仕手株情報の嘘と真実、投資顧問の嘘と真実 仕手株情報と投資顧問情報のまとめ

アベノミクス銘柄

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【7172】JIA

(フィンテック関連銘柄・マイナス金利の恩恵)

以前活発に取引していた銘柄で、久しぶりに入ろうかと思ったがかなりの高値であるJIAに注目してみたい。
同社は以前の記事でも書いたがフィンテック企業を新規上場させるための支援を行うような材料を発表している。
また本日はアメリカのコンテナ会社を100%子会社と発表。
ここは航空機やコンテナリースを行っており、金融商品として顧客に投資させている。この顧客は最近儲かっている法人を紹介してもらい節税対策込みで投資をさせるというもの。
マイナンバーやマイナス金利によって、その恩恵を受けそうである。

新興市場のマザーズは高値更新をしていて、過熱感もあるが今後どうなっていくのだろうか。
一部で警戒の声も出始めている。

【3397】トリドール

(インバウンド関連銘柄)

丸亀製麺所を運営するトリドールに注目してみたい。
2015年の訪日外国人は急増し続け、前年比47.1%増と1.5倍近い。
今度オリンピック開催までに4000万人ものインバウンド消費が期待できよう。
今の相場は円安の一服もあり、大型の輸出優良株(トヨタなど)を買う動きではなく、内需株にシフトしているだろう。
その中でも観光産業は訪日外国人が増え続ける限り潤うカテゴリーだ。

そしてその外国人に人気なのが和食の「うどん」である。
ハワイへの進出も成功していて連日行列ができているらしい。想定を超える拡大が続いていると四季報。
またホテルの宿泊費も前年比12%増と。ちなみに今年の1月は前年比52.0%増と過去最高。
うーん、「インバウンド×観光産業」おすすめですね!

Jリート時価総額過去最高

【8985】ジャパン・ホテル・リート投資法人

(REIT・高利回り・マイナス金利の恩恵銘柄)

J−REITの時価総額が過去最高を記録。
マイナス金利発動によって高利回りのリートに資金が集中し始めた。当然の流れである。
ジャパンホテルリートは日本全国のホテルをポートフォリオに組み込むJリートだ。
数年前と比べ円安の影響もあり訪日外国人は年々増える一方で、オリンピック開催後も急増し続けると試算されている。開催までに現在の2倍にも及ぶと言う方もいる程だ。

為替の影響や日本株急落の影響を受けにくく、観光産業の需要は増え続け、お国が現金を突っ込みまくるリートが固そう。
久しぶりに国策に売りなし!と言える投資対象になりそうだ。
同じく3287星野リゾート・リート投資法人も以前からオススメしているが、こちらはもう高くなり過ぎて値嵩リート状態。
ジャパンホテルリートは10万円以下で買えるので手を出しやすい点も。

【1820】西松建設

(好決算・国土強靭化関連銘柄)

準ゼネコン西松建設の利益率大幅改善が凄い。
もちろん売上高も上がっているのだが…。
アベノミクス前の5年前と比較してみると、営業利益が約5倍、経常利益約7倍、純利益約9倍といった改善率。

今後も建物の老朽化改修案件やリニア関連の案件、オリンピック開催に向けての案件等盛り沢山。
国策でもある国土強靭化に関しては、現状あまり人気ではないテーマだが、同社は素材や技術の開発も抜かりない。

・コンクリートに混ぜるとコンクリート製造時におけるCO2 排出量を70%程度削減することができ、更に温度ひび割れ発生リスクが低い素材「低炭素型のコンクリート『スラグリート』を開発。

・あと施工せん断補強「サイトフィットネイリングバー」工法の建設技術審査証明取得。
「サイトフィットネイリングバー」は地中構造物(ボックスカルバートや擁壁など)のRC部材の片面からの補強施工に適用できるものであり、容易かつ迅速な施工が可能である、と。
良くわからないが、杭打ち問題があった建物を容易に補強できたりするのん?

といった日本を誇る技術力向上というか企業努力IRも頻繁に出していて凄い。
官公庁向け案件も多く獲得しているので直ぐに業績悪化することは考えづらい。

株価も5年前に比べたら4倍程度になっているが、業績や投資指標をみれば割高感もなく、むしろPER10倍割れは平均以下。長期トレンドで見ればチャートも大崩れしておらず、日経平均が再度上を目指すと読むならば好業績の中堅ゼネコンは良いような気がしてきた。

【3296】日本リート投資法人

(マイナス金利の恩恵銘柄・黒田バズーカ銘柄)

ここ最近の日経平均は落ち着きを取り戻しているような気がするが、依然として個別銘柄では材料株や好決算銘柄でなければ25日線を上で推移している銘柄は少ない。
アベノミクス・黒田バズーカと呼ばれる金融政策で「FTFを買う」に加えて「リートを買う」と発表された訳ですが、リートを買う金額が年間約900億円と大きかった点、気になった人も多いのではないか。

そして黒田バズーカ第3段では「マイナス金利の導入」。
企業は潤沢な内部保留を設備投資に使うか、自社株買いに回すか、配当性向を上げるか、土地や不動産に投資を行うか等の選択をしなくてはならない。
前にも書いたが都心部ではここ2年で地価20%の値上がりも。

バブル時のように土地や不動産価格が数10倍になるなんて思っていないが、追加緩和の内容(リート銘柄別の買い入れ限度額を発行済み投資口の総数の「5%以内」としていたが、市場における発行残高に比べ、日銀の保有残高が増加していたことから「10%以内」に引き上げる。)を見れば土地や不動産の値段を上げたいのは、明白のような気が…。

日本リート投資法人への投資は年利5%を超えて現状第3位の高利回りリート。更にマイナス金利導入によって買いが強く出来高もしっかりで25日線を上で推移し、リート価格の上昇も見込めよう。
土地やリートの利回り・値上がりを皆がもっと知るようになれば、
銀行に内部保留を預けてマイナスになるよりこのセクターに資金が向かうと思うんだがな。
投資信託ではなく投資証券なので個別銘柄と同じように取引できるし。

【8890】レーサム

(黒田バズーカ・不動産銘柄・マイナス金利恩恵銘柄)

昨日に引き続き、不動産関連銘柄に注目しておきたい。
寄り付きこそ不動産業種の株価は高くなかったが、ジリジリと値を上げてプラス10%以上の銘柄までチラホラと。
やはりマイナス金利の恩恵を考えて外人さんが買ってきているのかな?
アベノミクスと黒田バズーカ第1弾を受けてレーサムの株価は10倍高にで膨らんだが、今見ればPERは5倍台、配当利回りは4%弱にまでなっている。
早速大手メガバンクが個人預金の利子を引き下げることを発表したが、こうなってくると業績が良くて割安、かつ配当利回りの良い銘柄が買われてくるだろう。
個人的には東証2部銘柄の中から低位株で上記の通り好業績割安銘柄、高配当なものも欲しいところだが、今は素直に自分の好きな不動産銘柄を選択したい。
不動産流動化銘柄はローンの金利も下がっているので恩恵が大きそう。
物件だけでなく土地に投資する企業や人も出てきそうだ。
現に東京23区は年間10%程度の地価上昇が2年連続で続いているところも多い。

【3231】野村不動産

(黒田バズーカ・不動産銘柄・マイナス金利恩恵銘柄)

個人の住宅ローン金利が実際に下がるニュースが出ている。
黒田バズーカ第1段では、軒並み不動産関連が高くなったが長期金利が上がってしまってなかなか上値が重い展開が続いた。
今は長期金利はマイナスになり、不動産購入には欠かせない住宅ローン金利が安いという状態に。

さらに国策として日銀はリートに金を入れまくっている。
日本株もそうだが、地価や不動産を上げにかかっていることが覗える。
また、不動産財閥三社の決算は軒並み良い。
野村不動産はというと、以前も書いたが販売が非常に上手で即日完売が多い。
俺はわからないけど、業界人の話では同社の土地仕入れも上手らしい。先何年分かの仕入れも終わっているようだ。

三菱UFJモルガン証では新中期計画は前倒し達成を期待し、レーティング「Buy」(買い)を継続。
目標株価は3570円から3630円に引き上げている。 今は2000円を割り込んでいるのでバリュー感も。

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