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話題のテーマ株

話題のテーマ株は、株価に影響するその時々の株式投資テーマに沿って、今が旬な投資セクターの記事を書いています。テーマ株は旬が過ぎた後も同セクター企業の材料等によって再度物色対象となる場合があるので、連想買いや思惑買いをして儲けを出すことも可能です。

話題のテーマ株の一覧

【8732】マネーパートナーズグループ

(フィンテック関連銘柄・仮想通貨関連銘柄・ビットコイン関連銘柄)

05/09(火)は一部の仮想通貨関連銘柄が集中して買われたようだ。ビットコインやリップルといった仮想通貨が急速に値上がりしていることが刺激になり、仮想通貨関連の銘柄にも思惑買いが拡がったのだろうか。

マネーパートナーズグループといえば仮想通貨・ビットコイン関連でも本命視される一角だ。同社はアメリカのビットコイン大手取引所「クラーケン」と業務提携に向けた協議を開始しており、出資もしている銘柄。

この先もビットコイン・リップル・イーサリアムなどの仮想通貨に対する投資が話題になれば、仮想通貨取引所と関連するマネーパートナーズグループにも思惑買いが拡がる可能性もありそうか。

再びビットコイン関連・仮想通貨関連銘柄というテーマ性に注目が集まるかもしれない。

【2160】ジーエヌアイグループ

(中国関連銘柄・バイオ関連銘柄)

ゴールデンウィークのなか日にあたる05/01(月)はケアサービスやナガオカなど中国での事業を手掛ける中国関連銘柄の動きが堅調だった。

中国関連銘柄への物色が続くならば、ジーエヌアイグループにも注目したい。ジーエヌアイグループはアジアに多い疾患をターゲットにした創薬バイオベンチャーで、中国に研究開発・製造の拠点をおく中国関連銘柄。中国の疾患といえば、PM2.5などがあるが、PM2.5による疾患の治療薬なども手掛ける。中国関連銘柄としては知名度もあるし、バイオベンチャーということで外部環境を受けにくい側面もあるので、地政学リスクの緊張感が抜けない現状だと物色されてもおかしくなさそうだ。

チャートをみてもここ最近で大きく調整しており下値支持線とみられる26週線に接近中。反発を狙うタイミングとしても面白そうだ。

【6239】ナガオカ

(中国関連銘柄)

04/27(水)は石油プラントを手掛けるナガオカがストップ高となった。

ナガオカの子会社である中国の那賀日造設備(大連)有限公司がスクリーン・インターナルを大口受注したと発表したことが買い材料視された格好だ。

スクリーン・インターナルとは石油精製、石油化学、肥料プラントの心臓部である反応塔内で原料の原油や天然ガスを変化させ、反応、抽出、分離を行う触媒をサポートする内部装置とのことだ。

受注金額は日本円にして7.46億円とのことで、この案件による17年6月期通期業績への影響は現行の業績予想に織り込み済みとのこと。それでもストップ高になってしまうのだから凄い。

最近は中国関連の材料で介護関連銘柄のケアサービスやロングライフホールディングが大きく株価をあげる場面をみせたが、ナガオカも中国関連銘柄というテーマ性によって物色されたのかもしれない。引き続き中国関連銘柄として継続して物色されるかどうか見ものだ。

【9380】東海運

(ロシア関連銘柄)

04/24(月)は川上塗料の急騰が目立った。04/28~04/30で安部首相がロシアを訪問する予定であることが刺激になっている格好のようだ。

川上塗料は各種塗料を手掛けており、ロシア向けの売上比率が高いことからロシア関連銘柄として注目される銘柄だ。また川上塗料はロシア関連のなかでも特に時価総額の規模が小さいので短期資金が入りやすく株価が動きやすいことから真っ先に株価が動いたのだろう。

川上塗料などロシア関連銘柄への物色が継続するならば、同じくロシア関連銘柄の一角として東海運にも注目だ。東海運はロシアへの国際輸送を強みとする企業。安部首相がロシア訪問で日露の経済協力について触れられれば、動意づく可能性もあるかもしれない。引き続き注目したい銘柄だ。

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【3979】 マクニカ・富士エレホールディングス

(ZMP関連銘柄)

04/18(火)はひさしぶりにZMP関連銘柄に注目が集まっていた。ZMPが公道走行データ取得支援サービス「RoboTest」のサービスを海外へ拡大すると発表したことが買い材料となり、ZMPへ出資しているFVC(フューチャーベンチャーキャピタル)に買いが集中していた模様。

ZMPといえば2016年12月に満を持して新規上場(IPO)を予定していたが、直前となって「顧客情報の流出」を理由に上場取りやめとなった銘柄だ。この一件で一気にイメージが悪くなってしまったため、関連銘柄が注目されるのは久しぶりだ。

もしZMP関連銘柄への物色が継続するようなら、FVCだけでなく同じくZMPに出資しているマクニカ・富士エレホールディングスにも注目。

FVCはZMP株を240万株保有しているようだが、マクニカ富士エレホールディングスも160万株とそこそこの枚数を保有。時価総額の規模から、FVCよりも値動きは重いと思うが人気が波及する可能性もありえるか?

【3979】うるる

(IPO銘柄・クラウドソーシング関連銘柄)

いまだ北朝鮮情勢による地政学リスクはさほど減退していないように思う。減退していないどころか、04/15、04/16で北朝鮮は軍事パレードは行うわ、ミサイルは発射するわ(失敗したらしいが)でやりたい放題にも見える。

地政学リスクの警戒感からか、積極的なトレードは控えられているようだが、そんな中で資金の逃げ場になっているのが直近IPO株のようだ。17日はうるるや力の源ホールディングス、ティーケーピー、オロといった直近の新規上場(IPO)株にリバウンド狙いの買いが入っていた。直近IPO株はここ最近で利確売り+リスクオフで売られていたところを狙われた格好か。

うるるは最近のIPO株のなかでも注目したい。同社はクラウドソーシング関連の事業を行う企業でテーマ性も面白く、ここ最近で大きく調整している。地合いが地合いなので、人気が長続きするかは微妙なところだが。

【6069】トレンダーズ

(片山晃関連銘柄)

04/11、04/12とトレンダーズに思惑的な買いが集中したようだ。
買い材料となったのは04/10に有名な個人投資家「片山晃」氏が大量保有報告書の提出により、同社株を11.38%保有する大株主であることが判明したことだ。

片山晃氏はバイト代65万円を7年半で25億円に増やしたことで知られる個人投資家だ。一部では究極の個人投資家ともいわれ、ファンの多い人物。この人は小型のグロース株を中長期スタンスで投資する戦略で資産を築き上げた人物なので、トレンダーズも期待視された格好と言えるか?!

確かにトレンダーズはSNSなど女性の口コミを活用するマーケティング会社で事業内容も、目新しくこれから成長していく企業とも思える銘柄かもしれない。

ただ、今は地政学リスクなどの高まりによって個別の材料株に評価が集中しやすい相場だし、短期資金の逃げ場になっているだけの可能性もある。急騰株だけに急落もあり得るので注意は必要だろう。

一応、トレンダーズは片山銘柄として今後も引き続き注目したい。

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