【2315】カイカ
(仮想通貨関連銘柄・暗号資産関連銘柄)
12/20(木)は仮想通貨関連銘柄に注目したい。
日本経済新聞が「金融庁は19日、仮想通貨交換業者のコインチェックを改正資金決済法に基づく登録業者に認める方針」であると報じた事で、注目を集めている。
コインチェックは2018年1月に約580億円分の仮想通貨が流出した事件で大きな話題となったが、ようやく内部管理体制が改善したと金融庁から判断されたようだ。
仮想通貨と言えば、2018年12月17日に菅官房長官が「仮想通貨」から「暗号資産」への呼称変更を示唆した。これは「通貨」という呼び方が法定通貨との間で誤解を生みやすい点と、世界的に「暗号資産」の呼び方が主流である事から、日本でも足並みを揃えた呼び方に統一する方針としている。
現在金融庁の研究会が仮想通貨市場に関する新たな法整備へ向けた議論を進めており、一部報道では2019年の通常国会に提出される見込みとなっている。「仮想通貨」から「暗号資産」への呼称変更を含め、ICO規制やレバレッジ規制などの法整備を整える予定で、これが施行されれば、仮想通貨市場はようやく健全化される形となるかもしれない。
カイカはフィンテック関連のシステム開発を手掛ける企業だが、親会社【3807】フィスコは仮想通貨交換事業「Zaif」を譲り受けている。またカイカは12月19日大引け後に決算を発表し、19年10月期は6億3000万円に急浮上する見通しとなっている。
少し中長期的な視点とはなるが、2019年は仮想通貨業界に大きな変革が起きるかもしれないし、関連銘柄をチェックしておく事が肝要かもしれない。
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