【3938】LINE
(LINE関連銘柄・IPO/新規上場)
先日28日に想定価格2,800円に対し仮条件は2,700-3,200円で決定。
仮条件が上ブレしたことで、OA分を含んで計算すると、吸収金額は最大1,288億、時価総額は最大6719.97億ほどとなる。
足元の市場環境等の諸般の事情を総合的に勘案し仮条件決定日を27日から28日に変更してきたが、ある程度の需要を確認出来ているのか、強気の設定となっている。
BB期間が昨日29日から7月8日迄だが、直近で大型IPOの【3543】コメダホールディングス、【6197】ソラストが公募割れとなっていることから、抽選に申し込もうかどうか迷っている人もいるのではないだろうか。
東証と、ニューヨーク証券取引所で上場となるわけだが、なんで知名度が低そうなアメリカでも上場するのか?売上は伸びているが純利益が赤字なのは大丈夫なのか?といった点を不安に思う人もいるのではないだろうか。
しかし、海外分を除くと吸収金額は国内公募株式数13,000,000株で最大416億、国内OA分1,950,000株を足して最大478.40億ほどで、業容全然違うが同日上場となった【3543】コメダホールディングス、【6197】ソラストの合算吸収金額より軽いと考えると、十分にこなせる水準と考えられるのではないだろうか。
業績面はMixRadio事業買収が失敗したことによる特別損失込で純利益が赤字となっているが、上記画像をみると投資家からの関心は得られそうな水準と判断出来そう。
ホリエモンはLINE(ライン)の上場に関し「まだ投資フェーズであることを考えればまずまずの利益水準であると考える」とコメントしている。
上場後、フェイスブックの「ワッツアップ」や中国の「微信(ウィーチャット)」など大手競合がひしめく中でユーザー数を増やせるかなど、世界展開への課題はあるかもしれないが、初値形成に関しては話題性もあるので問題ないのではという見方が強い気がする。
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