東亜建設工業、浅沼組などとの合併が囁かれているが、真偽の程は定かではない。

もちろん、規模の利を活かすための合従連衡は企業が生き残りを模索する為には視野にいれなければならないものだがムラ意識の強い建設業界はそう一筋縄ではいかないだろう。一方で、キャッシュリッチな点を考えれば配当増額という事は考えられる。もし、今後も買い増しを続け発言力を高めるならその点は思惑が膨らむだろう。

今後の菅総理大臣発言で国土強靭化が語られるたびにテーマとなる可能性もあるので注目はしておきたい。そもそも、最近では出遅れているバリュー株に資金が循環してきているのでその点も注目だ。

他方、急ピッチな上昇となっている事や決算を控えている事も注意だ。特段決算については調べていない。決算などで下落した場合は25日移動平均線を下値目処で投資をしてみるのも面白いだろう。

 

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【2768】双日

(決算発表)

双日は日商岩井とニチメンが2003年に経営統合して発足した総合商社だ。営業収益順でいくと、業界7位。

強みはボーイングの代理店として航空機材となる他、木材・肥料など資源に強みを持つ。また、炭鉱権益も保有している。現在成長著しいベトナムへ早期から進出しており、同国での事業が堅調。

さて、同社は本日決算を発表した。

2021年3月期 第3四半期決算短信[IFRS](連結)

新型コロナによる影響で伸びたのは医療や生活基盤などのセグメントとなるが、資源や航空機・自動車の減益が大きく決算内容は芳しくない。

売上高は3Q累計で前年比12%減の1兆1596億円、税引前利益で48%減の240億円、純利益は7%増の225億円となっている。配当は想定の10円を据え置いている。

一方で来期の見通しとしては自動車などの回復を見込み、コロナ前の水準を回復する事を想定しているようだ。

さて同社のPERは10倍台、PBRは0.5倍台と五大商社に比べてでおくれている。ウォーレン・バフェットが投資対象とした五大商社は資金が流入したものの、同社には投資対象から外れた為だ。

テクニカル的にみると、250円が上値として意識されて底練りを続けてきた。本日は決算前に257円をつけるなど、この水準を上抜けてきている。今回の決算発表でアク抜けとなれば、月足・週足・日足と抵抗線を抜けてくる事になり、割安株としての見直しが進む可能性がある。この場合は月足から考えると300円を回復となってもおかしくはないだろう。

実際、決算を受けても買いが先行している。終値までは確認してみるべきだが、テクニカルとしては買いサインと個人的に考えている。

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【3689】イグニス

(婚活関連銘柄・医療関連銘柄)

イグニスはスマホアプリの企画開発を祖業とする会社だ。だーぱんシリーズで市場開拓しその後スマホゲームの「ぼくとドラゴン」がヒットした事で大きく収益が伸び上場するに至る。

その後収益の柱ば見いだせず株価は低迷しているが、婚活マッチングアプリの「with」が成長。収益の柱へと育っておりエンターテック(エンターテイメントとテックの融合)事業への投資を加速している。

エンターテック事業に関しては自社のIPによるチャネルが増えるなど順調ではあるものの、新型コロナの影響で各種イベントが頓挫し収益を圧迫。だが、コロナの落ち着きとともにイベントを増やす予定だ。また、子会社のパルスが開発している仮想空間SNSで「ヒプノシスマイク」がVR BATTLEを実施するとしており話題を集めている。他社のIPの活用で集客が伸び、エンターテック事業の投資が回収できれば今後業績の急回復が見込めるだろう。

というよりも、エンターテック事業をやめれば同社の収益利は一気に改善し大幅な黒字に転じる。エンターテック事業が17億円の赤字を出している為に、営業赤字は2億3千万となっている。だからこそ、人気IPの参入は株価へ影響する結果となった。

ヒプノシスマイクのバトル実施のIRを受けて1月25日には株価は大きく上昇し1937円まで上昇。その後は期待先行の動きから一転し株価は下落。利食い売り優先の動きとなっている。ただ、200日移動平均線を目処に株価は下げ止まりを見せ、本日反騰。2020年11月からの底練りからの上昇であり、1月25日高値を更新する事になれば上昇波動が明確化するだろう。

 

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