【7689】コパ・コーポレーション(新型コロナ関連銘柄・巣ごもり関連銘柄)
情報公開日:2020年7月29日
【7689】コパ・コーポレーション
(新型コロナ関連銘柄・巣ごもり関連銘柄)
コパ・コーポレーションは日用品などの卸売を行う会社で、6月末にマザーズに上場した会社だ。販売士が実演販売を行い、そこで得た知見を商品にフィードバックしている事に特徴がある。わかりやすい処で言えば、ジャパネットたかたをイメージすると良いだろう。
事業内容は商品の企画開発・店頭での卸売販売・イベントやテレビへの実演販売・デモカウ事業となる。デモカウ事業は実演販売の専門店として営業しており、公式ECサイトの運営も行っている。このデモカウ事業の公式ECサイトは、国内唯一の実演販売動画を視聴して購入できるサイトという事で話題を集めている。
昨今ではYOUTUBEなどが浸透した事で動画視聴には抵抗がなく、実演販売の特徴を捉えた販売戦略が取れる事は強みだろう。また、新型コロナによる巣ごもり需要で売上も好調なようだ。
業績面を見てみると、7月22日に第2四半期業績予想及び通期業績予想の修正に関するお知らせを発表。売上高32%増の36億円、営業利益77%増の5.5億円、純利益は84%増の3.7億円と上方修正を発表した。通期に関しても、売上高14%増の64億円、営業利益27%増の8.9億円、純利益は30%増の5.9億円と修正した。通期のEPSは220.5円となり、本日の終値5850円で考えるとPER27倍となる。売上・利益ともに順調に伸びているマザーズ企業としては割安といえるだろう。
株価の動きをテクニカル面で見ると、上場後は換金売りにおされた。その後は新型コロナの影響による売上減が懸念され軟調な展開となっていた。そこに上記上方修正が発表されストップ高2連となり、本日ようやく寄り付いている。寄り付き後は高値6380円まであったものの、その後は押されている。ただし、上場直後の高値を更新した事で、セカンダリー狙いで抱えてしまったような人の売り圧力はなくなっている事が考えられる。
そのため、今後の株高に期待が持てる銘柄と言えるだろう。ただし、直近急騰しているだけに売り物が出てくる可能性はある。つっこんだ処を買うか、日柄調整して相場が落ち着きを見せてからのエントリーも良いだろう。
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