【3900】クラウドワークス
(働き方改革関連銘柄・クラウドソーシング関連銘柄)
参議院選挙も後半戦に入り、株式市場でも注目度が高まって来た。
今回の選挙で野党が争点にしたのは「老後資金2000万円問題」。年金だけでは生活していく事が困難で、不足分を補う為に2000万円の老後資金が必要と金融庁が資料を提出した問題で、兼業や副業などに大きな注目が集まっている。
日本経済は少子高齢化が進む、深刻な人手不足が社会問題化しているが、厚生労働省は18年1月に、兼業・副業に関するモデル就業規則を改定するなど、副業に対する考え方が変わって来ている。
兼業や副業は個人がスキルや空いた時間を活かして収入増、または起業への可能性を拡げる事が出来るし、何より老後資金を副業で賄える可能性が高いだけに、今後は更に注目を集めて行く事になるだろう。
現行の労働基準法では、本業と兼業・副業の労働時間を通算することが義務付けられているが、働き方の多様性からも政府はこれを見直す方針となっている。これからは本当の意味での「働き方改革」が起こるかもしれない。
オンライン上で依頼者と受注者で繋がり、仕事を依頼する事が出来る仕組みがクラウドソーシングだが、現在は続々と利用者が増加して来た。
クラウドワークスは人材マッチング事業を主力にしているが、この1年間で利用者は43.6%も増加したそうだ。恐らく今後も市場は急拡大して行く事が予想されるだろう。この市場は個人的にとんでもなく大きくなるのではないかと考えている。関連銘柄は幅広くチェックしておきたい。
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