【6255】エヌ・ピー・シー
(リサイクル関連銘柄・太陽光発電関連銘柄)
1/24(木)はエヌ・ピー・シーが大きく上昇している。
24日付の日本経済新聞が「太陽光パネルの再利用義務化」と報道した事で、太陽電池製造装置を手掛ける同社に物色人気が集まった形だ。
日経新聞の報道によると、環境省は太陽光パネルのリサイクルを利用者などに義務付ける方針を固めたとされている。太陽光発電自体は、2012年に始まった固定価格買取制度(FIT)で急速に普及が始まったが、パネルの耐用年数は20年程度とされている為、2030年頃から大量の廃棄が見込まれていた。
具体的には、現在のパネル廃棄量は千トン程度だが、2030年には3万トン、2039年には77万トンまで増加する見通しらしい。今回の義務化で、不法投棄を防ぎ、資源回収、再利用へ繋げる方針だ。
エヌ・ピー・シーは太陽光パネルのリユースやリサイクル事業も手掛けており、今回の義務化報道で一気に関心が集まったのだろう。尚、同社が出資するPVテクノリサイクルは、2月27日から開催される「資源リサイクルEXPO」で、割れた太陽光パネルのガラスを他の部材と分離する技術を出展する予定だ。
資源リサイクルは今後、世界中で注目を集める分野となるだけに、エヌ・ピー・シーの注目度は今後も増して行く事が予想される。引き続き注視したいところだ。
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