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話題のテーマ株:電池関連

電池関連銘柄とは、一般的に知られている電池に限らず「量子電池」や「リチウムイオン電池」、電気自動車に用いられたり家庭用燃料電池(エネファーム等)における燃料電池のことを書きます。次世代の電池関連を扱うことが多く、最近の技術進化によって電池は従来品の何倍もの蓄電を行えるようになったり、シート状になってスマホやタブレットに組み入れられるようになったりと進歩しています。

【6674】ジーエス・ユアサ コーポレーション

(EV関連銘柄・リチウムイオン電池関連銘柄)

08/08(火)はジーエス・ユアサが大幅に株価を伸ばす場面を見せたようだ。EV関連・リチウムイオン電池関連銘柄としての物色だ。

買い材料となったのは8日付の日本経済新聞の報道。「ジーエス・ユアサはEVが1回の充電で走れる距離を2倍に伸ばす新型電池の量産を2020年にも始める」と報じたことが刺激になったようだ。

EVのネックとされているのは、ガソリン車に比べてフル充電でも走行距離が短いという点。ジーエスユアサの新型電池はこの弱点を克服する可能性を秘めていると言えるだろう。ジーエスユアサは、EV関連・リチウムイオン電池関連銘柄としては出遅れ感もあったため、今後の株価推移にも注目したい。

【5563】新日本電工

(EV関連銘柄・リチウムイオン電池関連銘柄)

08月03日に、トヨタ自動車とマツダが資本業務提携をすることがわかったようだ。トヨタとマツダはこれまでにも提携関係にあったが、今回改めて資本業務提携をするのはEV(電気自動車)の共同開発を加速するためとのことだ。

イギリスやフランスなど、世界的にガソリン車・ディーゼル車の規制を強化し自動車の電動化の波が押し寄せるなか、日本の自動車メーカーもいよいよEV化が急務であるとして資本業務提携に至ったのだろう。このトヨタ・マツダのEV化に向けた資本業務提携はEV関連銘柄や、EVの動力となるリチウムイオン電池を手掛ける銘柄にとっては追い風のニュースと言える。ますます注目が集まりそうだ。

リチウムイオン電池関連・EV関連というとダブルスコープや田中化学研究所などにも注目だが、やや出遅れ気味な銘柄として新日本電工にも注目。新日本電工はリチウムイオン電池の部材などを手掛ける。

時価総額の規模はそこそこ大きく火柱が立つような銘柄とはいえないが、キレイな右肩上がりのチャートを形成中なので、押し目を狙うのが面白いかもしれない。

【4100】戸田工業

(EV関連銘柄・リチウムイオン電池関連銘柄)

07/26(水)は戸田工業が大きく株価を伸ばしたようだ。
これはリチウムイオン電池関連銘柄としての物色だろう。

世界的な排ガス・環境規制の高まりが背景に世界各国でEVへのシフトが加速していることから、EVの動力源である「リチウムイオン電池」を手掛ける銘柄に一気に注目が集まっている。特に国土が広く、人口が多い中国がEVシフトへと舵を切っていることが大きな刺激になっているようだ。

中国といえば環境汚染が問題化している国家であり、EVシフトは確かに必然とも言えるだろう。いずれにしても世界的に自動車のスタンダードが変わろうとしている今、リチウムイオン電池関連銘柄は追い風が吹いている状況と言える。

戸田工業はリチウムイオン電池正極材事業を手掛けている銘柄。田中化学研究所に比べると上げ幅が小さいように思える。今後伸びるか見ものだ。

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【7271】安永

(EV関連銘柄・リチウムイオン電池関連銘柄)

07/11(火)は安永が大幅に株価をあげ一時的にストップ高に張り付く場面を見せた。

今回、安永は特に新たな買い材料は確認されていないが、市場では安永が2016年11月に発表したリチウムイオン電池の寿命を12倍に伸ばす新技術に対する期待感が蒸し返されている、との見方が強いようだ。

安永は2016年11月にリチウムイオン電池の寿命12倍新技術を発表した際に連続ストップ高をつけ短期間で株価を6倍以上に上げた経緯がある。

ボルボが19年までに全車種をEV、もしくはハイブリッド車にすると発表していることなどもありEVの市場拡大の期待も安永の物色に拍車をかけているのかもしれない。

安永は昨年、一気に株価を伸ばしたあとはジリジリと下降気味のチャートを描いているがもしも昨年の高値水準まで株価を伸ばすとすれば上値余地はまだあるか?!引き続き注目したい。

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【6245】ヒラノテクシード

(有機EL関連銘柄・リチウムイオン電池関連銘柄)

ここ数日、ケミプロ化成が大幅に株価を伸ばしているところが気になる。特段、大きな材料が出たというわけではないとは思うが、これは有機EL関連銘柄としての物色だろうか。それにしてはその他の有機EL関連銘柄はさほど物色されていないが。

有機EL関連銘柄として物色されたかどうかはさだかではないが、ケミプロ化成以外の有機EL関連銘柄はここ最近は若干調整中のため、自然反発を見込んで仕込むのも面白いかもしれない。ヒラノテクシードは有機EL成膜プロセスを手掛ける銘柄で、有機EL関連銘柄としてはやや出遅れ気味の銘柄に思う。チャートをみるとここ最近は調整しており、下値支持線として意識される26週移動平均線に接近中。自然反発を狙うタイミングとして面白いかもしれない。

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【5121】藤倉ゴム工業

(2次電池関連・マグネシウム電池関連銘柄)

マグネシウム電池関連銘柄に短期資金が入っている可能性。

日経新聞が9日に「ホンダが埼玉県産業技術総合センターとの共同研究により世界で初めてマグネシウムを使い繰り返し充電できる2次電池の実用化に目処をつけた」と報じたことにより、マグネシウム電池関連銘柄が物色されているようだ。

このマグネシウム電池は従来スマホなどに使用されているリチウムイオン電池よりも材料のコストも安く、大きさも半分程度まで小さくなるということだ。次世代電池としての期待も高い。

マグネシウム電池関連銘柄といえば藤倉ゴム工業か。同社はマグネシウム電池を開発中の企業で、これまでにも何度も関連銘柄として物色されている。他には古河電池やオリコンが上がっているが、倉元製作所や日本バルカー工業は売り先行。少し、バラつきがある様子だ。短期資金が集中しているとすれば、下りも早いかもしれない。注意しつつ。

【3753】ダブル・スコープ

(リチウムイオン電池関連銘柄・EV関連銘柄)

リチウムイオン電池関連銘柄が急動意している。世界的にエコや環境保全に意識が高まっており、自動車業界でも電気自動車(EV)の普及が加速するとみられる。

EV自動車に欠かせないリチウムイオン電池部材を手掛けている銘柄としてダブルスコープに注目だ。

ダブルスコープはリチウムイオン電池の政局材と負極材を絶縁するための必須部材であるセパレーターの専業メーカー。9日には韓国にリチウムイオン電池用セパレーターの高付加価値製品 コーティングセパレーターの工場用地を取得したことでも話題になった銘柄だ。

8月下旬~9月上旬にかけて株価をあげてきているが、このまま上値抵抗線を突破できるか見ものだ。

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