仕手株情報の嘘と真実、投資顧問の嘘と真実 仕手株情報と投資顧問情報のまとめ

国策銘柄

国策銘柄とは、株の格言に「国策に売りなし」とあるように、国を挙げて実行される政策によって恩恵を受けるであろう銘柄について書いていきます。日本が国家予算を組んでその分野を成長発達させていくので、株価もそれらを織り込もうとする流れから急速に株価を上昇させる流れがあります。マイナンバーや国土強靭化、オリンピック開催やインバウンド関連、サイバーセキュリティーなど多くの関連する銘柄が株価を上げています。

【7048】ベルトラ

(旅行関連銘柄・インバウンド関連銘柄)

2/18(月)はベルトラが大きく上昇している。

同社は18年12月期の営業利益は海外旅行部門やインバウンド部門の好調を受け、365.7%増と大幅アップ。更に19年12月期の営業利益予想を前期比43.9%増と発表している。

同社はグローバル規模での人員配置を最適化し、効率的な収益体制の構築に注力している点で収益に大きく寄与したようだ。また旅行関連企業との連携強化により、販売チャネルの拡大や外国人旅行者向けの「現地体験ツアー」展開による訪日向け商品の拡大なども大きく寄与している。今後は47都道府県で「現地体験ツアー」を展開し、様々なインバウンド需要に応える方針だ。

近年の訪日観光客は、より「体験型」の旅行にシフトしているし、日本のアニメなどの影響で、従来の観光地以外への旅行需要も増して来ているそうだ。例えば今年は「ダイヤモンドルート」と呼ばれる東京を起点とした南東北・北関東を巡回するコースが人気らしい。47都道府県対応型の「現地体験ツアー」は今後、更に伸びシロを見込めるかもしれない。

また2019年はゴールデンウィーク10連休や、有給休暇義務化による余暇の増加、またラグビーワールドカップの開催など、旅行関連銘柄にとって大きなビジネスチャンスとなる事が予想されている。

その中でも、ベルトラは国内向け・海外向け共に「体験型ツアー」に強みがある企業だけに、近年の需要ニーズに応えられる体制が整っている。今年大きく飛躍が期待される銘柄の一つとなりそうだ。

 

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【4563】アンジェス

(バイオテクノロジー関連銘柄)

2/13(水)はアンジェスに大きな注目が集まっている。

同社は2/12取引終了後に、重症虚血肢を対象としたHGF遺伝子治療薬のイスラエルにおける独占的販売権許諾に関する基本合意を現地イスラエルのカマダ社と締結した事を発表している。

HGF遺伝子治療薬は、アンジェスが設立以来に手掛けて来た主力プロジェクトであり、2018年1月に厚生労働省に対し再生医療等製品の製造販売承認申請を行っており、現在は審査中となっている。

今回の基本合意により、イスラエルにおいて日本での製造販売承認取得及び、同国内での承認獲得後にカマダ社が重症虚血肢を対象としたHGF遺伝子治療薬を独占的に販売する事になる。

イスラエルでは、日本など先進国で薬事承認された場合は、同国で追加臨床試験を行う事無く承認されるケースが多い為、早ければ2020年に発売する事を見込んでいるそうだ。

今回の基本合意でw、イスラエルにおいて薬事承認及び保険償還が承認された場合は、アンジェスに一時金として最大125万ドル、発売後の累積売上及び年間売上に応じた一時金として最大285万ドル及び製品供給による売り上げ金を得る事になる。

勿論、現在はHGF遺伝子治療薬は当局による審査中となっており、サンバイオショックの例もあるだけに全幅の信頼を寄せる事は出来ないが、今後の動向には注視しておきたいところだ。

 

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【4641】アルプス技研

(人材派遣関連銘柄・外国人労働者関連銘柄)

2/8(金)はアルプス技研が上昇している。

アルプス技研は技術者派遣を主力に展開しており、主要顧客は製造業大手が多い。7日取引終了後に発表した18年12月期連結経常利益は前期比10.1%増、続く19年12月期も前期比7.1%増と業績右肩上がりだ。これで同社は5期連続で過去最高益を更新する見通しとなる。

人手不足が大きな社会問題となっているが、アルプス技研は技術者の育成に注力して来た企業で、顧客の需要ニーズに応えられる強みがある。また主要顧客となる製造業大手は世界景気の減速による影響が懸念されていたが、それ以上に人手不足の方が深刻というのがあるのだろう。派遣要請は引き続き好調のようだ。

また2019年4月から外国人労働者の受け入れを拡大する出入国管理法が施行されるが、アルプス技研は既に農業分野や介護分野へ外国人労働者を派遣する子会社アグリ&ケアを設立している。愛知県の「農業支援外国人受入事業」において、受入企業の認定を獲得。既に十数人のベトナム人を農家に派遣している。今後のビジネス拡大にも期待が出来そうだ。

海外情勢など、外的な要因で影響を受け易い株式市場だが、相対的に内需のテーマ株には物色人気は集まり易い。海外株式や為替の影響を受け難いセクターとして注目されるのが人材派遣業界だ。アルプス技研は「技術者派遣」や「外国人労働者」において今後も強い存在感を示して行く事になりそうだ。

 

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【4395】アクリート

(インバウンド関連銘柄・通信関連)

2/6(水)はアクリートに大きな注目が集まっている。

海外の携帯電話番号向けにSMS配信を行う「SMSコネクトグローバルサービス」を開始する事を発表しており、これが好感されているようだ。

内容としては、国内の企業等からのSMS配信リクエストによりお、同社のSMS配信システムと直接、もしくは海外SMSアグリゲーター経由で接続している海外携帯電話事業者から、個人向けへSMS配信を行えるものとなる。200以上の国と地域、殆どの配信が可能となっている。

このサービスを導入すれば、これまで国内の携帯電話事業者の利用者しか利用する事が出来なかったサービスを全世界で利用する事が可能になるもので、海外在住者や訪日外国人(インバウンド)向けSMS配信の需要に応える事になる。また、訪日外国人へ向けたSMSによるセールスプロモーションなどの新しいインバウンド向けサービスとしても期待出来そうだ。

同サービスによる業績見通しについては2019年2月13日に開示予定としており、期待も高まりそうだ。引き続き注目しておきたい銘柄だ。

 

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【2415】ヒューマンホールディングス

(人材派遣関連銘柄)

1/28(月)はヒューマンHDに注目が集まっている。

同社は予備校を祖業として、教育の他にも人材派遣や介護事業などを展開している企業だ。昨年12月に外国人労働者の受け入れ拡大を促す「改正入国管理法」が成立した事で、2019年4月から新制度がスタートする事となるが、これに伴い外国人向け日本語学校への需要が高まる事が予想される。

ヒューマンHDは昨年9月末時点で生徒数3300人に達しているが、他にも日本語教師養成講座も手掛けており、こちらも3000人を超える生徒を抱えているそうだ。改正入国管理法により、今後外国人労働者が増加するのが必至の状況下で、日本語を教える事が出来る人材を自社で育成しているのは相当な強みとなりそうだ。

また、同社はインドなど海外からITエンジニアなどの人材をハンティングし、日本で働けるよう育成する事業も展開している。今後の成長に向けた期待が大きそうだ。

 

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【4274】細谷火工

(防衛関連銘柄)

2018年の株式市場も今日で大納会だ。思い返せば2018年は10月2日に日経平均株価がバブル期以来の上昇を見せたかと思えば、年末に年初来最安値を更新する波乱の相場だった。2019年は景気実感の伴う株価上昇に期待したいところだ。

そもそも2018年が波乱の相場となった根幹には米中貿易戦争がある。現在は経済戦争といった様相だが、2019年以降は軍事的な緊張が高まる可能性もありそうだ。

12/28(金)は細谷火工が上昇しているようだ。

大納会らしく、世相を表しているのか防衛関連銘柄が物色人気されているのかもしれない。またロシアのプーチン大統領が米国ミサイル防衛網では迎撃する事が出来ないとされる新型の極超音速ミサイルシステム「アバンガルド」を2019年に配備する事を26日に発表、やはり来年以降は軍拡競争が高まる可能性が高そうだ。

2019年は日本国内でも「平成」という一つの時代が終わる節目を迎える事となる。次の元号では激動の時代を迎える事になるかもしれないし、依然多方面で地政学リスクが燻っている状況だ。地政学リスクが高まれば防衛関連銘柄に物色人気が集まる。細谷火工には来年以降も注目しておいた方が良いかもしれない。

 

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【4344】ソースネクスト

(インバウンド関連銘柄)

12/19(水)はソースネクストに大きな注目が集まっているようだ。

同社はPCソフト開発を主力に展開しており、サイバーセキュリティ関連銘柄としても注目を集めやすい銘柄だが、同社が開発・販売している新型翻訳機「ポケトークW」がテレビ番組で大きく取り上げられた事で、販売拡大に大きな期待が集まっているようだ。

同社が手掛ける「ポケトークW」は、話しかけるだけで通訳がいるかのように対話が出来る、手のひらサイズのAI通訳機となっており、世界74言語に対応している優れ物だ。世界109の国と地域で使える4G対応のグローバル通信機能を内蔵しており、面倒な設定は不要ですぐに使う事が出来る。

日本経済新聞社による「2018年第3四半期新製品ランキング」で1位にランクインするなど、累計出荷台数20万台を超える大ヒット商品だ。同社は2020年末までに100万台の目標を掲げており、今後の業績成長に大きな期待が出来そうだ。

2020年東京五輪や2025年大阪万博など、インバウンド需要の場面でも大きな存在感を示しそうな「ポケトークW」は今回のテレビ番組をキッカケに更なる大ヒット商品となる可能性もありそうだ。

 

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