【7513】コジマ
(踏み上げ期待銘柄)
前回の記事にて踏み上げ期待となっているとご案内した。
記事を掲載したのが11月13日のお昼だったので、後場始値の712円からエントリーしたとして考えていこう。エントリーしたならば次に決めないといけないのが損切りと利確のポイントとなる。(本当はどちらもエントリーのポイントで決めておこう。)損切りについては、前回記事で案内した通り25日移動平均線割れやBOX圏に逆戻りした時である。
では利確のポイントは?となる。本日高値739円となり27円幅の3.79%上昇。たったこれだけだが、「含み益がなくなってしまったらどうしよう」と思う人は多いらしく、どこで利確すれば良いのか?という質問が非常に多い。ここからはテクニカル主体で案内するので参考にして欲しい。
今回紹介するのは一目均衡表の値幅論などで用いられるものだ。ここではN計算値とE計算値などがある。
N計算は上昇幅等倍の数値を押し目から計算する。E計算は上昇幅等倍の数値を前回の高値から計算する。次の高値をDとすると、それぞれの計算は次のようになる。
N計算値
(B)703円-(A)497円+(C)654円=(D)860円
E計算
(B)703円-(A)497円+(B)703円=(D)909円
実際にはV計算もあるしNT計算もある。その他様々な目標値の計算方法がある。勿論、ファンダメンタルからアプローチしても良いだろう。今回は需給面から踏み上げを想定しての相場なので、単純に値幅を求めてみた。もっと、倍率を操作すると青天井の好きな目標値まで計算する事もできるが、机上の空論でいくら楽しんでも仕方ないので、良く用いられるものを使った。
さて、以上の計算を用いるならば、850円辺りから売り上がり900円頃には全てを売却するとうのが方針となりそうだ。こう書くと、850円まで握りしめます!という輩が絶対に一人はでてくるのだが、私としては好きにして欲しいとしか言いようがない。
閑話休題
つまりは踏み上げ相場に今後本格的に入るならば今はまだ初動の段階である。一方で踏み上げる為の燃料である空売りの残高の推移も見なければならない。上記のような単純式だけで株価が動くのあれば世界中の人がお金に苦しむ事はなくなる。そこには留意をしつつ取り組んで欲しい。
投資顧問会社への最新クチコミ