【1382】ホーブ(農業銘柄・震災復興関連銘柄)
情報公開日:2019年10月17日
【1382】ホーブ
(農業銘柄・震災復興関連銘柄・思惑銘柄)
花卉や食用ユリを中心としたバイオ苗を提供する事業を祖業とし、その後は四季成性イチゴ(ベチカ・セリーヌなどの品種で発芽できる条件に日照時間の長短や低温などが必要ないもの)を中心に品種の育成や卸を行っている会社だ。
台風19号が各地に甚大な被害を及ぼしている、特にハウス栽培が主流のイチゴ生産ではハウスの倒壊や浸水による被害が深刻だ。「農業被害39億8千万円 イチゴ深刻、全体の5割 栃木県内」この記事によると栃木県のイチゴの被害は約20億円となっている。
栃木といえば「とちおとめ」の品種が有名で、その生産量は24,900トン。産出額は271億円と日本一を誇る。その栃木のイチゴ被害が深刻だという事で、台風の影響がなかった北海道にイチゴ農園をもつホーブに思惑が広がっている。
本日は300円高の1326円、ストップ高比例配分での大引けとなっている。買数量70万株オーバーとなっており、明日以降も買いが優勢になる可能性が高い。
ただ、本日のストップ高水準でもPER12倍台と割高感が強い訳ではない。現状の買い向かう資金は連想ゲームによるマネーゲームとして一過性のものになる可能性も否めないが、復興関連としてのテーマにのり思わぬ大化けをする可能性も秘めているものだろう。
なお、昨日の段階でテーマを見極め、独自の視点からホーブを推奨していた株マイスターの情報提供には敬意を表する。
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