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【6239】ナガオカ

(中国関連銘柄)

04/27(水)は石油プラントを手掛けるナガオカがストップ高となった。

ナガオカの子会社である中国の那賀日造設備(大連)有限公司がスクリーン・インターナルを大口受注したと発表したことが買い材料視された格好だ。

スクリーン・インターナルとは石油精製、石油化学、肥料プラントの心臓部である反応塔内で原料の原油や天然ガスを変化させ、反応、抽出、分離を行う触媒をサポートする内部装置とのことだ。

受注金額は日本円にして7.46億円とのことで、この案件による17年6月期通期業績への影響は現行の業績予想に織り込み済みとのこと。それでもストップ高になってしまうのだから凄い。

最近は中国関連の材料で介護関連銘柄のケアサービスやロングライフホールディングが大きく株価をあげる場面をみせたが、ナガオカも中国関連銘柄というテーマ性によって物色されたのかもしれない。引き続き中国関連銘柄として継続して物色されるかどうか見ものだ。

【5341】アサヒ衛陶

(中国関連銘柄・ミャンマー関連銘柄・介護関連銘柄)

ここ最近、アサヒ衛陶が大幅に株価を伸ばしているようだ。アサヒ衛陶は衛生陶器、水栓金具の中堅で介護関連製品などの開発にも力を入れている企業だ。

同社が注目されているのは03/31付けで公式ツイッターで、ミャンマーにおける総代理店ライオンファミリー社が同社の商品を本格的に販売開始したと発表していることが要因の一つだ。アサヒ衛陶は中国向けに温水洗浄便座などを手掛けていることも注目だが、今後はミャンマー市場にも積極的に展開していくとのことで、中国関連銘柄にくわえミャンマー関連銘柄としても物色されている格好だ。

アサヒ衛陶は普段それほど目立つ銘柄ではないが、ここ最近でケアサービス・ロングライフホールディングなどの介護関連銘柄が中国での事業拡大という期待材料で大きく株価をあげたことも、アサヒ衛陶の海外展開の期待感を後押ししているのかもしれない。

東証2部の低位寄りの銘柄なので、値動きが軽い点も面白い。引き続き注目したい銘柄だ。

【4355】ロングライフホールディング

(介護関連銘柄・中国関連銘柄)

介護関連銘柄のロングライフホールディングに注目だ。ロングライフホールディングは03/31(金)、04/03(月)と連続でストップ高になっている。

買い材料となったのは、ロングライフHDの中国における合弁会社「山東新華錦長生養老運営」が中国・青島市政府による訪問介護事業を受託したと発表した件だ。

介護関連の事業を行うケアサービスが03/17に中国・北京で介護事業を展開する合弁会社を設立すると発表したことにより、6日連続のストップ高となったことを考えるとロングライフホールディングもまだ買われる可能性があるかもしれない。

中国は日本と同じく高齢化社会が進んでおり、中国における介護事業は非常に社会的ニーズが高まっているようだ。特に中国は人口も多く、介護事業が軌道に乗れば業績面も期待が持てる。ロングライフホールディングは中国関連銘柄の一角として注目したい。

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