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【6310】井関農機

(中国関連銘柄)

11/14(火)は井関農機が大きく株価を上げたようだ。井関農機は農業機械の専業企業でコンバインや田植え機に強みを持つ企業だ。急騰の刺激材料となったのは前日13日の大引け後に発表した決算だ。

17年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比3.4倍の54.4億円に急拡大し、通期計画の41億円に対する進捗率が132.8%とすでに上回り、さらに前年同期の98.5%も超えたとのこと。

井関農機は東南アジア向けなど海外で高水準の需要を捉え業績は好調に推移しているようだ。テーマ性としては井関農機は欧州や北米、中国の4本柱に東南アジアへのグローバル展開を加速するとしていることから、中国関連銘柄としても注目される。

直近で同じく中国関連銘柄のタカキタやナガオカが大きく株価を上げている。決算ラッシュがひと段落すれば、これらの中国関連の急騰をきっかけにその他の中国関連銘柄にも物色人気が波及するかもしれない。引き続き注目だ。

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【2160】ジーエヌアイグループ

(中国関連銘柄・バイオ関連銘柄)

ゴールデンウィークのなか日にあたる05/01(月)はケアサービスやナガオカなど中国での事業を手掛ける中国関連銘柄の動きが堅調だった。

中国関連銘柄への物色が続くならば、ジーエヌアイグループにも注目したい。ジーエヌアイグループはアジアに多い疾患をターゲットにした創薬バイオベンチャーで、中国に研究開発・製造の拠点をおく中国関連銘柄。中国の疾患といえば、PM2.5などがあるが、PM2.5による疾患の治療薬なども手掛ける。中国関連銘柄としては知名度もあるし、バイオベンチャーということで外部環境を受けにくい側面もあるので、地政学リスクの緊張感が抜けない現状だと物色されてもおかしくなさそうだ。

チャートをみてもここ最近で大きく調整しており下値支持線とみられる26週線に接近中。反発を狙うタイミングとしても面白そうだ。

【6239】ナガオカ

(中国関連銘柄)

04/27(水)は石油プラントを手掛けるナガオカがストップ高となった。

ナガオカの子会社である中国の那賀日造設備(大連)有限公司がスクリーン・インターナルを大口受注したと発表したことが買い材料視された格好だ。

スクリーン・インターナルとは石油精製、石油化学、肥料プラントの心臓部である反応塔内で原料の原油や天然ガスを変化させ、反応、抽出、分離を行う触媒をサポートする内部装置とのことだ。

受注金額は日本円にして7.46億円とのことで、この案件による17年6月期通期業績への影響は現行の業績予想に織り込み済みとのこと。それでもストップ高になってしまうのだから凄い。

最近は中国関連の材料で介護関連銘柄のケアサービスやロングライフホールディングが大きく株価をあげる場面をみせたが、ナガオカも中国関連銘柄というテーマ性によって物色されたのかもしれない。引き続き中国関連銘柄として継続して物色されるかどうか見ものだ。

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