【5901】洋缶HD
( 電池関連銘柄関連銘柄)
東洋製罐グループホールディングスは1917年創業。社名の通り缶を製造する会社として生まれた。その後は、業績を伸ばし現在は飲料缶や缶詰などでトップシェアを誇る会社となっている。シェアは圧倒的で、今このページを呼んでいるあなたが手に持っているペットボトルや缶は同社のものかもしれない。
主力事業はもちろん、飲料缶や包装容器となるが、その他にも機能性の材料にも進出している。自動車部品材料や電池材扱う鋼板関連事業、磁気ディスク用アルミ基板など機能材料事業もあつかっている。売上高こそ少ないが、自動車関連部品や電池素材に関しては今後伸びしろのある分野だろう。
。基本的にはサイボウズが提供する「キントーン」と呼ばれる業務アプリの拡張昨日を提案していると考えてもらえればわかりやすいだろう。
5月14日に決算を発表したが、減収となった。ただ、コロナ禍の影響であり構造的な問題ではないのであまり気にする必要はないだろう。配当は増配となり、現在株価で3%ほどの利回りとなっている。
さて、現状のPERは16倍台、PBRは0.4倍台となる。利益剰余金も多く、現金保有の多い会社となる。現金保有は1180億円、対して時価総額は3000億円ほどとなる。そのため、ROEが高いといえず、資本効率の改善が今後の課題となるだろう。
そのため、オアシスマネジメントが株主提案を行い株価は急騰。これにより、株価は年初来高値を更新し高止まりしている。これまでの保守的な配当から配当性向を見直し大幅に引き上げている事を考えると、オアシス関連の大量保有などが今後でてくるのではないかとの邪推が働く。
ただ、そのようなものを抜いたとしてもテクニカル的には年初来高値更新で短期的には高値追随する場面だろう。今後の株価には注目をしておきたい。
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