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【4766】ピーエイ

(こども庁関連銘柄)

ピーエイは信越地方を中心に東北・北陸地方で広告掲載型の求人誌である「ジョブポスト」を発行する会社だ。スマホの普及とともに「ジョブポストWEB」も開設。地方中心からの脱却を目指し首都圏への進出を模索しており、その足がかりとして千葉の広告会社を買収するなど事業拡大に積極的だ。

また本業の拡大だけではなく、事業の多角化もすすめている。求人だけではなく人材派遣業も行っており、製造業や医療・介護向けとして長野で手始めに展開。更には成長著しいベトナムに代理店を開設し通関手続きの代行なども行っている。2016年には保育施設運営の会社を買収し子会社化している。

現在株式市場では菅総理の肝いりの施策として「こども庁」創設が報じられ関連銘柄への物色が広がっている。こども庁の創設とは幼保一元化を始め、配偶者の虐待や子供虐待など監督官庁が多岐にわたる問題を一元化し安心安全な子育て環境を作ろうというものだ。自民党部会の設立や今度の衆院選挙の公約に掲げる予定と報じられており、その期待は高い。

菅総理が過去に肝いりとした脱炭素は大きな市場のテーマとなった。一方でこども庁に関してはその効果や企業利益が見えづらい事から関連銘柄への物色は今のところ保育施設運営の会社にとどまっている。

そんな中、時価総額20億円程度の同社には短期資金が向かい株価は急騰しストップ高。本日も大きな動きをみせている。ただし、2月には「営業外収益の計上及び業績予想の修正に関するお知らせ」の通り下方修正し赤字転落。さらに保育事業の売上は前期で16億円の売上のうち、3億2400万円となっており構成比率はそこまで高くない。現在の株価の動きは短期の値幅取りの動きが続いている状態と考えるのが通常である。枚数を大きくしすぎて下落に巻き込まれないように注意したい。

方でこども庁に関する報道が続けば思惑で今後の上昇する可能性があるものの、上記の理由でやはり短期の値幅取りは難しだろう。

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【5121】藤倉コンポジット

(思惑銘柄)

藤倉コンポジットはフジクラ(5803)と同じルーツを持つ会社だ。他にも藤倉化成(4620)などが上場している。

ゴム製品から派生して各種産業用資材を製造している。業績を見てみると、2月12日に「2021年3月期通期業績予想及び期末配当予想の修正に関するお知らせ」を発表している。同社が手掛けるゴルフシャフトは高い市場シェアを誇っており、三密を避けるスポーツとしてゴルフが注目。更に、アフターコロナでもこの流れが続くと思われ、利益を押し上げている。

また、コロナ禍により自動車関連の産業用資材が不振だったものの、戻り基調。半導体不足による減産の影響は懸念されるものの、今朝方発表された3月の全国企業短期経済観測調査(短観)で、大企業製造業の景況感を示す業況判断指数(DI)は15ポイント上昇し新型コロナ前の水準まで回復している。自動車い限らず、各種生産活動が活発となれば同社の業績に更に貢献する事になるだろう。

更に追い風となるのは円安だ。同社の想定為替レートは105円。3月31日現在の為替レートは110円であり、為替差益も生まれる可能性がある。指標面を見るとPBRは0.55倍、PERは18倍台と割安な水準だ。上述の通り今後も業績好調となればファンダメンタルの観点から訂正水準が進む可能性もあるだろう。時価総額133億円に対し現金保有が50億円以上あるのも注目だろう。キャッシュリッチ企業はバリュー株優勢の現状の相場では注目される可能性が高い。親会社のフジクラ(5803)の動向にも注目だろう。

株価を見てみるとジリジリと上げてきてから、ここ数日で上に走り始めた。十字線からの反落で本日は厳しい展開だが、5日移動平均線での反発を見せる事ができれば今後大きく動く出す可能性は十分だろう。

 

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【4777】ガーラ

(思惑銘柄・NFT関連銘柄)

ガーラはネットサービスの低時価総額企業。継続前提に疑義のあるいわゆるボロ株だ。

四季報では柱のオンラインゲームが持ち直し、広告費の見直しにより黒字浮上。PCから移植したスマホゲーム「フリフレガシー」のライセンス売却など資産の切り売りでなんとか持っていると思っていいだろう。

また、3月29日には「PCオンラインゲーム「Rapplez Online」(ラペルズオンライン)東南アジアにおける「LINE POD」サービス提供開始についてのお知らせ」を発表。IRがでるというその事自体で株価が上昇するなど思惑が走る状態となっている。

さて、同社に思惑が走る理由はNFT関連としてだ。非代替トークンと呼ばれるイーサリアムベームのブロックチェーン技術がある。これを用いる事で、デジタルコンテンツの希少性を担保しあらゆるデジタルコンテンツに価値を生み出そうという試みがある。3月18日には大手ゲーム会社のスクエニが同部門への進出を発表し一斉に関連銘柄が買われた。シンワワイズ(2437)なども同じ目論見だ。

同社に目を向けると、「GALA GAMES」という会社がやはりNFTを使ったゲームを販売しており、またNFT関連の取引所との提携を発表するなど注目を集めている。これはNFT関連銘柄として検索するとすぐに記事がでてくると思う。この関連から同社株も買われている訳だが株式会社ガーラの子会社はGala LabやGala Mixであり、「GALA GAMES」は同じGALAという名前でゲーム開発を行っているだけで関係がない。

しかしながら株価は急騰している。株式市場とは面白いもので、短期の値幅取りとなった場合は材料は関係なく思惑だけで乱高下する事がある。まっとうに考えれば現在の株価はバリエーションからしておかしい。テーマ性としてのNFTも関係もない。だとすると空売りが入る。だからこそ昨日引け前にはなかなか落ちてこない株価にしびれをきらしたのか空売りの買い戻しとなる買いが入り株価を押し上げた。

また、裏を返せばNFTと関係ないにもかかわらず「ガーラ(4777)も関連銘柄として意識される」と記載した株式新聞は何なのだろうか?無理くり関連づけて株価の動きを狙っているのだろうか?真意を確認する術はないが気になる所ではある。

ここからは純粋に需給勝負になるだろう。貸借銘柄であれば長い目で空売りしていれば問題ないだろうが、そうもいかず。思惑が思惑を呼び急騰となる可能性は否定できないだけに、今後の株価には注目だ。

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【2351】ASJ

(思惑銘柄)

ASJはサーバー会社の中堅。機器設備や施設などを自社で開発している事が強み。創業は1984年でPC用ソフト開発・販売が祖業。その後、開発能力を生かしてサーバー関係に進出した。現在はネットショッピング支援や決済代行なども行っている。顧客基盤は商工会議所などで、中小企業が多い。

2019年にIFRS制に以降、これに合わせた減損損失を計上。新規ゲームの配信中止など構造改革を行った事で、4億円を超える赤字となった。これを受けて、2020年に資本増強の為、行使価額修正条項付き新株予約権を発行。相手はSMBC日興証券となる。

第三者割当による第回新株予約権(行使価額修正条項付)の発行及びファシリティ契約(行使停止指定条項付)の締結関するお知らせ

詳細は上記となるが、重要な点は下記の通り。

  • 前日の加重平均株価の90%で行使可能
  • 上限行使価格はなし。下限行使価格は772円。
  • 行使は202311月6日まで
  • 総数は910,000株

さて、この発表が行われて以降株価は低迷。下限行使価格となる800円割れまで売り込まれた。その間に行使されたのはその後、行使されたのは24,000株のみでまだ886,000株ほど残りがある。

行使価額修正条項付きの新株発行は、割当先が行使すれば企業にはお金が入り、割当先も市場価格より有利に株を発行できるというものになる。市場でさばく事ができれば、発行企業と割り当て先にとっては有利なものだ。そのため、ボロ株で使われがちな資金調達方法であり負の側面にスポットが当たる事が多く悪名は高い。株価は戻りを見せてカプコンは家庭用のゲームソフト開発を行う大手だ。ストリートファイターシリーズやバイオハザードシリーズなど有名なタイ

他方で、企業側の資金調達を容易にするというプラスの側面ももちろんある。現在、ASJは構造改革が功を奏し黒字に転換した。新たな資金を調達して業績拡大を狙うために新株を発行している訳であり、この資金調達により新規データセンターの開設やサービスが軌道にのれば将来価値は増大するだろう。

そのためには、日興証券側新株予約権を行使しないければならない。下限行使価格が決まっている以上、自らの重みにより行使価格よりも株価が下がるような事があればSMBC日興証券は損をする事になる。となると、行使のために必要な事は当然株価の上昇となる。

SMBC日興証券に新株を行使してもらい資金を手に入れたい企業側と株価の上昇過程で売りさばきたいSMBC日興証券の思惑が重なれば面白い事になるかもしれない。折しも株価は底練りから上昇過程にはいっている。最近は出来高が増加し概ね5日移動平均線に沿った上昇となる。25日移動平均線と75日移動平均線のミニゴールデンクロスとなり短期的には買いの格好だ。現在は配当取りで大型株有利だが、一服した来週以降の動きに注目したい。

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【9697】カプコン

(モンスターハンター関連銘柄)

カプコンは家庭用のゲームソフト開発を行う大手だ。ストリートファイターシリーズやバイオハザードシリーズなど有名なタイトルを複数抱えている。

巣ごもりの影響で増収増益となり、最高益を達成している。これを背景に株価は上昇を続けていたが、市場の注目は高い。みずほ証券は3月11日のレーティングで目標株価を7800円まで引き上げている。東海東京もニュートラルからアウトパフォームに引き上げた上で目標株価を4900円から8500円まで一気に引き上げている。

7800円となると時価総額は1兆円に達する事になるが、そこは会社としても意識する水準だろう。3月末を基準とする株式分割を発表しており、流動性の向上から商いが活発になる事が予想される。この勢いで株高に動く可能性がある。また、現状の株価水準では配当利回りは1%弱。株主還元が弱い事を考えれば、増配や自社株買いがあるのではと個人的には考えている。

また、今週末には同社の人気タイトルの一つである「モンスターハンター」シリーズの最新作が発売となる。事前予約が好調な事から、発売開始となれば話題を集めるだろう。その話題性も相まって株価も上昇する可能性はある。

足元の株価推移を見てみると、75日移動平均線までの下落から反発。現在は7000円を巡る攻防となっている。このラインを抜けると7310円高値が見えてくる事になる。ココを抜ければ時価総額1兆円まで走っていく事を想定している。

一方で、全体相場はやや軟調になる可能性がある。日本株としては配当取りが終わったあとは買う材料がなくなる為、時期決算予想がでるまでは足踏みの可能性もある点には注意が必要だろう。

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【6327】北川精機

(5G関連銘柄・EV関連銘柄)

北川精機はプリント配線基板の成形プレス、FA機械などの中堅企業だ。合板機械製造・販売を目的とする寿製作所として設立され産業機械分野である基板プレスは大型プレスが主力となっている。海外展開も行っており、台湾や中国などへも進出している。

過去には太陽光発電用シリコンウエハのソーラーシステムなどへ参入したが、2012年キャパシタと太陽光発電関連事業から撤退。19年には合板プレス事業も譲渡し成形プレスに一本化。経営資源を集中させ、成長を図っている。

主力は自動車業界向けの炭素繊維強化プラスチック自動積層装置と5G向け銅張積層板プレス装置となる。特に炭素繊維強化プラスチック機に関しては、真空プレスに特徴があり、熱を発しないプレスにて連続整形ができるプレス機を開発している。これにより、自動車生産の生産効率を上げる事ができるとされた。これを某アナリストが注目し推奨した事から株価が急騰した過去を持つ。

さて、同社は2月に「2021年6月期第2四半期連結業績予想と実績値との差異に関するお知らせ」と「2021年6月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」を発表。売上はほぼ会社想定通りの進捗だったが販管費の見直しなどが功を奏し経常利益は29%増の上方修正となった。

これにより一株益は41.9円となり、PERは13倍台と割安な水準となっている。株価も上述の急騰時の775円に迫る勢いとなっている。760円前後が重い展開となっているが、ここを終値ベースで抜けてくるようであれば逆に弾みがつくだろう。

件の某アナリストも月曜には同銘柄に言及すると思われ、提灯が集まれば上抜けに期待が持てるだけに注目しておきたい。

 

 

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【4587】ペプチドリーム

(バイオ関連銘柄・仕手株情報)

ペプチドリームは2006年に東京大学の菅裕明教授の技術をもとに設立された創薬ベンチャー企業だ。特殊環状ペプチドを創製する独自技術であるPDPSを用いて医薬品候補物質を探索することに強みを持つ。

2013年にはマザーズに上場。その後、2015年には東証一部へ昇格している。

国内だと塩野義製薬や参天製薬、ポーラと。国外だとジェネンテックやノバルティスなどと共同研究等を行っている。なんと言ってもバイオで黒字というだけで優良な銘柄と認定したくなるところだろう。特に最近のテラ(2191)やアンジェス(4563)を見ていると個人的には感じてします。

さて、そんな同社の株価は昨年末から右肩上がりのきれいな上昇を見せていた。ところが、決算発表を機に下落。期待が高かっただけに出尽くしでの下落となっている。ただ、その下落のさなかでも野村証券は目標株価を6170円から6900円に、本日みずほ証券が6400円から6500円まで引き上げている。

背景には四季報にもある通り、新型コロナ治療薬への「期待」があるようだ。折しも塩野義製薬と関係が深く、四季報では「製薬大手との提携交渉」と書かれていることから、何らかのアクションがある可能性があるだろう。

このようなことから、思惑が渦巻いており私の周りでも色々と話をきく。

とはいえ、同社は黒字のバイオ企業である。最近の金利上昇でグロースが軟調になった影響もあり株価は下落しているが、200日移動平均線まで下落しており一旦下げ止まりの可能性が高い。また、有利子負債は0となっており、金利の影響は他のグロース株に比べて少ないのも強みと言えるだろう。

今後の株価の動きには注目しておきたい。

 

 

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