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【3953】大村紙業

(段ボール関連銘柄)
米中貿易摩擦の影響は様々な分野に波及しているが、段ボール業界でも大きな懸念が広がっている。

段ボールの最大生産国である中国は、原料となる古紙を米国から調達していたが、貿易摩擦の影響で日本国内の古紙を「爆買い」をしているらしい。この影響で、日本国内での古紙流通量が極端に減少しており、段ボール不足から物流業界が混乱する可能性が出て来ているそうだ。

インターネット通信販売やフリマアプリの流行などに伴い、日本国内の段ボール需要は年々高まって来ている。全国段ボール工業組合連合会は2018年の需要が3年連続で過去最高を更新すると発表している。これに加え、中国への古紙輸出が増加しているのだから、段ボール不足となるのも頷ける状況だ。

これを受けて国内製紙会社は2018年10月から続々と段ボール価格の上昇を発表しているが、特に年末商戦に掛けて段ボール不足の状況は避けられそうにない。となれば、段ボール関連銘柄に大きな注目が集まりそうだ。

段ボール関連銘柄から注目したいのは、段ボールケースや段ボールパレットを主力に手掛ける大村紙業。他の競合に比べ、時価総額も小さく値動きも軽そうだ。これから年末に掛けて、段ボール関連銘柄には引き続き注目したいテーマ株となりそうだ。

 

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【3953】大村紙業

(ニンテンドーラボ関連銘柄・ダンボール関連銘柄)

01/18(水)に任天堂からニンテンドースイッチを使った新しい遊び方「ニンテンドーラボ」が発表されたようだ。ニンテンドーラボはニンテンドースイッチ専用のソフトで、同梱の段ボール製のキットを活用しピアノや釣り、バイクやロボットなどを組み立てそれらとニンテンドースイッチをジョイントさせて遊ぶというもの。非常に画期的な遊び方で、どちらかというと知育玩具のようなもの。

このニンテンドーラボはかなりネット上でも話題になっており、ダンボールを活用するということからダンボール関連の大村紙業に買いが集まっているようだ。

大村紙業はユーザー密着型の工場を分散展開しており、顧客の細かい要望にも対応することができることから、思惑的な買いを集めているのだろう。時価総額規模も小粒だし、短期資金が流入しているのかもしれない。

ニンテンドーラボは2018年4月20日の発売予定だ。発売するまでしばらく時間があるが、思惑的な買いが続くかどうか見ものだ。

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