【4481】ベース
(個人的オススメ銘柄)
【4481】ベースが大幅高となっている520円高、6.8%の上昇だ。このブログでも記載したし、「金の四方山話」でも記載していた銘柄だ。恵和の2匹目のどじょうを狙うのであれば、ベースと※※※※と「金の四方山話」ですでに案内していた。
今回はその理由を少し記載しておく。
まず、恵和が高騰した背景は東証2部上場のため需給面ではインデックス組み込みの需要が起こった事だ。もちろん、1部上場であれば買い需要は更に膨らむ。現在の環境であれば、金余りのため2部上場でもこの需要は十分見込めるのだ。
更に2部上場という事で人気がなく初値もPER14倍程度と妥当な水準となった。妥当と書くからにはここからの上昇は見込めないと考える人が多いが、業績が安定している上にROEは15%である。高ROEの銘柄は機関投資家の物色対象となる事が多く、PER30倍台まで買われる事も多い。
そのような背景と合致しそうな企業として「金の四方山話」ではベースと※※※※を上げているのである。現在PERは25倍となっている。
次にチャートを見てみる。上場後の荒い動きが落ち着いた後は徐々に下値を切り上げている。上値は7770円と7760円で2度抑えられた。このラインを緑の上値抵抗として、切り上げる下値を赤線で引いてある。
結果として、三角持ち合いの形になり、本日上値抵抗を抜けた事で買いに勢いが付いた格好だ。ただし、テクニカルでいうフラッグとして捉えるのはポールの位置がおかしくなるので厳密には違うので注意。
とは言え、上値抵抗を抜けた事で上昇波動が明確となるならば、次の目安は半値戻しの8110円、8388.5円、そして全戻し・高値の9290円となる。
さて、ここからが一番重要な話となる。大まかな、【4481】ベースの概要を述べた。基本的に上昇すると思っているが、株の世界に絶対はない。私が注目したから株価が上がるのであれば世話ない。
ここをしっかり判断してほしいと思う。
例をあげる。
・なんで買うのか?
高ROEで収益性が高く、それにより機関投資家の買い需要が見込めるから。
かつ、チャートとしても、上値抵抗を抜けたから。
・いつまで保有するのか?
四半期ごとの決算を確認し高収益が確認される限り
かつ、上値抵抗を抜けてサポートラインとして想定される7770円を割り込まない限り
今回であれば、こういう理由付けになるはずだ。次にこれを実際の売買にまで落とし込む。
・いつ、いくらで買うのか?
寄り付きでエントリー
・いくらになったら損切るするのか?
上値抵抗が転じ、今後のサポートラインとなると思われる7770円を下回ったら。
・いくらになったら利食いを入れるのか?
上場来高値の9290円で。
となる訳だ。借りに本日の終値で始まったとしたら、1枚の購入で、損切りの場合は-34,000円、利確の場合は118,000円のプラスとなる。このトレードプランでいくなら、3万円のマイナスが絶えられないならばこの銘柄に投資すべきではない。
これはあくまでも一例に過ぎない。チャートなど使わずに完全に業績だけ見るならば、高ROEのが続く場合やセキュリティー関連としてや教育ICT関連としての収益性を同業他社として比較して、高水準な限り保有するという事もあるだろう。
単純に値動きだけ追って、チャートを優先するにしても、目標株価を決めずに5日移動平均線を割り込むまで追いかけるという手法もあるだろう。
実際の投資手法は人それぞれだと思うし、どの手法が優れているという事もないだろう。ただし、絶対に最初で決めた「なんで買うのか?」「いつまで保有するのか?」と実際に相場環境や値動き・業績が違ってくるのであればそこで手仕舞う事。これだけは忘れてはならない。
MCJパソコンの製造・販売を主力とする会社だ。周辺機器にも強みを持ち、その他通信事業やメディア事業にも進出をしている。
年末に小言のような記事で申し訳ない。もちろん、私は自分で仕入れた情報や銘柄選定に自信を持っている。だから、どこで買っても同じ。どうせ勝つのだからと思っている。しかし、そのような事では人間成長がない。今後長く続く投資において、皆さんが勝ち続けるためにも、できる限りの発信をしていきたいと思っているし、そうなるよう願っている。
それでは良いお年を。
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