【6327】北川精機

(5G関連銘柄・EV関連銘柄)

北川精機はプリント配線基板の成形プレス、ＦＡ機械などの中堅企業だ。合板機械製造・販売を目的とする寿製作所として設立され産業機械分野である基板プレスは大型プレスが主力となっている。海外展開も行っており、台湾や中国などへも進出している。

過去には太陽光発電用シリコンウエハのソーラーシステムなどへ参入したが、２０１２年キャパシタと太陽光発電関連事業から撤退。１９年には合板プレス事業も譲渡し成形プレスに一本化。経営資源を集中させ、成長を図っている。

主力は自動車業界向けの炭素繊維強化プラスチック自動積層装置と５Ｇ向け銅張積層板プレス装置となる。特に炭素繊維強化プラスチック機に関しては、真空プレスに特徴があり、熱を発しないプレスにて連続整形ができるプレス機を開発している。これにより、自動車生産の生産効率を上げる事ができるとされた。これを某アナリストが注目し推奨した事から株価が急騰した過去を持つ。

さて、同社は2月に「2021年6月期第2四半期連結業績予想と実績値との差異に関するお知らせ」と「2021年6月期第2四半期決算短信〔日本基準〕（連結）」を発表。売上はほぼ会社想定通りの進捗だったが販管費の見直しなどが功を奏し経常利益は29％増の上方修正となった。

これにより一株益は41.9円となり、PERは13倍台と割安な水準となっている。株価も上述の急騰時の775円に迫る勢いとなっている。760円前後が重い展開となっているが、ここを終値ベースで抜けてくるようであれば逆に弾みがつくだろう。

件の某アナリストも月曜には同銘柄に言及すると思われ、提灯が集まれば上抜けに期待が持てるだけに注目しておきたい。

【6327】北川精機

( 5G関連銘柄)

北川精機はプリント基板プレス装置、新素材プレス装置、ソーラーパネル成形用ラミネータ装置、FA・搬送機械の製造および販売を行う会社だ。

プリント基板とは、スマートフォン、タブレット端末などの電子機器に内蔵されるもので電子製品には欠かせないものだ。このプリント基板を製造するのに用いられるのが真空プレス装置である。

余談だが、同社の真空プレス装置については炭素繊維強化熱可塑性樹脂（CFRTP）シート材の成形が可能な真空プレスが注目され、一時期株価が大幅に上昇した過去がある。

閑話休題。今回は5G関連として注目したい。次世代通信規格である「5G」の国内商用化が3月にスタート。5Gの経済効果は2035年までに最大で12兆3000億ドルに上り、2020～2035年に世界のGDPを3兆ドル押し上げ、2035年には5G関連のバリューチェーンで2200万人の雇用が創出されるとしている。もちろん、政府も5Gの利用を後押ししており、総務省は今月16日、2023年度末までに従来計画の3倍にあたる21万局に基地局を増やす計画を公表した他、現行4Gの周波数を5Gに転用できるようにする制度改正が今夏に決まる事になる。

5Gはこれまで市場のテーマとして大きく注目されてきたが、その恩恵がどこまで波及するのかを考えた時、同社株は出遅れ銘柄として意識される可能性がある。強まる電子機器需要に対してその製造装置まで需要が波及するのか、今後に注目だ。

【4963】星光ＰＭＣ

（セルロースナノファイバー関連銘柄）

何とか二日続伸した日経平均株価。
値上がり率ランキングをみると、やはり自動運転関連銘柄や、セルロースナノファイバー関連銘柄などのテーマ株の物色が強い。
短期筋の買いが非常に多いとみて良いと思う。なので中長期投資以外はできるだけ早めの手仕舞いが有効だろう。
星光ＰＭＣ社はセルロースナノファイバー関連の中ではそこまで急騰していないし、大きく上げた後の大幅安だったのでどうだろうか。
材料系の【3896】阿波製紙や【8101】ＧＳＩクレオスはストップ高で取引を終えている。
同素材プレスに技術を持つ【6327】北川精機も大幅高である。
星光PMCも株価上昇したが、他に比べればまだ上昇余地がありそうなチャート。
明日以降もこのセルロースナノファイバーに関連する銘柄が強いようなら面白いと思う。

【6327】北川精機

（セルロースナノファイバー関連銘柄・インサイダー情報!?）

つい先日、東レとボーイングの契約に関して記事を書いた。
その時に取り上げた銘柄が北川精機である。
記事を書いて数十分後に株価は急騰した訳だが、どうもこの北川精機に怪しい動きが…。
特にニュースなどないのにも関わらず株価は本日も急騰して一時ストップ高に。
セルロースナノファイバー関連の【3877】中越パルプ工業、【4963】星光ＰＭＣを見ても株価に大した変動はない。
では、北川精機の持つCFRP成形用真空プレス装置関連銘柄の【3896】阿波製紙を見ても、こちらも動いていない。
何故に北川精機だけがいきなり急騰してストップ高を付けたのだろうか。
どこかの投資顧問が派手に顧客へ推奨したのか。そういうパターンの出来高の付き方じゃないな。
株価はストップ高から往って来いになった訳だが良くわからん。大量受注か何かの情報が漏れてるんじゃないか？なんて話も。

仕手株・材料株

【6327】北川精機

（仕手株・材料株・特許関連銘柄）

東レがボーイング社と1.3兆円を超える長期（10年以上）供給契約をし、
さらに米国サウスカロライナ州に約500億円を投じ、炭素繊維生産設備増設を発表した。
ここまで北川精機の好材料には思えないが、CFRP（炭素繊維強化プラスチック）成形用真空プレス装置を持っている。
強度が強く軽いという素材で車の軽量化などで注目された。BMV電気自動車にこの素材が使われて北川精機も株価2.6倍となった。
現在の株価は安くなっており、昨日の第1四半期決算発表では大きく減益。

もし株価が大きく下落するようなら東レの材料の思惑買いや思わぬ採用を先読みして安く仕込んでおくのも面白そうだ。
ちなみに時価総額も小さく売買代金も少ない銘柄なので、その点は割り切れる人だけな。

【3774】インターネットイニシアティブ

（材料株・格安SIM関連・MVNO関連銘柄）

本日より全国のファミリーマートでIIJの格安SIM販売が行われる。
同社の格安SIMはファミリーマートの他、ビックカメラで購入できる。（傘下のコジマも!?）購入後も店舗で希望のサービスやプランを変更できるらしい。
あの煩わしい2年契約縛りや、料金への不満から格安SIMへの乗り換えをする人も少なくない。
浸透までにまだ時間は要すると思うが、なかなか面白い材料かも。

仕手株・国策銘柄

【4616】川上塗料

東証2部とジャスダックの低位割安株が10%以上値を上げているもの多数。
川上塗料もその部類に入る訳だが、来るのか来ないのかは知らん。
今来ている銘柄に類似したスクリーニング検索によると、同社やセコニックHD、日本研紙などが上がる。
川上塗料は配当も出しているし、値は荒いところもあるが、だからこそ安値を拾っておくと面白そうな銘柄である。
また、短期筋の資金も定期的に入ってくる銘柄のようなので、今後も低位を仕掛ける流れが続くのであれば注目しておきたい。

以前話題となった同社だが、増し担保規制解除もあって最近は怒涛の上げ。
以前の急騰時には4ケタになるなんて話を書いたと思うがイケルであろうか…。
有力どころのセミナー屋やアナリストなんかが一斉に同社を言い始めているので、案外持続性があるかもしれない。
しかしここからのインは下手すると高値掴みになりそうなので慎重に。

本日は日経が弱い中、大幅高を見せたアートスパークHD社。増し担保規制解除を狙った動きのようだ。
同じような動きに【6327】北川精機がある。
どちらももう少し値を下げれば信用規制解除が見込まれる銘柄だ。
両社共に25日線で反発を開始しているが、今後の動きはやはり規制解除になってくるだろう。
規制が解除されたとたん、織り込み済みだったの可能性もｗ

某外務員さんの狙っている銘柄だそう。
2016年3月期は一株利益45.5円が会社予想なので、目先の株価300円程度もあるだろうと。
低位株なので、資金の入り方によると思うが。
自動車部品会社の中では時価総額も少なく、現状の株価的にも、
良い業績が続くようならおのずと株高になりそうだ。
チャートも良く上昇トレンド。東証2部銘柄な点も少し気になる…。