【7807】幸和製作所(介護関連銘柄)
情報公開日:2018年10月24日
【7807】幸和製作所
(介護関連銘柄)
10/24(水)は幸和製作所が大きく上昇している。
幸和製作所は【6752】パナソニックが国立研究開発法人日本医療研究開発機構(略称AMED)より採択された「介護記録・センサー/ロボットのパッケージ化による介護事業支援システムに関する研究開発」において、協力機関として機器提供する事を発表している。
これは2018年4月27日から6月12日にAMEDより公募のあった、ロボット介護機器開発・標準化事業(開発補助事業)で採択されたものとなる。内容としては、介護記録やセンサー/ロボット、ナースコールからの情報を一元的に管理するデータ収集プラットフォームの構築と、蓄積されたデータに基づいて高齢者自立支援に繋がる分析データを介護職員に提供する目的となる。
特に幸和製作所は高齢者の歩行車への依存度などの、歩行関連データを収集する為の検知記録装置を研究開発する予定だ。今回の提供機器は電動アシスト歩行者への搭載が可能であり、
同社が開発・製造・販売する電動アシスト歩行者「リトルキーパス」に搭載し、パナソニックへ機器を提供する予定となる。リトルキーパスは最新のロボット技術を搭載した歩行者で、センサー感知によるオート制御やオートアシスト機能を搭載した高性能歩行者だ。今回、パナソニックへ機器を提供する事で、同社の開発する歩行車の認知度や信頼性が高まる事が予想される。
団塊世代が後期高齢者に達するまで残り数年、介護機器への需要は一気に高まる事が予想されるし、ロボット技術を取り入れた便利な製品が求められる事となるだろう。幸和製作所の今後の動向には注目しておきたいところだ。
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