【2151】タケエイ(再生可能エネルギー関連銘柄)
情報公開日:2020年11月18日
【2151】タケエイ
(再生可能エネルギー関連銘柄)
タケエイは産業廃棄物の処理・リサイクルを行う会社だ。主に建設分野を対象としており、建設現場で出た廃棄物の運搬・分別・中間処理・最終となる埋め立て処理や再資源化などを行っている。自社で一貫して処分できる事を強みとしている。
その他事業としては、バイオマス発電に力を入れている。バイオマス発電とは、廃材などを乾燥してチップにして発電を行ったり、食品廃棄物や家畜の排泄ぶつなどを発酵させて発電に利用するなどするものだ。
タケエイでは、主に廃材を扱っている事から木質チップやプラスチックチップの発電を行っている。現在は津軽、大仙、花巻、田村、市原、横須賀などに発電所や関連会社を持っている他、最近では鎌倉市とも発電所の設置で合意した。
現在、アメリカ大統領線ではバイデン氏が当確となり再生可能エネルギーに注目が集まっている。本日11月18日には省電舎ホールディングスのような中身の無い会社までも高騰するなどしている。その他にもレノバなども市場の注目を集めているが同社の事業内容もまさにこの再生可能エネルギー関連のど真ん中と言えるだろう。
菅総理大臣も温室効果ガス排出0を明言しており、今後同分野は息の長いテーマになる可能性があるだけに中身のない会社ではなく現実に同分野が利益につながる会社として注目しておきたい。
また再生可能エネルギーやSDGsなどの持続可能な開発は今後も意識されるだろう。今はTBSでキャンペーンを行っているようだ。そういった意味でも同社には注目しておきたい。
実際、決算書を見ると再生可能エネルギー分野は急速に売上を伸ばしている。多くの箱企業がとりあえず太陽光に手を出しましたというものと違い、同社の再生可能エネルギーの利益率は10%近くある。これにより、10月30日には「第2四半期連結業績予想と実績値との差異並びに通期連結業績予想の修正に関するお知らせ」を発表しており、事業は好調だ。今後の同社の発展を願わずにいられない。
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