【6930】日本アンテナ
(4K8K放送関連銘柄)
2/4(月)は日本アンテナが上昇しているようだ。
2/1取引終了後に19年3月期連結業績予想について営業利益を3億1000万円から7億5000万円(前期比5.2倍)へ、最終利益を1億6000万円から5億5000万円(前期比2.9倍)への上方修正を発表、これが大きな刺激材料になったようだ。
同社は通信や放送用のアンテナ工事を主力に展開している企業だが、2018年12月からスタートした「新4K8K衛星放送」が大きく業績に寄与する見込みとなりそうだ。
「新4K8K衛星放送」に「新」が付いているのは、既存の124/128度CS衛生による4K放送(有料サービス)との違いを明確にする為で、「新4K8K衛星放送」は国の基幹放送に位置付けられ、公共放送としての役割を担うことになる。新たに19チャンネルが加わり、民放5局は無料で視聴出来る点でも需要拡大を喚起しそうだ。
日本アンテナは、放送関連機器や工事受注などの需要が拡大、また通信事業者向け基地局アンテナや通信モジュール用アンテナが好調に推移した事が業績に大きく寄与する見込みとなる。
今後のテレビの主流は「4K/8K」が当たり前の時代となるだろうし、日本アンテナ始め、4K8K放送関連銘柄には注目をしておきたいところだ。
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