【2186】ソーバル
(自動運転関連銘柄)
米国トランプ大統領の対中国製品を対象に追加検討を指示した事で、中国が対抗措置を発表。米中貿易摩擦の激化が懸念されている。
その影響で全体的に地合いが悪い中、14連騰している銘柄がある。どうやら機関投資家や法人投資家などの継続的な買いが観測されていると話題のようだ。技術者派遣事業やWEBクラウド開発、組み込みソフト開発などを手掛けるソーバルという銘柄だ。
次世代自動車は「走るコンピュータ」になるといわれている。自動車業界にもIoTの普及が一気に加速している。衝突被害軽減ブレーキや車線維持支援制御装置など先進安全自動車(ASV)を搭載した自動車が一気に普及している状況からも、次世代自動車はIoTの影響を大いに受ける事となるだろう。
その中で最も伸びシロが大きそうなのが、車載用電子機器(ECU)の分野だ。ソーバルは自動車の自動運転のための統合電子制御ユニット(ECU)の開発も進めている。自動車に搭載される電子制御機器の世界市場規模は2020年には約30兆円以上になる事が見込まれており、ソーバルはトヨタとの取引もスタートしているし、その期待から思惑買いが集中しているのかもしれない。
これだけ地合いの悪い中で14連騰している銘柄は珍しい。5月17日以降は23営業日中21日で上昇しているのだから驚異的だ。今後の材料次第では一気に急騰する可能性もあるかもしれない。ソーバルには今後も注視しておいた方が良さそうだ。
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