【6696】トランザス
(ロボット関連銘柄・インバウンド関連銘柄)
7/04(水)はトランザスに大きな注目が集まっている。
トランザスはIoT端末や機器装置の製造・販売、関連のシステムサービス提供などを手掛ける企業だ。具体的にはIoTコントローラー(ゲートウェイ)が仲介となり、モノ(家電など)とインターネット機器(スマホなど)を繋ぐ自動制御装置などの開発を行っている。
そのトランザスが7/03(火)に【6645】オムロンのロボットをベースとした「ホスピタリティロボット」の開発に着手する事を発表した。2018年11月から市場投入を開始するそうだ。
空前の人手不足ブームが社会問題化しているが、その「人手不足の解消、及び人件費の削減に貢献出来るロボット」の開発を目指すそうだ。主にロボットを活用した労働力の補完として、「モノを運ぶ」分野に注力したロボット開発を行う。
「モノを運ぶ」といえば物流業界を連想させるが、トランザスが今回開発するのは主にホテルを中心としたサービスに特化したロボット。ホテルのルームサービスやベルボーイサービス、レストランの配膳やオフィス受付などを中心に行うらしい。
ロボットがサービスをするホテルと言えば長崎のハウステンボスが有名だが、外国人観光客の受けは良いらしい。人手不足の解消というよりも、もしかしたらインバウンド需要を見込んだ「ホテル専用ロボット開発」なのかもしれない。
いずれにしろ、トランザスの開発するロボットはホテルだけではなく、色んなサービス業でも応用が利きそうだし、2020年東京五輪へ向けて急速に拡大する可能性も有りそうだ。
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