【4058】トヨクモ
(クラウド関連銘柄)
トヨクモはビジネス向けのクラウドサービスを行う会社で9月に上場した会社だ。もとはサイボウズの完全子会社として2010年に設立。その後はMBOを行ったが現在もサイボウズは11%を保有する大株主として友好な関係を継続している。
事業内容は主にサイボウズのクラウドサービス「KINTONE」周りの開発と安否確認サービスとなる。この安否確認サービスが好調で「【2年たらずで倍増】安否確認サービス2の利用社数が2,000社を突破」となっている。新型コロナの影響で台風や地震といった災害のみならず、コロナ対策の周知徹底やアンケート機能を活用した検温登録などで需要が増大したようだ。ストック型ビジネスとして今後の売上拡大が期待されている。
実際業績も好調で、3Q累計の経常利益は1.5億円となり、通期計画1.8億円に対する進捗率は82.6%となっている。上方修正の期待が高まる上に月末には1対2の株主分割が控えている。
これは同じく直近で株式分割を行っている日本情報クリエイトの記事だ。この中でも指摘しているように株式分割で「単元当たりの投資金額が30万円以下になれば、手頃感から買いが膨らむ可能性がある。」
実際、日本情報クリエイトは記事掲載から20%近く上昇した。需給面を考えるとトヨクモにも注目だろう。
また、余談ではあるが株エヴァンジェリストが推奨時に「調査系筋の評価が非常に高い」と思わせぶりな発言をしている。気になる方は聞いてみると良いだろう。株価は現在上昇中で、仕手化するかもしれない。
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