【3689】イグニス
(婚活関連銘柄・医療関連銘柄)
イグニスはスマホアプリの企画開発を祖業とする会社だ。だーぱんシリーズで市場開拓しその後スマホゲームの「ぼくとドラゴン」がヒットした事で大きく収益が伸び上場するに至る。
その後収益の柱ば見いだせず株価は低迷しているが、婚活マッチングアプリの「with」が成長。収益の柱へと育っておりエンターテック(エンターテイメントとテックの融合)事業への投資を加速している。
エンターテック事業に関しては自社のIPによるチャネルが増えるなど順調ではあるものの、新型コロナの影響で各種イベントが頓挫し収益を圧迫。だが、コロナの落ち着きとともにイベントを増やす予定だ。また、子会社のパルスが開発している仮想空間SNSで「ヒプノシスマイク」がVR BATTLEを実施するとしており話題を集めている。他社のIPの活用で集客が伸び、エンターテック事業の投資が回収できれば今後業績の急回復が見込めるだろう。
というよりも、エンターテック事業をやめれば同社の収益利は一気に改善し大幅な黒字に転じる。エンターテック事業が17億円の赤字を出している為に、営業赤字は2億3千万となっている。だからこそ、人気IPの参入は株価へ影響する結果となった。
ヒプノシスマイクのバトル実施のIRを受けて1月25日には株価は大きく上昇し1937円まで上昇。その後は期待先行の動きから一転し株価は下落。利食い売り優先の動きとなっている。ただ、200日移動平均線を目処に株価は下げ止まりを見せ、本日反騰。2020年11月からの底練りからの上昇であり、1月25日高値を更新する事になれば上昇波動が明確化するだろう。
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