【2483】翻訳センター
(翻訳関連銘柄・マイス関連銘柄)
2019年6月には日本が議長国となり、G20大阪サミットが開催される事になる。G20各国に加えて、招待国首脳や国際機関が多数参加する事が決定しており、日本で行われる首脳会議としては過去最大規模になるそうだ。
当然、日本政府はこの「G20大阪サミット」を大成功に導きたい考えだ。メインとなる首脳会議は大阪市住之江区の咲洲にある大阪国際見本市会場となる予定だ。これを機会に注目を集めそうなのが、国際会議場などに関連した「マイス(MICE)」に関連銘柄だ。
「マイス(MICE)」とは、「Meeting」「Incentive」「Convention」「Exhibition/Event」の頭文字を取った呼称で、国際的な会議や見本市を開催する会場の事だ。3/26に日本政府はカジノ含む総合リゾート(IR)に関して「IR整備法施行令」を閣議決定したが、その内容には、IR内に総面積10万平方メートル以上の巨大ホテルの他に、国際会議場・展示場といった「マイス(MICE)」施設の併設も義務付けた事は記憶に新しいのではないだろうか。
実はこの「マイス(MICE)」、観光庁の資料によると2016年の経済波及効果は1兆590億円と市場規模が大きい。日本政府も「マイス(MICE)」の設立を国策事業として取り組む方針となっている。
国際会議場本体だけではなく、周辺設備や整備、建設セクターまで幅広い分野で経済波及効果が見込めるが、G20大阪サミットで大きな注目を集めそうなのは翻訳のカテゴリーではないだろうか。国際会議では多くの言語が飛び交う事になる為、同時通訳は必須となるだろうし、学術会議の開催が多い国際会議の場では専門用語の翻訳も重要性が高まる事となる。
【2483】翻訳センターは、同時通訳技術と医薬や工業、金融や法務など幅広い専門分野で翻訳事業を展開している企業だ。G20大阪サミットが開催されれば注目度が増す事も予想出来る。先回りしておくのも面白いかもしれない。
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