来週(2025年3月17日~3月21日)プロの投資家が注目すべきポイントを以下にまとめたぞ!
1. 日銀金融政策決定会合とFOMCの開催
3月18日から19日にかけて、日本銀行の金融政策決定会合と米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されます。市場では、どちらも政策金利の現状維持が予想されていますが、トランプ政権の関税政策によるインフレリスクが指摘されており、FOMC後のパウエル議長の発言内容には注意が必要だ。
2. 為替市場の動向
日米の金融政策発表後、為替市場が大きく変動する可能性があります。特に、ドル円相場の変動は輸出関連企業の業績に影響を及ぼすため、注視が必要と言えるだろう。
3. 大型IPOの影響
3月19日に予定されているJX金属の新規上場は、約4,300億円規模と非常に大型。これに伴い、非鉄金属セクターでのリバランスが発生する可能性があり、関連銘柄の動向に注意が必要と言えるだろう。
4. 米国の経済指標発表
3月17日に2月の小売売上高、3月18日に3月のZEW景況感指数、3月19日に2月の消費者物価指数(CPI)の発表が予定され。これらの指標は米国経済の先行きを占う上で重要であり、日本株式市場にも影響を及ぼす可能性がある。
5. 配当・優待権利取りの動き
3月末の配当・株主優待の権利取りを見据えた個人投資家の買いが期待されるが、特に高配当利回りの銘柄や優待内容が充実している企業への注目が集まる可能性がある。
来週の相場のまとめ
来週は、日米の金融政策発表や大型IPO、米国経済指標の発表など、市場に影響を与えるイベントが多数予定され、これらの動向を注視し、慎重な投資判断が求められる。
今回は日銀は利上げを見送ると言ってるが、為替市場の動きは特に注意しながらが良いだろう。
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