【6740】ジャパンディスプレイ(中国関連銘柄)
情報公開日:2018年12月14日
【6740】ジャパンディスプレイ
(中国関連銘柄)
12/14(金)は今朝の日本経済新聞で大きく報じられた事で、ジャパンディスプレイに大きな注目が集まっている。
同社は現在経営再建中だが、外部企業との連携について、交渉相手に中国系企業が含まれている事を発表した。支援企業の候補としては中国系の複数のグループが検討されているようだが、政府系のシルクロード基金のほか電子部品の欧菲光科技(オーフィルムテック)や自動車部品の敏実集団(ミンスグループ)などが候補に挙がっているそうだ。
候補に挙がっているシルクロード基金は中国政府が2014年に設立した政府系投資ファンドで資金規模は4.5兆円とも報じられているし、電子部品のオーフィルムテックはタッチパネルメーカーで世界トップシェアを誇る大企業だ。
ジャパンディスプレイの経営再建には財務の立て直しが急務とされている。同社はこの報道に対し、「交渉相手に中国系企業も含まれるが、現時点では決定事実はない」としているが、もし報道の通り中国企業との提携が決定となれば、大きな刺激材料となるし、経営再建の可能性は相当高そうだ。また同社は12/13には上場来安値を更新していただけに、割安感もあったかもしれない。
ジャパンディスプレイはiPhone関連銘柄として注目され易い銘柄だが、提携先次第では中国関連銘柄としても大きな注目を集める事になるかもしれない。引き続き動向には注意しておきたい。
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