【3719】ジェクシード(思惑銘柄・スガノミクス関連銘柄)
情報公開日:2020年9月18日
【3719】ジェクシード
(思惑銘柄・スガノミクス関連銘柄)
ジェクシードはアメリカ企業であるオラクル(最近Tik Tokの米事業買収をするとの事で話題)のERP導入コンサル企業だ。その他、人材育成やRPAの支援も行っている。ところが、投資事業に失敗した事で赤字体質へと変貌。2015年から新社長のもとで投資事業からERPコンサルへと事業を再シフトし2018年に黒字復活。昨期も黒字で、黒字体質が定着しそうな矢先に新型コロナの影響で赤字転落となっている。
ERPとはエンタープライズ・リソース・プランニングの略で、会計、調達、プロジェクト管理、危機管理とコンプライアンス、サプライ・チェーンの業務のような、日々のビジネス活動を管理するために組織が使用するソフトウェアのタイプを指す。
広義にはその概念を指すが、基本的には上記を一括管理するためのデジタル的なソフトと考えて貰えれば早い。ソフトウェアはオラクルのものを使うとし、その運用や保守などの支援をメインに行っている。
株価の動きを見てみると、「ロボティクスや人工知能(AI)、複合現実(MR)といった情報通信技術(ICT)によって医療分野に先進的なソリューションを提供しているシャンティ(東京都目黒区)と業務提携」と発表すると、これが材料視されて7月頭には高値209円まで急騰した。ところがその後、 「令和2年12月期第2四半期累計期間業績予想の修正及び通期業績予想の修正に関するお知らせ」を発表。前期黒字予想を一転、赤字転落とすると通期予想も未定と変更した。これにより株価は失速し低迷。
ところが、9月に入り株価は上昇基調となっている。特段材料は観測されていないが10日線に入ったキレイな上昇となっている。一部情報元からは、筋が入っているとの声も聞こえるが、さて。
いずれにせよ約1ヶ月上昇を続けているため、そろそろ25日移動平均線までの押し目があってもおかしくないだろう。情報いかんはともかく、テクニカル的には押し目を拾ってみるのも面白い。
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