【2776】新都ホールディングス
(思惑銘柄)
旧クリムゾン、衣料卸を祖業とするボロ株中のボロ株だ。現在は新都と社名を変更し、中華資金を受け入れて日中貿易主体の会社となっている。事業自体は低迷しており、5chなどネット界隈では箱企業のそしりを受けている。
そんな同社の株価が急騰中だ。8月末に一時的な急騰があったと、10月に入り株価は右肩上がりに上昇。ここ数日は上げ足を早め、高値235円まで到達している。PER557円、PBR26倍となっており指摘するまでもなく割高な水準だ。
この急騰の背景や理由として面白い話を手にしたので記載しておく。
もともと、同社は資金調達のために新株予約券を発行していた。これはリーディング証券などを引き受け先にしている。この行使価格は122円となる為、引受先は株価が122円より上であれば売ってくる事になる。
だが、現在の株価は200円オーバーである。なぜこのような事になるのか?
引き受けた枚数が多いのだ。300万株ほどを市場で売り抜けようとすると株価の暴落は免れない。そのため、リーディング証券などもおいそれとは新株予約券の行使、即売却とは動けないのだ。
ところがだ、市場で株価を吊り上げ出来高を増やす事を得意とする筋がいるとどうなるだろうか?しかもそこが122円の20%上の140円半ばで買い取るとしたら?
ここからは完全に憶測だしそんな事をする集団や筋がいるとは私は知らないし、見たこともない。法令は遵守しなければならない。
例えばリーディングス証券は安全に20%を取る事ができる。新しく購入した筋も、うまく売り抜ければ多大な利益を手にする事ができる。もちろん、筋としては高値で売り抜ける自信やノウハウ(少なくとも140円半ば以上では売り抜けられる)があるのだろう。
とするとだ、買い上がって株価を上げる事を考えると少なくとも筋の取得単価は上がるはずなので、180円程度までの押し目は拾いどころなのでは?
もちろん、これは私がの空想世界の筋がいる場合だ。もしそんなものが居ない(空想なのだからいるはずがない)場合や売り抜けていた場合は、その限りではない。日中の出来高500万株以上、仮に1000万株以上であれば売り抜けできてもおかしくないと考えるので、その場合は注意が必要だろう。
何度も言うが、思惑を感じる株について私の空想を述べているだけだ。その事には留意して頂きたい。
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