仕手株情報の嘘と真実、投資顧問の嘘と真実 仕手株情報と投資顧問情報のまとめ

国策銘柄:バイオ関連銘柄

IPS細胞やSTAP細胞,癌ワクチンやHIV特効薬など、アベノミクスと言えばバイオ関連株が何倍何十倍と株価を上昇させました。今は下火となっていますが、実際に実用的になったり、順調に研究開発が進めば相場は再びあるという方も多い国策カテゴリーです。政府の予算もIPS細胞の実用化研究に1100億円を投じるようだ。 バイオ関連銘柄はアベノミクス株高の象徴!2012年~2013年の間に関連銘柄の株価は数十倍が当たり前となりました。国策銘柄の先駆け的な存在です。しかし、その後の急落を受けて個人投資家は痛手を負ったことから、バイオ株は触らないという人も多い。

【3840】パス

(化粧品関連銘柄・バイオ関連銘柄)

5/23はパスが大きく上昇している。
同社は5/22取引終了後に同社子会社のマードゥレクスが、染色体の安定性を保つ働きがあるテロメアの関連製品(化粧品、健康食品)の開発・販売を手掛けるdefytime社と業務提携した事を発表した。

テロメアとは、DNAの分解や修復から染色体を保護し、染色体の安定性を保つ働きがある。テロメアは細胞が分裂する度に短縮してしまう為、テロメアが一定長より短くなると染色体の不安定化が起こり、結果として疾病や老化現象が現れるそうだ。

テロメア短縮で生じる疾病は、心臓血管疾患・癌・アルツハイマー・間接リウマチ・骨粗鬆症などが挙げられるし、ヒトの老化現象に大きく関わると考えられている。

defytime社はテロメア短縮による疾病とその解決策へ向けた研究・開発を行っており、老化を防ぐ化粧品の商品開発や健康食品の研究開発を行っている。未だテロメアに関しては全てが解明された訳ではないが、老化を防ぐ効果が期待出来るテロメア研究は大きな材料があれば期待は相当大きいのではないであろうか。

パスは今回の提携でdefytime社によるテロメラーゼ誘導活性化物質を配合した新商品の販売活動を支援する方針だ。引き続き注目したい。

 

この記事で紹介している銘柄

この記事の関連銘柄一覧

【4592】サンバイオ

(再生医療関連銘柄・創薬関連銘柄)

昨日に引き続き、4/18はサンバイオが大きく上昇している。

サンバイオと言えば、1月に再生細胞薬「SB623」の慢性期脳梗塞を対象とした米国フェーズ2bの臨床結果が不調に終わったことで、失望売りが集中し大きく株価を下げた事は記憶に新しいところだ。

そのサンバイオが同じ再生細胞薬「SB623」の日米グローバル第2相試験(STEMTRA試験)の主要評価項目で、統計学的な有意差を認める結果が出たと米国脳神経外科学会で発表した。外傷性脳腫瘍に対して、幹細胞治療による脳の再生を示唆する「世界初」の事例となったそうだ。

この発表を材料視した買いが集中、サンバイオに再び大きな注目が集まっている。但し、バイオ関連株は思惑が思惑を呼ぶマネーゲーム的な投機の面が否めない。もしまた、臨床実験などが不調に終わった際には大きなリスクが伴うのも事実だ。

とはいえ、「世界初」となる脳の再生を示唆した結果はとても好感出来るように感じる。医療の発展には多くの失敗の先に有るものだろう。サンバイオの研究には引き続き注目しておきたいところだ。

 

この記事で紹介している銘柄

この記事の関連銘柄一覧

【4563】アンジェス

(バイオ関連銘柄)

3/27(水)はアンジェスが大きく上昇している。

同社は大阪大学教授創業の医療ベンチャーだが、遺伝子医薬品の開発研究を行っている。26日取引終了後に重症虚血肢を対象としたHGF遺伝子治療用製品について、26日付で厚生労働省から条件及び期限付製造販売承認を取した事を発表、これが刺激材料となっているようだ。

HGF遺伝子治療用製品の販売に関しては、【4508】田辺三菱製薬と独占的販売権許諾契約を締結を行っており、アンジェスは販売開始後には売上高に応じた一定の対価を田辺三菱から受領する事になる。同製品は日本国内では初となる遺伝子治療用製品として大きな注目を集める事になりそうだ。

またアンジェスは、29日に提出予定の有価証券報告書の「継続企業の前提に関する注記」の記載を解消する事を発表している。厚生労働省から条件及び期限付製造販売承認を取得し事業基盤が整った事と、18年12月期末時点で現金及び預金を57億円以上保有している点から、財務状況も短期的に問題がないと判断した為だ。これは投資家にとっては安心して投資が出来る材料となりそうだ。

但し、アンジェスは2018年末から急騰し、現在は高値圏にある銘柄だ。今回の材料は既に織り込み済みかもしれないし、過度の期待は禁物だろう。人気のバイオ株だけにマネーゲーム化している側面もあるだけに火傷しないように気を付けたいところだ。

 

この記事で紹介している銘柄

この記事の関連銘柄一覧

【4596】窪田製薬ホールディングス

(創薬関連銘柄・バイオ関連銘柄)

窪田製薬ホールディングスが1カ月間で株価3倍強まで上昇している。

同社は白内障や網膜色素変性の新薬開発、遺伝子治療など、バイオベンチャーの中でも眼疾患に特化した研究開発を行っている。

同社は3/18にCEOである窪田良氏がアメリカの航空宇宙局(NASA)より、有人火星探査を含むディープスペースミッションの研究代表者に任命された事を発表、同社子会社のアキュセラ・インクがNASAから小型OCT(光干渉断層計)の開発受託契約を締結した事を発表している。これにより、窪田製薬HDは有人火星探査に携行可能な超小型眼科診断装置の開発をNASAと共同で行って行く事も併せて発表している。尚、開発に要する費用はTRISHを通じてNASAより全額助成されるらしい。

今回の共同開発の背景には、長期的な宇宙飛行を経験した宇宙飛行士の約63%が視力障害や失明の恐れがある神経眼症候群を患っているいう研究報告があるそうだ。その為、宇宙飛行中にリアルタイムで網膜の状態を計測する必要が有るらしい。

現在、国際宇宙ステーションで使用されているOCTは、ポータブルではなく、耐放射性でもない為に宇宙飛行に向いていないとされている。同社が手掛けるOCTは耐久性が高く、放射線にも強く小型軽量である点で大きな期待を集めている。

時価総額もそこまで大きくはない創薬ベンチャー企業が、あの米国NASAからお墨付きを貰ったようなものだから、相当な刺激材料になるのではないだろうか。既に株価は1カ月間で3倍強まで上昇しているが、更に伸びシロを見込めそうだ。

 

この記事で紹介している銘柄

この記事の関連銘柄一覧

【4572】カルナバイオサイエンス

(バイオテクノロジー関連銘柄・創薬関連銘柄)

カルナバイオサイエンスが4連騰と飛ぶ鳥を落とす勢いだ。

同社は副作用が少ないながらも治療効果が高い、キナーゼ阻害薬に特化した創薬研究を行うバイオベンチャー企業だ。タンパク質解析の受託試験など創薬初期の支援ビジネス事業が堅調なようだ。

3/13(水)取引終了後には中国で新規関節リウマチ治療薬候補「BTK阻害薬」にかかわる特許査定を取得したことを発表した事で、更に大きな注目が集まっている。

関節リウマチなどの自己免疫疾患は、自身の組織に対する異常な免疫応答により引き起こされる炎症が原因と考えられているが、「BTK阻害薬」はこの炎症過程で活性化されるマクロファージや細胞のシグナル伝達を直接阻害する効果があり、既存薬とは全く異なる新規間接リウマチ治療薬として期待されている。

尚、日本では関節リウマチに発症する率が30歳以上では人口の1%にあたる人が疾患するとされている。今回、同社が中国における特許査定を取得した訳だが、中国の人口の多さを顧みれば、潜在的な需要は相当大きいというのは想像に難しくはないだろう。

同社は現在、2019年中の欧州でのCTA申請(臨床試験許認可)と、臨床試験開始へ向けたプログラムの前臨床試験を実施している。期待が大きいだけに市場の関心も大きそうだ。

 

この記事で紹介している銘柄

この記事の関連銘柄一覧

【3386】コスモバイオ

(バイオテクノロジー関連銘柄)

3/5(火)はコスモバイオに大きな注目が集まっている。

同社は4日大引け後、血糖値抑制ホルモン「インスリン」の分泌を生物発光技術により、高感度に測定する事が可能な細胞株「iGL細胞」を4月1日に発売すると発表、これが好感されているようだ。

「iGL細胞」は、従来より世界中で使われているラット膵β細胞株「INS-1E細胞」に生物発光の技術を導入し、分泌する「インスリン」が発光するように改良した細胞株となる。インスリン分泌量の測定が従来よりも簡単に高感度に行える細胞株となる為、糖尿病などインスリン分泌に関連する疾病の基礎研究や、創薬・再生医療分野の研究開発に大きく寄与するものとなる可能性が高い。

厚生労働省が発表した「国民健康・栄養調査」では、「糖尿病が強く疑われる者」は約1000万人以上と推計されており、「糖尿病の可能性を否定出来ない者」と合わせると約2000万人にも上るそうだ。つまり日本人の6人に1人は糖尿病の疑いがある事になり、この疾病に関連する市場は相当大きそうだ。

同社は2月に発表した2018年12月期の連結決算では、営業利益が前期比70.1%増と業績自体も好調なようだし、今はバイオ関連株は人気の流行テーマだ。引き続き注目しておきたい銘柄の一つとなりそうだ。

 

この記事で紹介している銘柄

この記事の関連銘柄一覧

【2191】テラ

(バイオテクノロジー関連銘柄・がん治療関連銘柄)

2019年2月はバイオ関連が人気のテーマ株だった。

2019年1月末にサンバイオが慢性期脳梗塞を対象とした再生細胞医薬品「SB623」の臨床試験で主要評価項目を達成出来なかった事を受けて、これまでサンバイオへ集まっていた資金が他のバイオ関連銘柄へ離散する形となったのかもしれない。この勢いはまだまだ続きそうだ。

2/28(木)はテラに大きな注目が集まっている。

テラは2/27取引終了後に学校法人慶応義塾から、細胞加工に掛かる業務を受託した事を発表している。同業務は、日本医療研究開発機構再生医療実用化研究事業の採択課題「進行性の子宮頸癌に対する腫瘍浸潤Tリンパ球輸注療法」の実施計画に基づいて実施される。

この治療法は、がん組織に浸潤しているリンパ球を抽出し、そのがん組織に対して殺傷能力の高いリンパ球へと誘導し、体内に戻す治療法だ。研究開発代表者である慶應義塾大学の川上 裕氏らは腫瘍浸潤Tリンパ球輸注療法を先進医療として実施することを目指す方針となる。

テラはこの度の業務委託により、研究グループのプロトコールに基づいてTILを製造するそうだ。2019年に入ってから「がん治療」に関する話題が増加したように思う。がん克服は人類の悲願だけに、引き続き注目しておきたい。

 

この記事で紹介している銘柄

この記事の関連銘柄一覧

仕手株まとめ ブログ村ランキングお願いします。

仕手株まとめサイトに関して

当サイトは、市場関係者、ファンド、ブログ、投資顧問、2ch、Yahoo掲示板、株式投資セミナー等の情報や噂の中から、動きのあった短期急騰株(仕手株含む)や流行りのテーマ株(○○関連銘柄)などを無料で公開するサイトとなります。

※当ブログが公開する銘柄は、今後の注目銘柄としてご参考程度にお願いします。信憑性について保証できるものでは御座いませんので、実際の株式売買は、自己責任にて行って下さい。

仕手株まとめ カテゴリー別銘柄

投資顧問会社への最新クチコミ

仕手株まとめツイッター

相互リンクについて

お問い合わせ

当サイトのお問い合わせはコチラ
info@sitekabu.net

広告掲載等に関するお問い合わせはコチラ
steadylinkdb@gmail.com