【8088】岩谷産業
(国策・水素関連銘柄)
最近のテーマ株としてはかなり廃れてきた訳だが、水素ステーション関連の本命銘柄、岩谷産業社に再注目してみたい。
来年3月にはホンダが燃料電池自動車の発売を予定しており、トヨタの水素燃料自動車「MIRAI」を意識している。両社が価格競争などをすれば本格的な普及が始まるだろう。ホンダは採算は度外視してトヨタと競争する構え。
当然水素燃料自動車が普及すれば水素ステーション関連の岩谷産業社も恩恵を受ける。
特に水素ステーションにおいては他を差し置いて先行。
株においても「水素ステーションなら岩谷だ」とイメージする投資家は多いと思う。
株価は小幅ながらジリジリと値を上げてきており、25日線・50日線を無事上抜け。75日線も抜けそうな感じがある。
テーマ株として物色されていた時に比べると株価も大きく下げていて買いやすい。が、キッチリ75日線を抜いてくるか一目均衡表を抜いてきた時で良さそう。
価格帯別出来高を見ると800円ちょっと下で大量に売買されていた銘柄なので、この辺りでは一旦上値が重いと思われるので、そこまで来れば利益確定という流れで良さそうである。
【6391】加地テック
(国策・水素関連銘柄)
こちらも水素関連銘柄にあたる加地テック社。
四季報には「水素ステーション用圧縮装置は独自技術生かした固定式に強み、燃料電池車普及見据え一段拡大狙う。」とある。
実際受注は好調のようで前年同期比50%増、水素関連での数字が出てきているようだ。
岩谷産業が東証1部で割と大型に対し、加地テックの時価総額は20分の1。業績も良くなってきているし6円に増配予定。
出来高が少ない株なので注意は必要だが、水素関連銘柄が再物色の流れになれば同社の株価はかなり急騰するのではないかと感じる。
株価は3年後を織り込むと言うので、政府が示す水素社会ロードマップでは水素ステーション設置数急拡大の時期。何となく拾っておきたくなる銘柄である。
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