【3386】コスモ・バイオ(新型コロナ関連銘柄)
情報公開日:2020年6月19日
【3386】コスモ・バイオ
( 新型コロナ関連銘柄)
コスモ・バイオはバイオ専門商社となる。研究用の試薬や実験機器、臨床検査薬を販売している。その特性上、大学関係などに強みを持つ会社となる。
本日はオンコリスバイオファーマが「COVID-19(新型コロナウイルス感染症)治療薬の開発着手について」を発表してストップ高となった。また、テラも大幅安からテクニカル的に25日移動平均線での反発をみせストップ高。引け後には疑惑を払拭するように「新型コロナウィルス感染症(COVID-19)治療新薬開発共同事業に関するメキシコでの臨床試験実施についてのお知らせ(経過開示)」を発表しており、このところ元気のなかった新型コロナウイルス関連のバイオ株が盛り上がりを見せる可能性がある。
そんな中で、同社は出遅れとして期待している。同社は「GenomeCov19 IgM/IgG Rapid Test キット」を提供しており、特別な機器が必要なく15分未満で抗体検査を可能としている。これらに注目が集まれば1段高が期待できるだろう。
また、業種としても大手がこぞって新型コロナウイルスのワクチン等の開発を目指しており、公的資金を含めて資金が潤沢になった研究機関が機器の新調などを考えるかもしれない。そうなれば、同社の売上に貢献する事になるだろう。
バイオベンチャーと違い、もともと売上・利益ともに安定しており時価総額61億円に対し有利子負債はほぼ0。手元資金は24億円と優良な企業と言える。
PER23倍台、PBR1倍台と過熱感もなく、本日25日移動平均線上に株価は復活している。今後の株価の伸びに期待したい銘柄といえるだろう。特に、今週一週間の不自然な株価形成には何か思惑を感じるのだが、私だけだろうか。
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