仕手株情報の嘘と真実、投資顧問の嘘と真実 仕手株情報と投資顧問情報のまとめ

国策銘柄

国策銘柄とは、株の格言に「国策に売りなし」とあるように、国を挙げて実行される政策によって恩恵を受けるであろう銘柄について書いていきます。日本が国家予算を組んでその分野を成長発達させていくので、株価もそれらを織り込もうとする流れから急速に株価を上昇させる流れがあります。マイナンバーや国土強靭化、オリンピック開催やインバウンド関連、サイバーセキュリティーなど多くの関連する銘柄が株価を上げています。

【3687】フィックスターズ

(量子コンピューター関連銘柄)

量子コンピューター関連銘柄に注目が集まっているようだ。

従来のコンピューターの動作原理は「0」と「1」で構成されているが、量子コンピューターは「重ね合わせ」や「もつれ」など極微の世界で起こり得る物理現象を採用しているそうだ。

少し難しい話ではあるが、スーパーコンピューターが8億年掛かるとされる計算を僅か1秒で済ませてしまうのが量子コンピューター。世界を大きく変える可能性を秘めた分野としては、人工知能(AI)と親和性が高く、そして比肩する技術となる事が予想されている。

日米両政府は2019年5月に科学技術の担当閣僚による会合を約3年ぶりに開催しており、量子技術分野での連携強化を行う方針だ。この分野に関しては日本は少し出遅れているが、文部科学省が10年後の実用化に向けて2018年度から300億円を集中的に投じて開発を支援するなど、今後は更に開発競争が先鋭化する事が予想されている。

量子コンピューターの技術は大きく世界を変える可能性があるだけに、株式市場においても期待が集まりそうだ。注目はフィックスターズ。量子コンピューター世界初の商用化に成功したカナダ企業と協業体制を整えており、日本で量子コンピューター関連株の代名詞的な存在になる可能性がありそうだ。

 

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【3840】パス

(化粧品関連銘柄・バイオ関連銘柄)

5/23はパスが大きく上昇している。
同社は5/22取引終了後に同社子会社のマードゥレクスが、染色体の安定性を保つ働きがあるテロメアの関連製品(化粧品、健康食品)の開発・販売を手掛けるdefytime社と業務提携した事を発表した。

テロメアとは、DNAの分解や修復から染色体を保護し、染色体の安定性を保つ働きがある。テロメアは細胞が分裂する度に短縮してしまう為、テロメアが一定長より短くなると染色体の不安定化が起こり、結果として疾病や老化現象が現れるそうだ。

テロメア短縮で生じる疾病は、心臓血管疾患・癌・アルツハイマー・間接リウマチ・骨粗鬆症などが挙げられるし、ヒトの老化現象に大きく関わると考えられている。

defytime社はテロメア短縮による疾病とその解決策へ向けた研究・開発を行っており、老化を防ぐ化粧品の商品開発や健康食品の研究開発を行っている。未だテロメアに関しては全てが解明された訳ではないが、老化を防ぐ効果が期待出来るテロメア研究は大きな材料があれば期待は相当大きいのではないであろうか。

パスは今回の提携でdefytime社によるテロメラーゼ誘導活性化物質を配合した新商品の販売活動を支援する方針だ。引き続き注目したい。

 

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【3692】FFRI

(サイバーセキュリティ関連銘柄)

IOT時代が間もなく本格的にやって来る。あらゆるものがオンライン化される事で、懸念されるのはやはりウイルス感染やサイバー攻撃のリスクだろう。

2019年4月19日に日米両政府は外務防衛担当閣僚会合を開き、日本に対するサイバー攻撃に、米国による日本防衛義務を定めた日米安全保障条約第5条が適用される場合が有り得る事を、初めて確認した。

サイバー攻撃は国際間レベルでも年々増加しており、国家安全保障の面でも重要課題となっている。市場規模は2021年には世界で6兆ドル規模に膨らむと試算されており、この分野はマーケットの関心も非常に高い。

2019年8月に開始される「ASEAN地域フォーラム」の閣僚会議でサイバーセキュリティの具体措置を盛り込んだ提言を決定する見込みとなっており、サイバーセキュリティ関連銘柄は今年の夏に一気に注目を集める存在となりそうだ。

注目は【3692】FFRI、未知のウイルスを検知する技術に優れており、標的型攻撃に特化したセキュリティーを展開している企業だ。他にもサイバーセキュリティ関連株は夏に注目される前に先回りしておきたいテーマ株だ。

 

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【2471】エスプール

(人材派遣関連銘柄・働き方改革関連銘柄)

5/17はエスプールが大きく上昇、上場来高値を更新している。

同社は倉庫作業などの物流アウトソーシングやコールセンター派遣などの人材派遣業を主力に展開しているが、空前の人手不足を背景として、業績が大幅に増収しているようだ。

人手不足といえば、衣料品通販サイト「ゾゾタウン」を運営するZOZOが物流倉庫のアルバイト募集を行い、時給を大幅に上げて新たに2000名採用する事を発表して大きな話題を集めたが、それだけ人員の確保にはどの企業も苦労しているという事か。

その反面、5/13の日本自動車工業会ではトヨタ自動車の豊田章男社長が「終身雇用を守っていくのは難しい」と発言するなど、働き方や雇用の在り方が今後は大きく変化していく可能性もありそうだ。

エスプールは人材派遣を軸に、障がい者雇用創出を目的とした「わーくはぴねす農園」を新設したことを発表。業績も右肩上がりだし、雇用や新しい働き方改革において注目の銘柄と考えても良いだろう。このテーマは今後も株式市場の注目度も高い。引き続き注視していきたい。

 

【2432】ディー・エヌ・エー

(自動運転関連銘柄)

次世代通信規格5Gの商用サービス開始が始まると自ずと注目を集めるのが自動運転車に関連する銘柄だ。

米国の自動車技術者協会(SAE)は自動運転技術について、そのレベルを5段階に分けているが、特定条件下で人間が運転に関与しない「レベル4」、完全自動運転の「レベル5」が2021年以降に実用化される見通しとなっている。もう間もなく、自動運転の時代が本格的にやって来る事になりそうだ。

自動運転技術を巡る開発競争は過熱しており、米ステラは完全自動運転技術を活用したライドシェア市場への参入を発表、2020年にもサービス開始を計画している。また米グーグルやエヌビディアなども同分野へ積極的だ。

日本ではトヨタ自動車とソフトバンクグループが自動運転車とライドシェアの分野で提携し、子会社を設立するなど動きが活発化している。自動運転車関連のテーマ株は裾野が広いが、今後本格的な市場拡大が見込める分野として本命視して良いだろう。

注目はディー・エヌ・エー。同社はゲームのイメージが強いが、自動運転をゲームに代わる収益の柱として位置付けて研究開発を行っている企業だ。現在はヤマト運輸と共同で自動運転車両を使った配送実験などを行っている。

 

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【2402】アマナ

(ドローン関連銘柄)

2019年5月17日に日本政府は国家戦略特区諮問会議を首相官邸で開き、人工知能(AI)やビッグデータなどの先進技術を活用した都市「スーパーシティ構想」の実現へ向けた国家戦略特区改正案の概要を了承している。

その中にはドローンによる物流改革も盛り込まれており、ドローン関連株への注目度が再燃している。

ドローンは人手不足が社会問題化している農業の分野で、農薬や肥料をピンポイントな散布や、AIを活用した農作物の育成状況管理など、スマート農業へ向けた新技術が活発化している状況だ。農林水産省の資料では、ドローンの国内市場規模は2018年は800億円超、2024年には3711億円に拡大する見込みとなっている。

また日本は高度経済成長期に集中的に整備されたインフラの老朽化が進んでおり、例えば人が簡単に近づけない橋梁などの保守点検などにドローン技術が使われる事に期待が集まっている。国交省によると全国の道路橋のうち、約23%以上が建設後50年以上が経過しており、日本政府はインフラ整備に3年間で3兆円を投じる事を一部メディアで報じられている。

ドローン市場は未だ黎明期だが、市場規模的にも期待出来る分野と考えて良いだろう。

ドローン関連株の中でも面白そうなのが【2402】アマナだ。同社は広告写真の企画や撮影をメインに手掛けているが、インフラ保全活動や精密農業などの分野で活用が期待出来る撮影による調査「ビジュアルサーベイ」に特化したサービスを展開している。

インフラの老朽化問題に活用される技術は国策事業と言っても過言ではないだろう。ドローン関連銘柄には注目しておきたい。

 

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【8088】岩谷産業

(水素関連銘柄)

【7203】トヨタ自動車が中国自動車大手の北京汽車集団などと提携し、燃料電池車(FCV)用の部品供給を始める事を4/22に発表した事で、燃料電池や水素といったテーマ株に大きな注目が集まっている。

中国では大気汚染などの環境問題が懸念されており、その対策として、今年から自動車メーカーに一定比率のEVなど新エネルギー車の生産を義務付ける規制が導入されている。その為、現在急速に普及が拡大している電気自動車(EV)の他にも、水素と酸素を反応させる事で発電を行い走行するFCV車も注目されており、トヨタは中国企業と組む事で、巨大な市場での展開を狙っているようだ。

水素を利用するFCV車は、現時点では普及が遅れていて、水素ステーションなどのインフラ整備も間に合っていない印象だ。だが、2020年開催の東京五輪では観客輸送や競技施設の電力供給に水素を積極的に活用する予定となっている為、今後更に市場の関心も高まる事が予想されている。

水素関連銘柄として注目したいのは【8088】岩谷産業だ。

同社は産業用や家庭用のガスを取り扱う企業だが、水素事業にも大きく注力している。トヨタが中国市場で展開するFCV車のインフラが整い、普及が始まれば水素関連の本命株として大きく注目を集める事になるだろう。少し先物買い感は否めないが、チェックだけはしておきたい。

 

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