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EV関連銘柄

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【6619】ダブルスコープ

(リチウムイオン電池関連銘柄,EV関連銘柄,脱炭素関連銘柄

東証プライム上場、リチウムイオン電池の政局材と負極材を絶縁するための必須部材であるセパレーターの専業メーカー。生産拠点を韓国に置く。

世界的にエコや環境保全に意識が高まっており、自動車業界でも電気自動車(EV)の普及が加速するとみられる。

EV自動車に欠かせないリチウムイオン電池部材を手掛けている銘柄というテーマ性もだが、同社の株をSBI証券が300万株を上限に取得するとの発表で買いを発表などの下支えの思惑から株価は急騰。

さらに韓国子会社の韓国証取株式上場に関する概要を発表、同子会社は25年までに営業利益率30%を超えると見込んでいるとの事などもあり、右肩上がりの上昇を続けていたが、短期的に急騰していた反動もあり利益確定売りが入って下落。

その後、韓国コスダックに上場予定だった子会社が延期を発表した事で株価は大暴落となった。個人投資家人気の高い銘柄からも投げ売りが殺到したが、売り一巡後は急速に株価は反発して再び2000円到達となった。

信用買い残も減って需給面も良くなった同社は、まだ伸びしろは高いと見る。

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【5992】中央発條

(自動車関連銘柄)

同社はトヨタ系列の自動車部品メーカーで、主にバネとコントロールケーブルを手掛けている。バネとしてはシャシーに主に使われ、サスペンション用のコイルばねやロールを抑えるためのスタビライザーが主製品となる。EV関連としては、EV用の充電ケーブルしか発信がないが、もちろんEV車でも上記のサスペンション類は必須なものである。

業績を見てみると、自動車各社の減産の影響をすでに織り込んでいる事や費用低減のための取り組みが功を奏し、4月27日には「2021年3月期連結業績予想値と実績値との差異に関するお知らせ」を発表。前年比は減収減益ながらも、通期予想は上方修正された。また合わせて発表された「2021月期決算短日本基(連結)」によると、今期の業績予想を売上高12.9%増の843億円、営業利益を169.7%増の34億円、純利益100.2%増の25億円、一株益100.32円としている。これにより、PER12倍台、PBR0.53倍となっている。

直近では「2021年5月27日 「中発グループGlobal Vision 2025」および「中長期経営計画(2021-2025年度)」策定のお知らせ(PDF 151KB)」としてSDGsへの取り組みとしてEV関連への製品開発を発表、「主要製品シャシばねで新規受注獲得」では新たにホンダやマツダなどに同社製品が採用されたと発表。

株価はこれらを好感して高騰。とは言え、現在株価でも上述の通りまだまだ割安な状態である。さらには、売残15万8400株、買残5万500株と売長の状態となっている。このくらいの枚数であれば踏み上げ大相場というほどの枚数ではないが、今後押し目があった場合や売り残が膨らむようなら注目しておくと面白いだろう。

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【6470】大豊工業

(EV関連銘柄)

大豊工業はトヨタ系列の自動車部品メーカーとなる。主な商品はエンジンベアリングなどの軸受部分となる。その他、ガスケット、アルミダイカスト製品、排気ガス再循環バルブ、バキュームポンプ、精密金型なども手掛けている。利益は原材料の市況、つまり銅やアルミ価格に影響される事が多いが、販売の7割はトヨタとなるので売上自体は安定している。

特徴としては主力商品が軸受という事で、今後進むであろう自動車のEV化への影響が少ないと見られているという点だ。もっと言えば、軸受に関してはEVであろうと水素であろうとおよそ動力を伝達して回転運動を起こすものであれば必須の部品である事から、今後内燃機関が電気に置き換わる過程で販売台数が伸びればそれはそれで優位性が保てるだろう。

直近の業績を見てみると、2月1日に「業績予想の修正に関するお知らせ」を発表。前年より減収減益ながらも直前予想から売上高50億円増の920億円、経常利益5億円増の8億円、純利益2億円増の3億円、一株益10.34円という数値となった。その後本決算を発表し、着地は概ねこの数値だったものの、来期予想を売上高1010億円、経常利益36億円n、純利益28億円、一株益96.51円の予想を開示した。

株価の推移を見てみると上方修正時には大きな動きはなかったものの、トヨタの業績が好調な事から同社にも業績回復期待が先行し、3月上旬から上昇基調に。その後、本決算発表でこの期待は証明されたものの期待先行で上昇した分、その後は出尽くしで下落となっていた。

ただし、PER10倍台、PBR0.4倍台という割安さから再度動意となっている。昨日は大きく値を伸ばし25日移動平均線及び75日移動平均線を上抜けた。テクニカル的には今後の上昇に期待が持てる格好だろう。今後の動きに期待したい。

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【7315】IJTT

(電気自動車関連銘柄)

IJTTはいすゞ参傘下の自動車部品会社となる。アイメタルテクノロジー・テーデーエフ・自動車部品工業の3社が合併して2013年に誕生した。主力はシリンダーヘッド、ブロックなどのエンジン部品やプロペラシャフトとなり、建機などの産業用エンジンの組み立て委託も行っている。売上の7割をいすゞに依存しており、筆頭株主もいすゞで41.2%を保有している。何の為に上々しているのか不明とも言える企業だ。

同社は四季報によると産業用エンジンの組み建てはいすゞのトラック販売・製造が持ち直した事で繁忙。更には、電動エンジンの開発を加速させており人材を積極採用している。背景にはトヨタといすゞが小型トラックの分野で電動化をすすめる事で提携している事が背景にあるだろう。商用車のEV化は耐久性の問題などもあり進みが遅れており、トラックに強みをもついすゞとともにこの分野でシェアを獲得したい考えだ。

また、同社は21年3月期の連結経常利益は前の期比78.6%減の14.7億円に落ち込むものの、22年3月期は前期比5.3倍の78億円に急拡大する見通しを示し、配当も前期の年間配当を8円から10円に増額して今期も前期比10円増の20円と大幅増配を発表している。

さらに、現在値でもPER6.86倍、PBRをは0.5倍台と割安な水準だ。PERに関してはEV化促進とその動向。また、半導体不足による減産があった場合には影響が大きくブレがでるだろうが、PBR0.5倍には注目したい。

簡単に言えば、東亜石(5008)と同じ状況だ。売上のほとんどを親会社に依存、そして解散価値を下回る水準で株価が推移しているという事はまったく上々している意味がなく、逆に言えば完全子会社化した方が親会社は儲かる。

さて、株価の動向を見てみると株価は順調に右肩上がりを続けている。浮動株も少ない事から、買わればあがりあがれば買われると言った展開になっているだろう。昨日大きめの上ヒゲとともに出来高を伴った。この場合、一旦天井をうつ可能性があったが、本日も大きく上昇。出来高は昨日の3分の2以下にも関わらずとなっている。

出来高減少にもかかわらず上昇するのは売り枯れとなっている可能性が高い。連騰しているだけにどこかで調整する可能性はあるが、こういった銘柄は目をつぶっていくしかないだろう。

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【6327】北川精機

(5G関連銘柄・EV関連銘柄)

北川精機はプリント配線基板の成形プレス、FA機械などの中堅企業だ。合板機械製造・販売を目的とする寿製作所として設立され産業機械分野である基板プレスは大型プレスが主力となっている。海外展開も行っており、台湾や中国などへも進出している。

過去には太陽光発電用シリコンウエハのソーラーシステムなどへ参入したが、2012年キャパシタと太陽光発電関連事業から撤退。19年には合板プレス事業も譲渡し成形プレスに一本化。経営資源を集中させ、成長を図っている。

主力は自動車業界向けの炭素繊維強化プラスチック自動積層装置と5G向け銅張積層板プレス装置となる。特に炭素繊維強化プラスチック機に関しては、真空プレスに特徴があり、熱を発しないプレスにて連続整形ができるプレス機を開発している。これにより、自動車生産の生産効率を上げる事ができるとされた。これを某アナリストが注目し推奨した事から株価が急騰した過去を持つ。

さて、同社は2月に「2021年6月期第2四半期連結業績予想と実績値との差異に関するお知らせ」と「2021年6月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」を発表。売上はほぼ会社想定通りの進捗だったが販管費の見直しなどが功を奏し経常利益は29%増の上方修正となった。

これにより一株益は41.9円となり、PERは13倍台と割安な水準となっている。株価も上述の急騰時の775円に迫る勢いとなっている。760円前後が重い展開となっているが、ここを終値ベースで抜けてくるようであれば逆に弾みがつくだろう。

件の某アナリストも月曜には同銘柄に言及すると思われ、提灯が集まれば上抜けに期待が持てるだけに注目しておきたい。

 

 

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【7268】タツミ

(電気自動車(EV)関連銘柄)

6/21はタツミが大きく上昇している。

同社は自動車部品などを手掛けているが、一部メディアで「金属部品に樹脂部品も組み合わせた電動ブレーキ部品の量産化を目指す方針。同じミツバグループで樹脂成形が得意なモミモと連携し、金属加工から樹脂成形まで一貫して手掛ける」と報じられた事で思惑買いが集まっている。

モミモとは新たに樹脂のギアと金属のギアを組み合わせた試作品を開発、大手部品メーカーに提案しているそうだが、金属部品単体の納入に比べて付加価値を高く、利便性向上による納入先の拡大に繋がる可能性が高くなりそうだ。

自動車の電動化が進む事で、タツミでは既に電動パーキングブレーキの金属部品生産を始めているが、樹脂成形まで自社グループ内で手がければ、納入先も樹脂成型を外注する必要が無くなるだろう。

電気自動車(EV)の時代が到来すれば、求められる部品パーツも変わって来る事になる。柔軟に必要とされる部品を提供する方針のタツミは今後も伸びシロがあるかもしれない。但し、2日連続のストップ高と少し過熱気味でもある。火傷しないように気を付けたいところだ。

 

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【6628】オンキヨー

(電気自動車(EV)関連銘柄)

5/31はオンキヨーが大きく上昇しているようだ。

同社は5/30取引終了後、中国の「奇点汽車」ブランドの電気自動車(EV)企業と車載AI向け音声取得技術の提供など、電気自動車(EV)の音分野における提携を発表、これを好材料視した買いが殺到したようだ。

また同日、バイオマス素材「CNF」を採用した高品質スピーカー開発に世界で初めて成功した事も発表し、思惑を呼んでいる。

この「CNF」は鉄の5倍もの強度がありながら鉄の5分の1の質量を実現した、夢の新素材で、強さやしなやかさ、軽さを併せ持った進化したスピーカー振動板の開発に成功した事になる。特に軽量化に関しては車載用や小型ハイテク機器との相性が良く、今後のスピーカーを全く新しいものに塗り替えるかもしれない技術となりそうだ。

何よりオンキヨーは俗にいう小型株・ボロ株だけに一度動意付くと急騰し易い。個人投資家の短期資金が流入する事で更に物色人気も高まりそうな勢いだ。引き続き注目しておきたい。

 

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