【6944】アイレックス
(5G関連銘柄)
2019年大発会は波乱の様相となっている。
米アップル社が中国経済の減速を理由に大幅な業績下方修正に踏み切った事で「アップルショック」が世界中の市場に大きな影響を与えており、3日米ニューヨーク市場は660ドルの大幅下落、また為替市場においても急激な円高が進み、3日に一時104円台を付けている。本日大発会となる東京株式市場でも、波乱の展開となりそうだ。
地合いの悪い中で大きく上昇しているのがアイレックス。
同社はNECグループやパナソニックを主要販売先とするシステム開発会社で、通信系コア技術に強みがある企業となる。19年3月期の経常利益は前期比2倍強、20年3月期も5割から6割増の利益増が見込まれるなど、業績は右肩上がりで、次世代通信規格「5G」関連で大きなビジネスチャンスを掴むのではないかといった思惑も集中しているようだ。
5G関連では、中国ファーウェイなどの中国製品排除の動きが強まる中で、今後は官需や防衛関連としても注目されるNECグループへの存在感が強まっている点から、関連銘柄としてアイレックスに物色人気が高まっているようだ。
世界的な経済減速感を払拭させる事が期待されるのが次世代通信規格「5G」。そこで大きなビジネスチャンスを掴むかもしれない銘柄の一つとして、アイレックスには大きな注目が集まる。2019年本命のテーマ株の一つとして「5G関連銘柄」はマークしておきたい。
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