仕手株情報の嘘と真実、投資顧問の嘘と真実 仕手株情報と投資顧問情報のまとめ

【1820】西松建設

(大量保有報告書)

西松建設は準大手のゼネコンとなる。ダムやトンネル工事などに強く、名門。香港・シンガポールなどで実績を多く持つ他、ダム・トンネルの土木に関しては大手と遜色のない企業だ。一方で政治家への献金問題などコンプライアンス体制の問題が残る。これに関しては土木会社の伝統といっても過言ではないのであまり気にしなくても良いと思う。

さて、同社は時価総1400億円ほどに対して、450億円ほどの現金を保有するキャッシュリッチな会社だ。業績は比較的安定しており一株益は340円程。PERは7倍台でPBRも0.7倍台と割安となっている。

同社に関しては旧村上ファンド系列が買い増しを行っている事でもしられている。巷ではその他村上ファンド系列が買い増しをすすめている、大豊建設や東亜建設工業、浅沼組などとの合併が囁かれているが、真偽の程は定かではない。

もちろん、規模の利を活かすための合従連衡は企業が生き残りを模索する為には視野にいれなければならないものだがムラ意識の強い建設業界はそう一筋縄ではいかないだろう。一方で、キャッシュリッチな点を考えれば配当増額という事は考えられる。もし、今後も買い増しを続け発言力を高めるならその点は思惑が膨らむだろう。

今後の菅総理大臣発言で国土強靭化が語られるたびにテーマとなる可能性もあるので注目はしておきたい。そもそも、最近では出遅れているバリュー株に資金が循環してきているのでその点も注目だ。

他方、急ピッチな上昇となっている事や決算を控えている事も注意だ。特段決算については調べていない。決算などで下落した場合は25日移動平均線を下値目処で投資をしてみるのも面白いだろう。

 

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【2768】双日

(決算発表)

双日は日商岩井とニチメンが2003年に経営統合して発足した総合商社だ。営業収益順でいくと、業界7位。

強みはボーイングの代理店として航空機材となる他、木材・肥料など資源に強みを持つ。また、炭鉱権益も保有している。現在成長著しいベトナムへ早期から進出しており、同国での事業が堅調。

さて、同社は本日決算を発表した。

2021年3月期 第3四半期決算短信[IFRS](連結)

新型コロナによる影響で伸びたのは医療や生活基盤などのセグメントとなるが、資源や航空機・自動車の減益が大きく決算内容は芳しくない。

売上高は3Q累計で前年比12%減の1兆1596億円、税引前利益で48%減の240億円、純利益は7%増の225億円となっている。配当は想定の10円を据え置いている。

一方で来期の見通しとしては自動車などの回復を見込み、コロナ前の水準を回復する事を想定しているようだ。

さて同社のPERは10倍台、PBRは0.5倍台と五大商社に比べてでおくれている。ウォーレン・バフェットが投資対象とした五大商社は資金が流入したものの、同社には投資対象から外れた為だ。

テクニカル的にみると、250円が上値として意識されて底練りを続けてきた。本日は決算前に257円をつけるなど、この水準を上抜けてきている。今回の決算発表でアク抜けとなれば、月足・週足・日足と抵抗線を抜けてくる事になり、割安株としての見直しが進む可能性がある。この場合は月足から考えると300円を回復となってもおかしくはないだろう。

実際、決算を受けても買いが先行している。終値までは確認してみるべきだが、テクニカルとしては買いサインと個人的に考えている。

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【5009】富士興産

(材料・IR TOB関連銘柄)

富士興産はエネオス系の会社となる。灯油や軽油などの中間商品が主体で、トラック業者や工業などの業者向けが多い。今は太陽光発電事業も手掛けておりある意味再生可能エネルギー関連の銘柄でもある。今回はその観点ではなく別な観点で見ていきたい。

その前に背景を解説する。バイデン大統領や菅総理の発言などで分かる通り化石燃料から脱却し再生可能エネルギーを活用する流れとなっている。もちろん、経済面だけみれば再生可能エネルギーより化石燃料の方が割安で経済性ははるかに高い。しかし、世界的な流れに逆らう訳にはいかず再生可能エネルギー活用のための補助金などが出される事になるだろう。

これにより再生可能エネルギーの株価が上昇している訳だが、一方で割を食う旧来のエネルギー株。つまり化石燃料を扱う会社はどうなるのか?この流れのままだと、座して死を待つ他ない。そのため、生き残りを模索していく事になる訳だ。エネオスが石油小売に関しては撤退して老人ホームを作る計画があるとの話も聞こえてきた。もちろん、これはすぐすぐの話ではないだろうが、企業として生き残りの道を探っているからこそこのような話もでてくるのだろう。

さて、現実的に考えて一番の生き乗りの策は資本効率を高める事になる。規模の利を追求し利益率を高めるのが一番の方策となる。だからこそ、昨日記載した東亜石(5008)に出光がTOBをかけているのだろう。

この場合、常に規模の大きいほうが小さい方を吸収していく事になる。富士興産(5009)は時価総額が100億円程度の小規模な会社である。東証のルール変更で東証1部相当となる東証プレミア(流通時価総額100億円以上が想定されている)から漏れる事になれば投資家の魅力は下がる。さらには手元資金が30億超と時価総額に対してリスクをとった営業を行っているとは言えない事など、TOBをかけられる要素が豊富だ。

現在株価は1000円台と高値まで買われているのはこのような背景・思惑があるのではなかろうか。今後の株価の動きに注目である。

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【5008】東亜石油

(材料・IR TOB関連銘柄)

東亜石油は出光興産のグループ会社で石油精製を行う会社だ。出光が50%超を保有しており、親子上場の問題がある会社だ。

特に事業構造自体が主力の石油精製の全量を出光に出荷しており、上場しているだけで資本効率が悪い状態となっている。

そんな所から、出光興産がTOBをする事になり、この表明に関しては同社も賛同している。

TOB価格は2450円となり同価格にサヤ寄せする格好で株価は上昇した。

ところが、現在の株価は2450を超える水準となっている。背景にはコーンウォールが買い増しをしている事あがる。

多くは語らないが、TOB合戦の可能性も否めないだろう。

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【3323】レカム

(材料・仕手株情報)

同社は中小企業向けにビジネスフォンや複合機などの販売を行っている会社だ。LED照明にも力をいれている。2018年には大相場になった事で記憶にある人も多いだろう。

さて、先に断っておくが今回の情報はよくわからない。年内最後という事で宝くじのようなものと思って欲しい。

先日同社はウイルス除去装置について材料をだした。「ウイルス除去・除菌装置「ReSPR(レスパー)」によるアルミニウム表面上の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の不活化を確認」というものだ。これに反応して株価は上昇。ただ、PTSでは高かったものの、その後は売られる展開となった。

というのも、108円行使の転換社債が大量にあるためだ。現在は行使されていて100万株ほどになっているはず。この売り玉がどう動くのか?という思惑から、株価が下がると何かあるのでは?という噂がよく出回る。

そして、今回も何か材料があるのでは?という話がきた。真偽の程は不明だし、このような経緯からの噂だと思う。ただ、株価を見てみると128円までつつく格好でやや出来高がある。何度もいうが、宝くじを買う感覚で(どうせ外れるくらい)イケる人は年内最後の運試しをしても面白いかもしれない。

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【4321】ケネディクス

(TOB関連銘柄)

【4321】ケネディクス(不動産関連銘柄)

以前の記事で紹介したケネディクスが決算を前に不自然に上昇している。

さて、私は基本的に今後の株価に注目しておいて欲しいとしか言わないが、同銘柄に関してはポートフォリオに入れておいて欲しいと言及している。

前回掲載時の株価は550円どころなので高円まで27%ほど上昇した。見事に乗れた方はおめでとう。

今後だが、私が自信のあった金額は650円である。まさかのTOBでここから上昇する可能性もあるだろうが、ここからは神のみぞ知る世界となる。

本日が決算発表。合わせて何か材料がでるのか注目されたし。

 

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【3402】東レ

(決算発表・炭素繊維関連銘柄)

東レは高い技術力を誇る、化学繊維メーカーだ。炭素繊維・複合材に特に強みを持っている。炭素複合繊維は軽量かつ強度がたかい為、燃費ををよくするために航空機や高級車などに使われており、ボーイングなどに採用されている事は有名だ。

その他にも、樹脂やフィルム、水処理膜、医薬、衣料など繊維及び皮膜の技術が使われるものには幅広く開発を行っている。現在は、EV搭載リチウム電池用の絶縁材にも力をいれている。

折しも、2050年までに温室効果ガス排出0を菅首相が打ち出しており、電池関連としても注目される。また、航空機の温室効果ガスを削減するためには、燃費を好向上させる事が一番になるが、そのためには重量のカットが必須である。様々な面で、同社の技術が活躍する事になるだろう。

ただ、短期的には主力の航空機部材が不振となっている。新型コロナウイルスの影響で航空機需要が奮っていない為だ。そのため、本日11月02日に「減損損失の計上及び業績予想の修正に関するお知らせ」を発表している。前回発表の業績よりは回復したものの、米国航空機事業において減損を出してる為、所謂純利益は大きく減少となった。ただし、株価は新型コロナ以降の不振を織り込んだ水準にある事から、11月6日の決算とともにだされる通期の業績見通しで航空機分野以外の復調が見られた場合には悪材料出尽くしとなり一旦の反発も期待できるだろう。

さて、同社に関しては過去に金の四方山話で記載した通り、個人的な思惑もある。そのうち一角のワコムは本日ストップ高となっている事からも株価の動きには注目していただきたい。

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