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生体認証関連銘柄

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【6457】グローリー

(顔認証関連銘柄・生体認証関連銘柄)

硬貨や紙幣処理機で国内シェア5割を握る大手企業です。パチンコのカード装置やカジノ関連、たばこの自動販売機なども展開しているため、新紙幣がでた場合にやカジノ関連として頻繁に物色される為、眼にしたことがある人も多いあろう。

同社はそれだけでなく、顔認証技術の関連銘柄としても側面も持つ。法務省が実施した「日本人出帰国審査における顔認証技術に関する実証実験」に参加したのは、NEC・Panasonic・東芝・サクサホールディングス、そしてグローリーだ。

グローリー(6457)の顔認証

 

当サイトでは一貫して顔認証技術が次なるテーマになると予測している。そのために、早めに早めに該当銘柄を仕込む必要があるだろう。

NEC・Panasonic・東芝については大型株という事もあり顔認証技術だけで株価が上昇するとは考えにくい。昨日記載したサクサホールディングスについては多少ネタの要素が強い。もし今後市場のテーマに顔認証が目論見通り採用されるなら、本銘柄がその筆頭となるかもしれない。

グローリー(6457)チャート画像

株価は綺麗な右肩上がりを続けている。上のチャートは日足になるが、週足を見ても本年一貫して緩やかに上昇している事がわかるかと思う。ただ、それでもPER19倍と過熱感はない。むしろ売られすぎた水準から見直しが入っている段階といえるだろう。

顔認証がテーマに上がった場合は要注目だ。

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【6675】サクサホールディングス

(顔認証関連銘柄・生体認証関連銘柄)

情報通信機器やセキュリティ機器などを製造販売する会社だ。監視カメラやビジネスホンなどを販売しており、それらのノウハウを組み合わせたホームセキュリティー製品には定評がある。

急激な外国人訪日客の増加に対して入国審査の効率化の為、顔認証システムの導入を政府が決定した際には、関連銘柄として脚光を浴びた。ただし、この話には後述する余談があるので注意が必要だ。

事業者Bの誤拒否率

上記は、訪日外国人の急増に伴い法務省が発表した資料の中のものだ。「日本人出帰国審査における顔認証技術に関する実証実験報告」となる。この中で、誤拒否率の多い事業者Bこそが、サクサホールディングスではないかと掲示板でささやかれた。

この事でサクサホールディングスが貸借銘柄として採用されている事もあり「事業者Bを売れ」と5chで盛り上がりを見せた。つまり事業者Bと考えられるサクサホールディングスを売れという事だ。

サクサホールディングスは現在では顔認証技術の開発に進展がないが上記の経緯から、顔認証技術がテーマに上がるとしばしば物色される。

今後、顔認証が市場のテーマとなると考える当サイトとしてはチェックはしておきたい。

サクサホールディングスのチャート画像

チャートはご覧の通り、8月に底打ちをして依頼緩やかに右肩上がりとなっている。PER10倍台、PBR0.4倍台と投資妙味も高いと言えるだろう。決算発表が11月8日を予定しているので、安全にいくならここを通過してから買い向かうのも一手だ。

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【6627】テラプローブ

(顔認証関連銘柄・生体認証関連銘柄)

メモリやシステムLSI、ウエハなどのテストを行う会社だ。テストプログラムの開発やテストパターンの開発・請負を行う。また、その後の量産までを一貫して行う事に強みを持つ会社だ。

テラプローブ(6627)画像

また、その技術力を生かして顔認証ソフトも開発している。「髪形や表情、成⻑、⽼化、整形、病気、怪我によって⽇々変化しているため、これらに影響を受けず認証するための補正技術」も搭載しており、アルコールインターロック・ドアホン・入退室管理・電子辞書・医療・介護など様々な場面での導入を想定している。

テラプローブ(6627)のチャート画像

チャートはご覧の通り、+1σと+2σの間でバンドウォークをしている状態だ。更に直近高値となる829円に迫る勢いとなっている。今後、この高値を抜いてくるような事があれば、テーマ性もある事から株価の急騰も見込めるだろう。

 

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【3653】モルフォ

(顔認証関連銘柄・キャッシュレス化関連銘柄・生体認証関連銘柄)

スマートフォンなどの組込み機器をはじめとして、様々なプラットフォームにおいて最先端の画像処理技術を駆使した各種ソフトウェアを製品化・販売する会社で、スマホの手ブレ補正やディープラーニングにも強みを持つ。

特に、ディープラーニングでは「SoftNeuro」という世界最速級のディープラーニング推論エンジンを開発しており、画像認識だけでなく音声認識・顔認識にも活用されている。

更に顔認識に特化した「FaceSolid」と呼ばれる製品もある。モルフォ(3653)独自の技術とノウハウを融合したソフトウェアで、顔の大小の変化や逆光等の環境下でも高い検出率を有している。

モルフォ(3653)顔認証画像

市場で顔認証技術がテーマとなった場合にはまっさきに物色される顔認証関連銘柄としての本命銘柄といえるだろう。顔認証系のニュースがでた場合にはまずチェックして欲しい。

20191029モルフォ(3653)チャート画像

チャートはご覧の通り、前回出来高を伴って依頼小動きとなっている。ボリンジャーバンドも収束しているのでそろそろ動きがあるかもしれない。25日移動平均線を超えてくるような事があれば打診でエントリーするのも良いだろう。

【6701】日本電気

(顔認証関連銘柄・キャッシュレス化関連銘柄・生体認証関連銘柄)

同社は言わずとしれたITサービス最大手だ。通信インフラでは国内首位で、官公庁や企業向けに強みを持つ。

生体認証技術にも力を入れており、特に顔認証技術については世界一の精度を自負している。

NEC顔認証画像

昨年買収したデンマークIT最大手のKMD社とのシナジー効果で成長を加速したい考えだ。国内外の空港で顔認証技術を活用した搭乗手続き技術が採用されるなど、実績もでてきている。

上記のKMD社やイギリスのNPS社の買収もこの流れの一貫だ。KMD社は世界で一番電子政府化が進んでいるとされるデンマークの元国策企業。中央政府のITシステムの17%と地方政府の43%のシェアを握っている。NPS社も同様にイギリスの政府や警察向けのセキュリティに強い会社であり犯罪管理の29%のシェアを持っている。

これらの犯罪や政府保有情報、税務情報は非常にセンシティブな情報のためのため、セキュリティ面において最大限の配慮が必要となるものである。そこで、強みを持つのがNECが持つ生体認証や顔認証技術となる。パスワードを破れにくく個人を特定できる顔認証技術ならばこれらの情報を安全に管理できる。同社はこのような政府関連や公共分野でのITシステムを「セーフティ事業」として今後の成長に期待している。

おりしも世界ではキャッシュレス化が進行。スマホひとつで決済ができるようになっているが、早くもその中国やアメリカではその先を行こうとしている。中国ではアリババが、アメリカでは「AMAZONGO」が代表するように顔認証決済がはやろうとしているのだ。中国ではすでに顔認証決済の登録者数が1億人を超えたとの報道もある。

今後この分野に注目が集まるようであれば、NECの株価にも影響がでてくるであろう。

20191028日本電気のチャート画像

現在の株価は4,600円前後での揉み合いとなっている。今後、顔認証が市場とテーマとなりこの揉み合いを上抜けるような事になれば、5,000円の大台を突破してくるかもしれない。

【3782】ディー・ディー・エス

(生体認証関連銘柄)

米国株式市場は一時500ドル以上も下落するなど、アップルなどのハイテク株が売られ大きく株価を落としている。米中貿易摩擦を巡る懸念も依然払拭出来ておらず、相場の重しになっているようだ。日本の市場への影響も懸念されるが、しっかりと上昇材料のある銘柄を見極めたいところだ。

11/21(水)は指紋認証ソフトや機器を開発しているディー・ディー・エスに注目したい。

同社は20日取引終了後に多要素認証基板「EVE MA」を用いたノートパソコン搭載の指紋センサーやカメラによる本人認証を顧客へ展開していく為にレノボ・ジャパンと協力していく事を発表した。

多要素認証基板「EVE MA」は自治体や法人向けに開発された安全性・利便性に優れた認証プラットフォームで、他の認証要素と組み合わせた多要素認証によるロック解除やログオン、アプリケーション認証や仮想化環境での認証にも利用出来る。

指紋センサーや赤外線カメラなどの生体認証をレノボ製ノートパソコンへ搭載する事で、モバイルPC等の紛失や盗難、及び情報漏えいといった課題に対応出来るとしている。

今後はスマートフォンだけではなく、ノートパソコンも生体認証搭載が当たり前の時代になるかもしれない。ディー・ディー・エスは指紋認証デバイス市場において強みのある企業だ。今後引き続き注目したい銘柄の一つだ。

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【3937】Ubicomホールディングス

(生体認証関連銘柄)

9/21(金)はUbicomホールディングスに大きな注目が集まっている。

同社はフィリピンの子会社を活用して自動車・金融・医療・製造などの分野でシステム開発を提供している企業だが、特に医療情報システムに強みを持っている。20日に生体認証による本人認証や決済サービスを手掛けるLiquid社との資本業務提携を発表した事で一気に注目されているようだ。

Liquid社は生体情報を活用した画像解析技術と機械学習を利用したビッグデータ解析技術により、高速処理を可能にした認証アルゴリズムを独自に開発している企業であり、世界初となる生体認証のみで行う本人認証や決済サービスの商用化に成功するなど、次世代の社会インフラに期待出来るインフラ技術の研究・開発を続けている。

今回の提携で、フィリピン市場向けの事業開発及び様々なソリューションプロバイターとしての事業展開に期待が持てる事となる。また日本国内でも生体認証技術の分野で存在感を示す事になりそうだ。

Ubicomホールディングス、覚えておいた方が良い銘柄の一つとなりそうだ。引き続き注目したい。

 

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