仕手株情報の嘘と真実、投資顧問の嘘と真実 仕手株情報と投資顧問情報のまとめ

話題のテーマ株

話題のテーマ株は、株価に影響するその時々の株式投資テーマに沿って、今が旬な投資セクターの記事を書いています。テーマ株は旬が過ぎた後も同セクター企業の材料等によって再度物色対象となる場合があるので、連想買いや思惑買いをして儲けを出すことも可能です。

話題のテーマ株の一覧

【6080】M&Aキャピタルパートナーズ

(ポスト新型コロナ関連銘柄・思惑関連銘柄)

以前も言及した事のあるM&Aキャピタルパートナーズ。その名の通り、M&Aの仲介を行う会社だ。独立系で、事業継承案件に強みを持っている。特に後継者不足に悩む経営者への営業が強く、調剤薬局には特に強みを持っている。

前回は買いで紹介していたが、今回は売りである。前回決算発表で減収減益だったものの、案件事態は豊富であり後半の巻き返しは十分可能と会社側は説明している事や手持ち現金が130億円と豊富な事を評価しての買いでの紹介だった。

では、今回はなぜ売りか?それは後半の巻き返しが本当にできるのかどうかが判明するからだ。同社は決算説明資料において大型案件等が控えている事や手持ちの案件が多い事で見通しを下方せずにいる。

だが、新型コロナウイルスによる事業の停滞が想定以上に大きい中で、この商談を円滑に進められていたのだろうか?私としては、後半に控えていた案件が成約しない事も十分にありえると考える。最終的に成約するとしても、期ズレを起こしても不思議ではないだろう。

そうなると、見通しの維持及び金融緩和によって膨れた株価がしぼむ事になる。もちろん、決算内容自体は誰にもわかるものではない。決算またぎをしたくない短期投資家にはおすすめはしないが、今後の株価の推移を見てもらいたい銘柄の一つだ。

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【6298】ワイエイシイホールディングス

(新型コロナ関連銘柄)

ワイエイシイホールディングスは自動化機器の中堅メーカーだ。取り扱うのは、クリーニング機器、半導体製造装置、メモリディク関連機器、液晶関連装置など多岐にわたる。現在の主力は液晶関連装置となるが、事業の多角化に意欲を出している。

またアジア圏へも進出しており、上記事業の多角化をすすめるにあたって、上海に現地法人を設立したり、中国に合弁会社を作ったりしている。

時価総額は69億円に対し、現金等は64億円と手持ち資金が豊富な会社でもある。この資金を使って買収などを行っている。

株価に影響を与えそうな材料としては、「空気清浄機」がある。同社が販売している空気清浄機「BLUEEZE(ブルーゼ)」は光触媒を使い脱臭・除菌を行うものとなる。強力な活性酸素を作りだし、ウイルスや最近を酸化分解する効果が見込まれており、新型コロナ関連として注目を集めている。

このきっかけとなったのが、日経新聞や日刊工業新聞。同新聞によると「BLUEEZE(ブルーゼ)」の集荷台数10万台を目指しているとの事。会社側は現在需要動向を見極めながら販売体制の構築をすすめるとしているが、これが真ならば売上は260億円となる。2020年3月期の同社の売上は219億円である事から、売上が倍増する水準だ。

先に記載した通り時価総額が69億円と小さい会社だけに、流石に10万台の販売といかないまでも十分にインパクトがある数字である事は疑いようがない。

チャートを見てみると「BLUEEZE(ブルーゼ)」の期待からストップ高となった。一過性のものであれば、その後株安に沈むのだが、25日移動平均線との乖離を埋めた後に切り返しを見せ高値を更新している。この事からまだ上昇波動は継続しているとみられる。本日は10日移動平均線割れの水準から長い下ヒゲをつけて回復しており、今後のひと伸びに期待したい銘柄だ。

 

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【3096】オーシャンシステム

(巣ごもり関連銘柄)

新潟地盤の食品スーパー「チャレンジャー」が主力の会社。フランチャイズで「業務スーパー」も手掛けている。巣ごもり消費の恩恵を受け、株価が高騰している神戸物産の業務スーパーだ。

主力の食品スーパーが巣ごもり需要の恩恵を受けて急伸。フランチャイズの「業務スーパー」の出店費用がかさんでいるものの、売上高では過去最高を記録できそうだ。

さらに、ケアハウスなどへおろしている弁当などが一時ストップしたものの、ウィズコロナとして回復。法人向け以外にも、個人需要も増加しているらしく、業績は好調に推移しそう。

株探や株エヴァが紹介した事で本日は値を飛ばしたが、その後下落。寄り付きから飛びついた向きをふるい落とした格好だ。明日以降、5日移動平均線をキープできるようであれば面白い動きになるかもしれない。

また、株探では会社想定は保守的であり、上振れの可能性が強いとしている。5日移動平均線を割り込んで短期的な吹き上がりが期待できなくなった場合でも次の決算にむけて押し目を拾う意識は持っておいても良いだろう。

 

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【8186】大塚家具

(思惑関連銘柄)

家具小売の大手。もともと高級家具の販売の強みを持っていたが、みなさんご存知の親子喧嘩から大塚久美子社長が就任以降は低価格帯の販売に力を入れている。

ただし、低価格帯の家具はニトリHD(9843)やイケアが強く、大苦戦となっている。もともとは手持ち現金が豊富な会社だったが、一気に流出。赤字がとまらず、増資を繰り返している。

貸し会議室のTKPや中国や日本の投資ファンドから出資を募ったのち、ヤマダ電機(9831)の傘下となっている。大塚家具(8186)の店舗で家電を販売し、家具と家電の総合的な販売を行う事でシナジー効果を得る予定だったが、それも不調に終わっている。

ここまでの業績低迷については久美子社長の経営方針と経営手腕が問題視されており、度々退陣が話題になっている。

さて、このところの大塚家具(8186)の上昇については、久美子氏の退陣があるのでは?という思惑が先行しているという話を聞いた。本日の上昇もその影響が考えられる。

ただ、このような思惑先行の買いの場合は何か材料がでるにしても退陣という事でなければ期待していたホルダーの投げが月曜に出る可能性にも留意しておかなければならない。

とは言え、チャート的には右肩上がりとなっている。25日移動平均線を割れて撤退となっても痛くない金額だけでチャレンジする分には面白いかもしれないだろう。

 

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【6238】フリュー

(指原莉乃関連銘柄)

フリューはゲームセンターなどで良く見かける「プリクラ」を扱う会社となる。もともとはオムロンの新規事業として始まったが、その後2003年に分社し2007年にはMBOで独立している。

プリクラの消耗品であるシール販売を通じて高い利益率と安定した利益を出しており、この資金をもとに事業の多角化を行っている。現在は携帯コンテンツやコンシューマーゲーム。更には飲食事業などにも進出。

さて、芸能人の指原莉乃がプロデュースするカラーコンタクトレンズが発売4ヵ月で売り上げは50万箱、8億8000万円に上っているという。これが本当であれば、年間で26億4000万円の売上となる。実際のところはスタートダッシュがすごかったという事もあり、2019年の売上は14億6100万円となっている。ただし、2020年は16億2700万円と二桁の増収と大幅な伸びを見せている。フリュー自体の売上は約270億円のため、今後物販事業が伸びをみせれば株価へ影響を与える可能性がある。特にコンタクトは原価が安い為、利益は高いものと考えられる。

また、ゲーム事業においても男性向けゲームから撤退し、黒字化するなど業績は堅調だ。流石に今期はコロナの影響で主力であるプリクラの稼働が落ちてはいるが、時価総額275億円に対し無借金で現金保有が127億円となるのはかなり魅力的だろう。今後の株価に注目したい。

 

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【9854】愛眼

(材料・IR)

愛眼はメガネの卸と小売を行う専業メーカーで、専業としては首位。関西や東海が地盤となっている企業だ。郊外型のショッピングモールなどへの出店が多い。

ただ、低価格帯のJINSやメガネ市場との勝負に劣勢となっている。そのため、価格帯をメガネの三城よりは安い、中価格帯にして勝負にでている。

さて、会社説明はこの程度として、同社に曲がり屋が投資をしていると話題になっている。これを材料・IRのカテゴリーにして良いのかわからない、くだんの人が投資をする銘柄は全て下落すると話題だ(笑)

その人が一昨日から投資をしているという事が判明したのだが、チャートを見て欲しい。本当に下げている。そんなアノマリーだけで投資をするのはどうかとは思うが、75日移動平均線まで下回ってしまうと支持線がなくなってしまう。

今回はあまり真面目な記事ではないが、話のネタにしてもらえたらと思う。

 

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【4960】ケミプロ化成

(有機EL関連銘柄)

ドイツ大手化学会社BASFの日本法人が主な納入先で全体の3割を占める添加剤が主力の化学品メーカー。紫外線吸収剤では国内トップとなる。化学品以外にも、防腐剤やシロアリ駆除剤などホーム産業事業を育成している。

本日に日本経済新聞が「Apple、次期iPhone全機種に有機EL 脱・液晶加速」と報じた。アップルはこれまで上位機種のみ有機ELを採用してきたが、これを全機種に広めるとのもの。これにより、有機ELの採用が先行しているファーウェイやサムスンに次ぐ出荷台数第三位のアップルが有機ELに移行する事から、関連銘柄へと物色が広がっている。

ただ、株価の上昇は思惑先行となる。実際には有機ELの生産・納入で実績をもつのはサムスンであり、アップルと取引をするのはサムスンやLGなどになると考えれるのが妥当だ。ただ、有機EL市場で圧倒的なシェアを誇るサムスンはスマートフォン事業においてライバルに当たる事もあり、アップルがサムスン以外の納入先を探す可能性はある。

国内で有力なのは保土谷化学工業などになるが、これも納入など売上増に実際につながるかは不透明な部分が大きい。もちろん、ケミプロ化成も同様だ。

一方で、ケミプロ化成の時価総額は本日のストップ高基準で48億円ほどと小さい。全体相場が落ち着きを見せ、資金が循環し低位小型株が急騰している最近の株式市場であれば、高値更新が続く可能性がある。実際の売上に貢献するは別として、株式市場ではテーマにのる事で株価は大きく動く。今後の株価動向には注目が必要だろう。

 

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