【7427】ミクニ
(インド関連銘柄,自動車部品関連銘柄,インドネシア関連銘柄,EV関連銘柄)
東証プライム上場、1923年に輸入商社の三國商店として創立、独立系で2輪、4輪用燃料噴射器など自動車、二輪車部品に強みを持ち、家庭用ガス制御や航空機部品卸売りも展開する企業だ。2023年で創立100周年となる老舗。
同社だが海外では経済成長が著しいインドでの自動車需要拡大に照準を合わせ、新規受注の拡大を背景にVVT(可変バルブタイミング機構)の増産投資に乗り出すことを発表しており、主要顧客の車両生産正常化やインド事業の拡大によって収益が今後大きく業績に寄与する見込みが高いインド関連の有望株!
直近の第2四半期連結累計期間の売上高はほぼ前回予想並み、原材料価格、輸送費等が当社の想定以上に急速に上昇したことによる影響もあり、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益ともに前回発表予想を下回る内容とはなっているが、中期的には四輪車向け事業の成長が注目されている。
インドは世界2位の人口大国だが、同社は世界4位のインドネシアでも同社製品の需要が高い、さらに直近の好材料としては同社は17日、インド現地法人のミクニ・インディア・プライベートリミテッド(MID)が新たに同国の二輪車メーカーであるバジャージ・オート(BAL)から燃料噴射システムを受注し、10月から生産を開始していることを明らかにしているのだ。これが好感されて株価は週末に一時STOP高となっているが、この燃料噴射システムを受注したBALはインド二輪市場で第4位(スクーターを除くと第2位)のメーカーで、年間に約200万台を生産する企業。今後BALのほか数社への供給が見込まれ、26年には現在の約3倍に伸長と見られている。
チャートはSTOP高して一旦の押し目を入れる場面となっているが、今後の需要の高さを考えても伸びしろは高いと見る。
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