【3681】ブイキューブ
(教育×ICT関連銘柄(edtech))
WEB会議などのコミュニケーションサービスを提供する会社だ。テレワークやwebセミナーのコンサルなども行っており、働き方改革関連としても注目された会社だ。PERは37倍、PBRは4倍とやや割高と感じるが、ROEが13%、来期は22%と資本効率の良さから評価されている点を考えればPERの高さは妥当だろう。
政府はICTの活用を国策としており、「ICT成長戦略」を掲げている。また、最近では子供一人にパソコンを一台提供すると首相が答弁し、プログラミング教育を含めたIT教育が株式市場の中では大きなテーマとなっている。
それに対し、同社は「ICTを活用した代表的な教育形態であるアクティブラーニングは、「実際に行動しながら思考する」「意見交換をしながら解決策を生み出す」「応用問題に取り組む」「情報を再構築してより理解しやすくする」」として、積極的に事業化している。
上記リンクでも確認できるかと思うが、一人一台のパソコンを持つ事で、1対Nの一斉授業をオンライン化したモデルなどが今後伸びる可能性がある。
直近決算は冴えない内容だったものの、このような新分野が業績に寄与する事になれば大きな動きを見せるのではないだろうか?
チャートを見ると、教育ICT関連が市場のテーマとなると共に株価は上昇している事がわかる。本日は小安い状態となったものの、直近高値でネックとなりそうな614円まであと10円強まで迫っている。
現状からテーマ性に乗り、この高値を超えるような事があれば追随買いする事で投資妙味もあるだろう。
一方で、底打ち反転から急ピッチに株価が上昇した事や7月高値からのやれやれ売がでる可能性もある。この場合は押しを入れる事になるだろう。追随買いに備えつつも差し込んだところは拾いたい銘柄だ。いずれにしても注目はしておきたい。
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