仕手株情報の嘘と真実、投資顧問の嘘と真実 仕手株情報と投資顧問情報のまとめ

【3402】東レ

(決算発表・炭素繊維関連銘柄)

東レは高い技術力を誇る、化学繊維メーカーだ。炭素繊維・複合材に特に強みを持っている。炭素複合繊維は軽量かつ強度がたかい為、燃費ををよくするために航空機や高級車などに使われており、ボーイングなどに採用されている事は有名だ。

その他にも、樹脂やフィルム、水処理膜、医薬、衣料など繊維及び皮膜の技術が使われるものには幅広く開発を行っている。現在は、EV搭載リチウム電池用の絶縁材にも力をいれている。

折しも、2050年までに温室効果ガス排出0を菅首相が打ち出しており、電池関連としても注目される。また、航空機の温室効果ガスを削減するためには、燃費を好向上させる事が一番になるが、そのためには重量のカットが必須である。様々な面で、同社の技術が活躍する事になるだろう。

ただ、短期的には主力の航空機部材が不振となっている。新型コロナウイルスの影響で航空機需要が奮っていない為だ。そのため、本日11月02日に「減損損失の計上及び業績予想の修正に関するお知らせ」を発表している。前回発表の業績よりは回復したものの、米国航空機事業において減損を出してる為、所謂純利益は大きく減少となった。ただし、株価は新型コロナ以降の不振を織り込んだ水準にある事から、11月6日の決算とともにだされる通期の業績見通しで航空機分野以外の復調が見られた場合には悪材料出尽くしとなり一旦の反発も期待できるだろう。

さて、同社に関しては過去に金の四方山話で記載した通り、個人的な思惑もある。そのうち一角のワコムは本日ストップ高となっている事からも株価の動きには注目していただきたい。

【4251】恵和

(市場指定変更)

恵和は光学シートと機能製品の製造を手がける会社だ。昨年東証2部に上場した。東証2部という事で割安での上場となったが、その後見直し買いが入り株価は2697円まで上昇となった。

当時からIPOは活況だった中でPERも14倍程度と短期資金物色の流れがあった事も影響しているだろう。

同社に関しては上場資金は和歌山テクノセンターの設備投資の為としていたが、調達資金は15億弱とさほどおおきくない。業績も安定しており、低金利時代の現在なら上場せずとも資金の調達はできたのでは?と考えなくもないが、諸事情があったのだろう。

個人的には資金調達も上場の一つの目的であると考えるが、それ以上に上場による社会的地位の向上・信頼性の確保・知名度の向上が大きな理由なのではないかと考えている。

さて、私の推論でいくのであれば上場企業として所謂「箔をつける」ならば、東証1部に上場するのが一番良いと考える。某証券会社が予測する東証1部昇格銘柄にも名前を連ねている。

11月には上場一年を経過する。慣例として、上場1年経過は1部昇格の条件でもある。東証が定める1部昇格条件は満たしている為、発表があってもおかしくはないだろう。もし、東証1部に指定替えするとなるとTOPIX連動投信に代表するようなインデックスファンドへの組入需要が発生する事となる。時価総額130億円弱の同社であれば組入需要のインパクトは大きいだろう。

テクニカル的には25日移動平均線と75日移動平均線のミニゴールデンクロスを形成しており、短期的な上昇過程となっている。200日移動平均線が上値抵抗となっていたが本日大きく上抜けた事で抵抗線突破と見て良いだろう。東証1部昇格というものがなくても面白いチャート形状である。逆に同線割れを撤退とする事で取り組みの目安もつけやすい。今後に注目しておきたい銘柄といえるだろう。

 

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【8704】トレイダーズホールディングス

(好決算・思惑関連銘柄)

トレイダーズホールディングスは「みんなのFX」を運営する会社だ。その他、バイオマス発電事業にも乗り出している。主力のFX業務では新型コロナウイルスによる影響で在宅勤務が広がり、「在宅トレーダー」が増えたことで好調。イメージギャラクターに鈴木奈々を起用するなど、顧客獲得の機とみて積極的な広告展開を行ったが、それでも増益となっている。

8月14日には第1四半期決算短信を発表。売上高にあたる営業収益は前年同月比62.8%増の16億6600万円円、営業利益は177.6%増の4億8800万円、純利益は300.7%増の4億9600万円となっている。通期見通しは据え置いており、PER8倍と割安な水準である。

ただ、同社株は決算発表後の初取引となる本日は小幅ながら反落。想定通りの好調な決算がでたことで出尽くしとなった格好だ。また、今後の不透明として足を引っ張っていたバイオマス発電事業の問題もあるのだろう。

同事業は、昨期3億円の赤字となるなど、足を引っ張ってきた。ただし、同社株式の51%を譲渡し、バイオマス発電の第一人者を招聘するなどして立て直しに着手している。この事業が起動にのるようなことになれば今後の見通しとしては明るくなるだろう。

チャート的には75日移動平均線や200日移動平均線といった主要線が90円前半にある。低位株故に1円の値動きの影響が大きい為注意が必要だが、現状の水準であれば乖離も少なく手を出しやすいだろう。当面は5月高値の127円奪還を目処に取り組みたい水準だ。

 

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【8893】新日本建物

(高配当)

新日本建物は関東中心で、主に首都圏でマンション販売や不動産流動化事業を行う会社だ。マンションはルネサンスブランドが主力。その他、新築戸建てのルネタウンや資産運用マンションのルネサンスコート、アパートのルネコートなどを手掛けている。新築以外にも、マンション管理やリノベーション、コンサルタントなども行っている。特徴的なのは不動産流動化や新築に特化しており、販売部隊を持たないことである。

先日決算を発表し、減収減益だったものの基本的には富裕層向けの販売が多く、都心で交通の便の良い物件などは引き合いが多いとのこと。流石に新型コロナでの営業活動の停滞が影響したものの、通期見通しは変更しなかったことから懸念払拭となり株価は反騰してきている。

また、同社は配当性向30%ほど目標にしており、配当を22円予想としている。配当利回りは6%を超えることから中長期的な投資対象としては魅力的だ。PER4倍台であり、値ごろ感もある。

チャート的には350円を超えてくるようであれば、ダブルボトム形成となりテクニカル体な買いサインが点灯することも好材料といえるだろう。短期投資としてもネックラインを割れたら撤退とすることで取り組みの目処を立てやすい。

また、複数の投資顧問が7月末からこぞって推奨しており、つい最近も新生ジャパンが推奨している。背景に何があるのかはわかりかねるが、投資顧問を通じて市場の注目があつまれば思わぬ値動きを見せる可能性もある為、今後の株価の動きには注目しておきたい。

 

 

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【9854】愛眼

(材料・IR)

愛眼はメガネの卸と小売を行う専業メーカーで、専業としては首位。関西や東海が地盤となっている企業だ。郊外型のショッピングモールなどへの出店が多い。

ただ、低価格帯のJINSやメガネ市場との勝負に劣勢となっている。そのため、価格帯をメガネの三城よりは安い、中価格帯にして勝負にでている。

さて、会社説明はこの程度として、同社に曲がり屋が投資をしていると話題になっている。これを材料・IRのカテゴリーにして良いのかわからない、くだんの人が投資をする銘柄は全て下落すると話題だ(笑)

その人が一昨日から投資をしているという事が判明したのだが、チャートを見て欲しい。本当に下げている。そんなアノマリーだけで投資をするのはどうかとは思うが、75日移動平均線まで下回ってしまうと支持線がなくなってしまう。

今回はあまり真面目な記事ではないが、話のネタにしてもらえたらと思う。

 

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【7545】西松屋チェーン

( 増収増益・猛暑関連銘柄)

西松屋チェーンはベビー用品や子供服を販売する「西松屋」を運営する会社だ。赤ちゃん本舗より割安で、利用した事がある人も多いのではないだろうか。

2021年2月期 第1四半期決算短信を6月18日に発表。これによると、第1四半期決算の売上高は前年比8.5%増の407億円、営業利益は45.6%増の36.6億円、経常利益は41.1%増の36.9億円、純利益は44.5%増の24.4億円と大幅増収増益となっている。

これを受けて併せて、 業績予想の修正に関するお知らせも発表している。年間で売上高を20億円増の1520億円、経常利益を20億円増の70億円、純利益を14億円増の42億円に変更している。これにより、1株益は69.17円予想となり、PERは16倍となっている。

夏物衣料の販売が好調だった他、新型コロナの影響もあってか衛生用品の売上も好調だったようだ。また、巷の声として自粛で子供が自宅にいる事から玩具や子供服を買い揃える家庭が多かったのではという事だ。

今年は猛暑になるとの予想もある。以前ワークマンを同様に掲載したが、同社も夏物衣料が更に好調になる可能性があるので、チェックしておくべきだろう。6月の月次販売速報も好調だったことからさらなる上方修正の可能性もあるだろう。

チャート的には上記決算を受けて急騰しているように見えるが、初動の可能性が高い。私の得意分野になる思惑のような銘柄ではないが、投資の基本としてこのような銘柄も抑えておきたい。

 

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【3288】オープンハウス

(キャッシュリッチ関連銘柄・ポスト新型コロナ関連銘柄)

オープンハウスは首都圏を中心に不動産業を行う会社だ。不動産の仕入れ、建築請負、引き渡しまで一貫して行う事に強みを持っている。また、狭小住宅に的を絞る事により、高騰マンション価格に手が届かない層や戸建て住宅にこだわる層の訴求し業績を伸ばしている。

同社の躍進については大手不動産・デベロッパー層と客層を分けた事は重要な要素の一つだが、もう一つはその営業力にあるといえるだろう。いわゆるオーナーワンマン経営の徹底した軍隊営業だ。オープンハウスのサンドイッチマンと呼ばれる人が広告を掲げるものを見ない駅はないだろう。この強い営業力により売上を拡大してきた。

最近では関西地盤でマンション販売に強みを持つ、同じくオーナー系企業だったプレサンスコーポレーション(3254)を傘下に収めた。オーナーの逮捕により体力が低下したところを救済した形だが、戸建て・関東中心のオープンハウスとマンション・関西中心のプレサンスは補完関係になりやすい。

今後、ポストコロナの間には不動産価格の低下などが見込まれるがひとまずこれまでの業績は堅調であり、本日中間決算を発表した。

2020年9月期 第2四半期 決算短信〔日本基準〕(連結)

通期業績予想の修正(親会社株主に帰属する当期純利益の上方修正)に関するお知らせ

業績などはご覧の通りであり、特に記載はしないが、一つ注目したい点がある。同社はコロナによる業績の悪化は既に織り込んでいるのだが、「弊社は手持ち現金が豊富であり体力がある。他社が疲弊したのなら買う」と言っているのだ。

つまり、新型コロナウイルス感染症により売上が低迷し不動産が処分されるようであればそれは好機であると考えているのだ。ピンチはチャンス、そして人の不幸は私の幸せという事を堂々と表明しているその社風に私は一票を投じたい。

20200515オープンハウス

不動産営業はもろに社風がでる。この社風がある限り、強い営業力が続くだろう。東京のマンション・不動産価格が下がらないようであれば、株価は思わぬ高値まで戻るかもしれない。

 

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