【4485】JTOWER
(注目銘柄・5G関連銘柄)
週明け相場、米国市場はしっかりなのに売りが売りを呼ぶ展開が続き、日経平均株価もだが、マザーズは追証発生による個人の投げが止まらないという状況となっている。
マザーズ指数は先週比-3%と投げ売りが噴出している。まさにお盆相場の閑散なところを狙われたという感じではある。
この暴落のマザーズの中でも売りも一巡して、5Gインフラを手掛けるテーマとしても有望な【4485】JTOWERに注目したい。
東証マザーズ上場、PER1,539倍、PBR10.59倍、時価総額1542億円。同社は国内初の通信インフラのシェアリングやその関連ソリューションを提供する企業だ。
5Gインフラが世界と比べても出遅れているが、同社のビジネスの特徴だが、ビルのオーナーおよびゼネコンは従来、建物内に電波を行き渡らせるため、各キャリアに依頼してアンテナ・ケーブルといった通信設備を機械室などに設置しているが、各キャリアとは個別に調整・工事していたため費用や手間が大きかった。
JTOWERは全キャリアが共有して接続できる通信設備を設置、ビルオーナーから見れば一括で調整及び工事が可能。さらに各キャリアには設備を貸し出して利用料を得ており、キャリアにとっても3割から5割ほどのコストカットできるという、まさにウィンウィンのビジネスとなる。
PER、PBRの割高な面はあるが、22年3月期第1四半期の営業利益を前年同期比21.2%増の1.22億円、リモートワークの実施や事業体制の強化により、インフラ整備への受注も拡大。チャートを見ても今日のマザーズの急落の中でも下げは限定的。売り一巡した動きもある。
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