【6378】木村化工機(水素関連銘柄)
情報公開日:2020年12月11日
【6378】木村化工機
(水素関連銘柄)
同社は1924年創業と歴史あるプラントエンジニア。化学プラントの設計・製作・据え付けなどを一貫して行う会社だ。化学だけではなく、原子力などの事業も手掛けており総合プラントメーカーとして名門である。
先日記事にした同業の三菱化工機と同業であり、プラント事業を考えた場合にはこちらの名前を思いつく人も多いだろう。本日急騰している新日本理化の記事内でプラントの本命として上げていた。
仕手株まとめとしては、やはり新日本理化を先に掲載したかったので、記事にするのが後回しになった。だが、本日一時10%超の上昇とようやく出遅れてきた所だ。
同社が本命ながら株価の反応が遅れた理由は、原子力発電所の稼働停止や廃炉がある。原子力事業については稼働停止のニュースなどがあり、業績に見通しが不透明なのだ。とはいえ、水素プラントを設営するなどする場合には同社にも商機がある。
水素関連が引き続きテーマとなる場合には高値更新した事もありもう一伸びはあるかもしれない。
ただ、今回は特に伝えたいのは銘柄という事ではなく、市場のテーマが剥落した場合のリスクだ。テーマに乗るのは非常に大事な事だが剥落した場合には期待感も遠ざかり株価は下落する。どこで買って、どこで売るのか?その想定が崩れた場合にはどこで損切りを行うのか?全てを事前に決めた上で投資行動を行う事をオススメする。
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