ランフラットタイヤ向け新素材の思惑で株価急騰の期待!【3111】オーミケンシ
情報公開日:2023年3月7日
【3111】オーミケンシ
(カーボンナノチューブ関連銘柄,繊維関連銘柄)
東証スタンダード上場、機能性レーヨンに強みをもち国産レーヨンメーカー2社の1つ。不動産、食品、日用品を展開、セルロースの研究開発を引き継ぎ大学や公的機関と戸の共同研究でセルロースナノファイバーや高強力糸など新たな素材の研究を展開する企業だ。
トヨタグループの豊通マテックス、日本ゼオンが共同開発で「カーボンナノチューブ含有セルロース繊維およびその製造方法」を特許出願していたが、その中で同社がパンクをしても一定の距離を走行できるタイヤ向けの新素材を開発した模様。すでに証開発フェーズで事業化が近い状況にあり、NEDO国立研究開発法人の事業化直前の段階である実証開発フェーズに2021年時点で採択されており23年3月末に実証開発フェーズの最終段階が完了目前となっている。
オーミケンシの開発した新素材のカーボンナノチューブ含有セルロース繊維を使用したランフラットタイヤは従来の素材に比べ価格を半分程度に抑えられるので、標準タイヤ並みの値段で導入可能となっており製造時に出るCo2が5割以上減るため、SDGsの観点からも注目されている。BMWではほぼすべてのクラスでランフラットタイヤを標準装備しているが、特許の記載で初めてトヨタグループとの協業、共同開発と共同特許が判明している。
事業化目前となっていると共同開発しているだけに、レクサスなど高級車での使用される可能性があり今後、企業との資本提携や合弁会社設立のIRが出る可能性は高いとの噂があるだけに注目と見る。
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