仕手株情報の嘘と真実、投資顧問の嘘と真実 仕手株情報と投資顧問情報のまとめ

【6548】旅工房

(旅行関連銘柄)

11/13(火)は旅工房が大きく上昇している。

同社はオンラインでの国内および海外向けのパッケージ旅行の企画や販売を手掛けている企業だが、19年3月期の営業損益を上方修正するなど、業績が好調のようだ。

個人旅行で欧州需要が高まった事に加え、オセアニア地区も専門部署の設置に拠る販売強化が大きく寄与、近年のインスタグラムなどのSNSの浸透により、旅行需要が高まった事も業績を大きく押し上げている。

また日本政府は皇太子さまが即位する2019年5月1日と、即位を国内外に公式に示す「即位礼正殿の儀」を開く同年10月22日を祝日扱いとする法案を閣議決定している。

これによりゴールデンウィークは2019年のゴールデンウィークは「10連休」となる事が正式に決定、旅行関連銘柄やレジャー関連銘柄には大きな追い風が吹く事になりそうだ。特に海外旅行などの高額旅行は消費税増税前に駆け込み需要が起こる可能性も高い。旅工房のような海外旅行に注力する企業にとっては、大きなビジネスチャンスとなりそうだ。

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【4028】石原産業

(TPP関連銘柄・農薬関連銘柄)

11/12(月)は石原産業に大きく上昇している。
石原産業は9日大引け後に19年3月期上期(4-9月)の連結経常利益が前年同期比46.1%と、今期経常を2.2倍の上方修正を発表、これが好感買いされているようだ。

有機化学事業において、米州やアジア向け農薬の販売が好調だった事に加え、酸化チタンの値上げ浸透や、研究開発費が減少した事も利益率上昇に大きく寄与したようだ。

特に大きく業績に寄与したのは有機化学事業の農薬部門で、害虫を捕食するスワルスキーカブリダニやミヤコカブリダニなどの害虫の天敵を保護・増殖して長期間放出出来る簡易型組立資材「バンカーシート」。今後も更に販売網を拡大しそうな勢いだ。

また米国を除く環太平洋連携協定(TPP)参加11カ国の新協定となる「TPP11」が2018年12月30日に発効する事が確定した事が大きなニュースとなったが、これから年末へ向けてTPP関連の銘柄に大きな注目を集めるかもしれない。特にTPP関連で注目を集め安いのは政府が支援策実施を決めている畜産関連や、農業関連だろうか。

農薬を取り扱う石原産業は関連銘柄として物色される可能性も高い銘柄だ。TPP関連銘柄として先回りしておくのも面白いだろう。

 

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【5351】品川リフラクトリーズ

(耐火物関連銘柄)

11/9(金)は品川リフラクトリーズが大きく上昇している。

同社は8日大引け後に19年3月期上期(4-9月)の連結経常利益が前年同期比72.3%増と、従来予想より45億円上回った事で大きな注目を集めているようだ。

品川リフラクトリーズは耐火物や耐火れんがなどを中心に展開している企業だ。耐火物とは、最高使用温度が800℃以上や1500℃以上の高温に耐えられるモルタルなどで、代表的なものに耐火れんがなどがある。例えば「鉄製品」や「ガラス製品」などの素材を製造する工程で必要となる素材だ。

世界的な景気回復を背景に粗鋼生産量が増加しており、耐火物への需要は年々増加傾向にある。また原料価格も現在上昇しており、値上げ効果なども収益を押し上げているようだ。

耐火物の原料は中国が主要生産地となっているが、環境規制が強まっており、今後も耐火物の価格上昇は継続する可能性が高い。「鉄」や「ガラス」など様々な素材を製造するのに必要な耐火物は、製造業の根幹に関わる技術でもあるし、自動車産業などにも影響する可能性がある。引き続き注目のテーマ株と言えるだろう。

 

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【3784】ヴィンクス

(キャッシュレス決済関連銘柄・セルフレジ関連銘柄)

米国中間選挙が「想定通り」の結果に終わった事で、不安材料出尽くし感からか、11/8(木)は日経平均株価も大きく上昇している。ここからは年末相場へ向けて地合いの良い展開に期待したいところだ。

特にヴィンクスが大きく上昇しているようだ。
ヴィンクスは決算期変更の為、9か月ぶりの決算を7日に発表したが、18年12月期の上期(4-9月期)連結決算では、経常利益が前年同期比6.5%増、通期計画の進捗率88.7%と業績上振れに期待が集まっている。

国内大手の小売【8267】イオングループ向けを主力に小売・流通システム開発などを手掛けているが、人工知能(AI)を活用したレコメンドサービスや、次期EDIシステムや電子マネーシステムの新たな構築案件などを受注した事を発表した。

EDIシステムとは、従来は紙で行われていた注文書・納品書・請求書などの企業間取引文書を、標準的な規約を用いてインターネット経由でやりとりを行うシステムだ。また新たな電子マネーシステムは2019年消費税増税に伴い導入される軽減税率関連としても注目を集めそうだ。

 

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【8919】カチタス

(不動産再生関連銘柄・不動産流動化関連銘柄)

11/7(水)はカチタスが大きく上昇している。

6日取引終了後に発表した第2四半期累計連結決算では、純利益が前年同期比で35.1%増と大幅増益となり、業績は相当好調なようだ。

カチタスは中古住宅の再生事業を主力に展開しているが、インターネット広告を強化した事で、リフォーム中契約の促進や、不動産仲介会社との協力体制を構築している。またインターネット広告や中古住宅査定のプラットフォームなどで「ゆるキャラ」を起用する事で、主婦層などを中心に顧客層を拡大し、中古住宅再生事業の販売件数が2606件と大きく増加している。カチタスは「中古住宅買取再販戸数全国一位」となっているそうだ。

現在は地価の上昇などの影響で、特に都市圏では新築住宅価格が高騰している。一般のサラリーマンでは新築住宅を購入するのが難しい状況となって来ている為、中古住宅をリフォーム・リノベーションする不動産再生化に大きな注目が集まっている。また2019年10月には消費税増税も予定されており、駆け込み需要も増加する可能性が高そうだ。

不動産再生化関連銘柄の中でも、インターネット広告強化や「ゆるキャラ」を起用するなど、時代に合ったプロモーションを展開しているカチタスは今後更に大きく躍進する可能性は高い。引き続き注目したい銘柄だ。

 

【4592】サンバイオ

(再生医療関連銘柄)

サンバイオが連日のストップ高で人気を集めているようだ。

サンバイオは再生細胞治療薬の開発や脳神経系疾患の治療薬開発を手掛けているが、再生細胞薬「SB623」の外傷性脳損傷を対象とした日米グローバル第2相試験において、主要評価項目達成の解析結果を得たと発表している。

具体的には、運動障害を伴う慢性期外傷性脳損傷患者に「SB623」を投与した結果、統計学的に有意な運動機能の改善が認められた事になる。尚、安全性についても新たな懸念なども認められなかった事から、2020年1月期中の承認申請を目指すとしている。

例えば不慮の事故などで脳障害による運動障害などの後遺症などが起きてしまった場合に改善に期待出来るし、脳梗塞などによる後遺症に対しての治療薬としても期待出来る。この再生細胞薬のインパクトは相当大きいのではないだろうか。尚、サンバイオはこの試験結果が今期業績に与える影響は軽微だが、中長期的な業績向上に資するものと発表しているし、将来性は相当高いように感じる。

サンバイオが手掛ける再生細胞薬「SB623」を巡っては、今後更に米欧でのライセンス取得や販売提携など、好材料発表が有る度に上昇する可能性もあるだけに、中長期的にも注目しておきたい銘柄の一つだ。

 

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【4929】アジュバンコスメジャパン

(育毛剤関連銘柄・再生医療関連銘柄)

いつの時代も男性の永遠の悩みといえば、頭髪や薄毛といった症状ではないだろうか。実は今、育毛剤市場に大きな異変が起きているそうだ。

一般医薬品の発毛剤で長く市場を独占してきた【4581】大正製薬のリアップだが、2010年代に入りその特許が切れ始めた為に、他メーカーも後発品を発売出来るようになった。今後は競合製品が続々と市場へ参入する。

その中で大きな話題を集めているのが【4527】ロート製薬。11月17日に同社初となる育毛剤「リグロEX5」の発売を発表、日本の育毛剤市場はこれから更に活気が出て来そうな勢いだ。また市場への注目度も高まる事が予想される。

そこで注目したいのがアジュバンコスメジャパンだ。
同社の子会社「アジュバンコスメティック」は2016年2月に理化学研究所と毛質のメカニズム科学的解析と新規ヘアケア剤候補物質の評価・探索を目的とした共同契約を締結している。

2018年6月に理化学研究所が医療ベンチャー「オーガンテクノロジー」と再生医療分野「毛包器官再生による脱毛症の治療」非臨床試験を開始する事を発表して、関連銘柄として注目を集めた銘柄でもある。

日本国内では現在、「発毛剤」として販売する事が出来る医薬品は「ミノキシジル」を使った製品のみ。これは血管拡張薬として開発された成分で、発毛効果があるともされている。それとは全く別のアプローチ(毛包器官再生)から研究を進めているのが、理化学研究所とアジュバンコスメジャパンという事になる。

育毛剤市場が活気づく事となれば、再度同社への物色人気が高まる可能性もありそうだし、とにかくこの臨床実験が成功する事になれば、2020年には実用化を目指す事になるそうだ。育毛剤市場は今後急拡大する可能性もあるかもしれない。

 

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