【1961】三機工業
(高配当銘柄)
三機工業は設備工事の大手で三井系列の会社。主力はビルや産業施設の空調設備や衛生設備工事となる。電気設備からスマートソリューションなど、ビル全般の建築設備に至る。
他にも機械システムや下水処理などの環境プラントのシステムも手掛けている。プラント設備も手掛けており、今話題の水素やアンモニアなどのプラントを手掛ける事を考えれば水素関連やアンモニア関連など、様々なテーマを含んでいる銘柄と言える。
ただ、同銘柄の一番の魅力は配当利回りだろう。今期の配当は70円予想となっている。配当利回りは5.2%とかなりの高配当となっている。過去には記念配当を含むものだが、5円配当など、配当には意識の高い会社と言えるだろう。
現在、株価は右肩上がりの上昇を続けており時価総額は800億円となっている。そんな中、同社は現金保有が450億円とかなりのキャッシュリッチな会社。PER13倍台、PBR0.9倍台となっているのも魅力だ。テクニカル的にも75日移動平均線と200日移動平均線がゴールデンクロスしており、今後の上昇にも期待がもてる。
本日は値を飛ばした後、上髭となっている。ごく短期でみれば一回押す可能性があるが、押した所は拾いたい銘柄だろう。
全般の地合いがやや軟調でアメリカ株に調整が入ると大きめの押し目が来る可能性がある。この際の押し目では同銘柄に注目して頂きたい。
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