【2667】イメージワン
(原発関連銘柄、原発汚水処理関連銘柄、注目銘柄)
過去にも記載している【2667】イメージワンだが政府の原発再稼働から同社も注目を集めているが、昨日第三者割当を発行した。一見してワラント発行は間違いなく悪材料ではあるが兜町関係者からは、これで悪材料が出揃い本番となる可能性がある…との事だ!
まず前回の記載内容を記載するが、同社は、創イノベーションと共同でおこなっているALPS 処理水の減容化及び清浄化等に関する有望技術を擁するして、ガスハイドレート法によるトリチウム分離技術の検証のための実証データを得ることを目的とした共同実証試験(1 次試験及び 2 次試験)の取り組みを行っている。
東京電力の「多核種除去設備等で浄化処理した水からトリチウムを分離する技術」の公募内容に同社の技術が満たしているとの事。
直近の決算書にも、トリチウム除去事業においては、東京電力ホールディングス株式会社からトリチウム除去技術に関する公募の二次評価結果の連絡が3月中旬に届き、「評価基準を満たすと判断しました。」との内容を受けており。二次評価後のプロセスとなるフィージビリティスタディ(実行可能性調査)をスタートさせている。
今回のワラントは34%以上の希薄化という内容だけにネガティブなものではあるが、今回のワラントの使用用途はトリチウム分離技術開発事業に対して10億円の資金を投じると記載がある。
現在の進捗は、第2回募集の一次評価についての「二次評価後のプロセス」に基づき、要求されるフィージビリティスタディ(実行可能性調査)及び福島第一原子力発電所構外での小規模実証試験に必要な「実プラントへ拡張可能な1/100〜1/10のスケールのオフサイトでの小規模実証試験」機に応用可能な、トリチウム分離技術実装プレパイロット装置の製造に着手していると記載があるが、トリチウム技術の東電の発表もいよいよ大詰めの状況となっているだけに、要注目と言えるだろう。
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