【6246】テクノスマート
(リチウムイオン電池関連銘柄)
10月9日リチウムイオン電池を開発した吉野彰氏が「ノーベル化学賞」を受賞した。旭化成を筆頭にリチウムイオン電池関連銘柄が関心を集めそうだ。
関連銘柄は受賞発表後に夜間取引PTSでストップ高を付けるものも出ているが、旭化成もその中の1つである。
しかし、東証1部の時価総額の大きな銘柄は、昨年の「ノーベル医学・生理学賞」関連銘柄の小野薬品工業同様に重い動きとなる事も想定される。
そこで注目したいのがリチウムイオン電池電極製造装置を手掛けるテクノスマートだ。同社は東証2部で時価総額も比較的小さい企業である。
値動きの軽さだけではなく、指標面を見てもPER8倍台、PBR0.5倍台は魅力的だろう。配当利回りも3.7%台と中長期目線の投資家からの人気も高そうだ。
株価はここ数ヶ月700円付近で上値が重くなっているものの、徐々に下値を切り上げる動きを見せており、大分煮詰まってきた感がある。
「ノーベル賞」の関連銘柄という位置付けを機に上放れに期待したいところだろう。
幸いノーベル化学賞を受賞した翌日は、米中貿易協議の影響からか全体相場が弱い展開となっている。このような場面ではテーマ性のある銘柄が関心を集めそうだ。
投資顧問会社への最新クチコミ